CASE
株式会社ロック・フィールド
惣菜業界大手のロック・フィールド様では、サラダ中心の「RF1(アール・エフ・ワン)」・素材と製法にこだわった「神戸コロッケ」・野菜のジュースとスープが中心の「VEGETERIA(ベジテリア)」など、さまざまなスタイルの惣菜店を全国に320店舗以上展開。アルバイト・パートスタッフは20~50代と幅広い年代が在籍しており、その多くは「学生」が占めている。少ない店舗で10名、多い店舗では50名程のスタッフが在籍し、年間1000名を大きく上回る人材確保が必要なため、1年を通してアルバイト・パートスタッフの採用を積極的に行っています。
「掲載してもなかなか応募が来ない」「採用できても数名。費用はかさむ一方。」という悩みを抱えているのは、中小企業に限らず大手企業も同じこと。
ロック・フィールド様でも年々深刻化する「採用人数の減少」とそれに伴う「応募単価・採用単価の高騰」に悩まれていました。
年間の採用費用が決まっている中で、弊社がお手伝いしている西日本エリア(東海・甲信越・関西・中四国・九州)100店舗以上の各店舗に十分な人員を採用していくにはどうすれば良いか、ということを模索していました。
まず行ったのが、過去の実績の中でも最も費用対効果の良い「枠得アドバンス」を使った、応募の母集団形成。応募の約半数が「10代」というデータをもとに、若者がアルバイトを決める際に重要視されがちな“3つの要素”を盛り込んだ原稿を作成しました。
【重要視される項目とその理由】
●時給…短時間で効率的に稼ぎたいから。
●勤務地…家から遠いと通うのがツライ。帰りも大変そう。
●仕事内容…やりたくない仕事だと続かない。
次に、ターゲットに合わせて固定パターンを作成。同案件で2枠掲載し、ABテストを実施しました。「キャッチコピー」や「検索軸」を変えた原稿を掲載し効果レポートで統計を取り、主婦(夫)向け・学生向けなどターゲット毎で一番効果の良かったキャッチコピーなどを残していき原稿の最適化を行いました。
それと並行し、緊急度の高い店舗や必要人員が多い店舗に対しては、募集強化としてタウンワークやフロム・エーナビを使用。
過去に掲載したタウンワークやフロム・エーナビの効果をレポートでストックしていき、エリア・ブランド・媒体毎に応募効果を分けて測定。過去に掲載した出し方やPV数などを見てエリアやブランド毎に最適な媒体をご提案できる体制を整えました。
年間で3000人の応募を集めることができ、「有効応募数」は昨対比“117%”・「採用人数」は昨対比“104%”と、どちらも前年を上回る結果に。同時に利用していた他媒体と比べても応募単価を低くすることもでき、さらなる「コスト最適化」を今後も課題として、お客様と二人三脚で採用活動を続けていきます。
月次でのきめ細かい振り返りから、当社に沿った提案をいただき、お互いに状況を確認しつつ進められた結果が数字に表れたと思っています。今後、より一層厳しい市場が予想されますが、今回の結果を継続できるよう、お互いに本音を伝えられる関係を保っていければと思っています。
1972年に創業し、惣菜業界でトップを走り続ける「株式会社ロック・フィールド」。6つのブランドを展開し、北は東北・南は九州まで全国各地で店舗を拡大。海外への店舗展開も行うなど、世界にも“新しいサラダ文化”を提案し続けています。