CASE
ワールドプランニング株式会社
設立から30年を迎えるワールドプランニング株式会社様は、東大阪市・門真市エリアで人材派遣業を展開するほか、不動産業や製造業を手掛ける企業です。東大阪と埼玉に営業所があり、トラコムでは両拠点の人材採用をサポートしています。
今回お話を伺ったのは、東大阪エリアの人材派遣事業の担当者様です。現在はIndeed PLUSを運用いただいていますが、それ以前のタウンワーク利用時からのお付き合いで、弊社営業の芳井は3年ほど担当を継続しています。インタビュー中は2人の息の合ったやりとりから、信頼関係の深さが感じられました。
今回の事例では、地域密着型の派遣会社であるワールドプランニング様が、競合多数のエリアにおいて地域企業に選ばれ続ける理由と、採用手法が多様化するなかで重要な広告の費用対効果の最適化について深掘りします。さらに、貴重な1応募を取りこぼさずに活かすための仕組み作りについてもお話を伺いました。
ワールドプランニング様が拠点を構える東大阪市は、製造業が活発なエリア。昔ながらの町工場が多く、いわば製造系派遣業の激戦区です。
掲載課金型の求人メディアであったタウンワーク (※) の運用で課題だったのが、応募単価の高騰でした。エリア内で求職者の取り合い状態になり、広告の費用対効果が年々低下していました。
また、運用上の課題として根付いていたのが、担当者の業務負荷です。多くの人材派遣会社は、応募者対応、登録面談、取引先とのやりとりなどの業務を分業で行っています。一方、ワールドプランニング様では「一気通貫」の対応を徹底。新規開拓から登録者の入社までのフローを営業担当が実施していました。
この一気通貫スタイルが安心感につながり、地域企業から派遣会社として選ばれる大きな理由となっていました。しかし、担当業務が多岐にわたるため、当時は「応募者の取りこぼし」という懸念があったのです。
(※)2025年3月24日発行号をもって、タウンワークのフリーペーパー版は休刊しています。
前述の課題に対して、トラコムから提案したのが以下の2つです。
それぞれの具体的な提案内容についてご説明します。
タウンワークの費用対効果低下という課題に対して芳井が提案したのが、Indeed PLUS(※)の運用です。「1クリックに対して費用が発生する」という特性を活かし、まずは露出する求人の幅を広げる方向性で広告を打ち出しました。
具体的には、1つの募集案件を日勤・夜勤といった時間帯に分けて原稿を作成。同じ求人で、日勤・夜勤を同時募集するよりも、日勤で働きたいターゲットまたは夜勤で働きたいターゲットにあわせた切り口の原稿を用意し、露出を拡大しました。
タウンワーク(掲載課金型)とは異なり、クリック課金型であるIndeed PLUSは求人原稿の数によって掲載料金に変動はないため、その特性を活かした運用方法となります。
(※)Indeed PLUS利用の際には、Indeedの利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。
芳井が次なるステップとして打診したのが、応募者対応の自動化(RPA)ツール「HRコボット for 応募対応」の導入です。
ワールドプランニング様としては、応募者管理システムを使用するのは今回が初めてだったため「費用に対して成果が得られるのか」「機能を使いこなせるのか」などの懸念がありました。
そこで、弊社からは人材派遣会社向けの応募者管理システムのなかでは比較的機能がシンプルで扱いやすく、単月契約で試せるHRコボット for 応募対応を提案しました。
応募者情報が自動的にデータ化され、即時にSMSやメールによるアプローチ、日程調整まで一貫できるHRコボット for 応募対応であれば、ワールドプランニング様の課題を改善できるという確信がありました。
ディップ株式会社が提供する応募者対応の自動化ツールで、主要な求人サイトからの応募を一元管理、24時間・年中無休での自動対応が可能です。チャットボットによる面接日時の自動調整やWEB面談機能を搭載しており、 同ツール上で手軽に面談を実施できます。
さらに、応募数や面談確定数、辞退数などのデータを可視化できるため、進捗管理や数値改善にも活用されています。
HRコボット for 応募対応の導入前、ワールドプランニング様では、以下のフローで応募者対応を行っていました。
●導入前の応募者対応フロー
応募が入る → Excelに応募者情報を記載 → 電話面談 → SMSへURLを送付 (1応募当たり2~3分程度)
芳井は担当者様とともに約1ヶ月かけて、上記の工程をすべて自動化できる運用フローの設計に取り組みました。具体的には、応募対応の実務内容に合わせて以下の設定を行っています。
このように、実務に最適化させたフローを提案し、導入開始に至りました。
Indeed PLUSの運用開始→HRコボット for 応募対応の導入という2段階で広告運用にテコ入れをした結果、応募単価・採用単価や応募者との未接続率などの数値に変化が見られました。
ターゲットの属性に合わせて求人原稿を細分化し、配信の無駄を省くことで、効率的な予算運用と応募・採用数の増加を両立させました。
タウンワーク運用時と比較して、Indeed PLUSでは、応募単価は30%、採用単価は20%の大幅な削減に成功。無駄のないピンポイントな配信を徹底したことで、年間の求人掲載費用も20〜30%ほど削減されています。
HRコボット for 応募対応の導入によって、応募者との未接続率が13ポイント改善されました。前述の応募者対応フローが全自動化されただけでなく、連絡がつながらない応募者への追いかけにかかる手間も削減できました。
24時間・年中無休で自動化・即時での対応ができるため、連絡がつながる・つながらないにかかわらず、応募者の対応状況をリアルタイムで把握でき、その結果として接続率が向上しています。
芳井さんの提案は、プランの内容や改善点が分かりやすく、何よりレスポンスが早いことが助かっています。
Indeed PLUSの運用への切り替えや、応募者対応の自動化など、自社が抱える課題についても的確なアドバイスを提供してくれるので、いつも安心してお任せできます。単なる求人代理店ではなく、ノウハウの提供や伴走力といった付加価値を感じています。
また、芳井さんが助言してくれたHRコボット for 応募対応は、今やなくてはならない存在。求人媒体別の応募者数が把握できたり、取りこぼしを防いだりと、応募者対応の心強い相棒として役立っています。
24時間稼働できるので、応募者対応専任のスタッフを採用する人件費と比較してかなり費用対効果が高いです。
●芳井からのコメント
「担当者様との二人三脚でIndeed PLUSを運用しています。私からは原稿作成や運用のノウハウをご提供する一方で、現場でないとわからない感覚的な部分は担当者様におまかせすることもあります。今後も、ワールドプランニング様にとってベストな形での運用をご提案できればと思っています。」
Indeed PLUSの効果的な活用とHRコボット for 応募対応の導入によって、競合が多い東大阪エリアでも多くの企業・求職者から信頼を寄せられるワールドプランニング様。一気通貫対応の理念はそのままに、より効率的な手法へとアップデートしたことで、安定的な運用を叶えています。トラコムでは、今後とも応募者からも企業からも選ばれる採用活動を支えていけるよう尽力してまいります。
(※)各社のサービス名、およびロゴマークは関係各社の商標または登録商標です。
大阪・埼玉に拠点を持ち、人材派遣・不動産・製造事業を展開。東大阪エリアの工場・軽作業系の人材派遣に加え、ハーネスの加工や組み立てを行う自社工場でも募集を行っています。東大阪市・門真市を中心に地域に根差した派遣を強みとし、地域採用の活性化に貢献する企業です。