CASE
株式会社安楽亭
創業60年以上の歴史を誇る株式会社安楽亭様は、焼肉を中心に各種飲食店のチェーン経営を行っています。全国142店舗を展開し、さらにグループ会社を含めると305店舗を運営する外食産業の老舗企業です。ランチからディナーまで幅広く楽しめるメニューを取り揃え、 地域に根ざした店舗づくりを大切にしながら成長を続けています。
安楽亭様では、各店舗の店長やマネージャーが主体的に採用を担い、本社が求人媒体の選定や情報整理を行うことで、現場と本部が一体となった採用体制を築いてきました。また、グループ内の他ブランド店舗との比較検証を通じて、より効果的な手法を取り入れるなど、独自の工夫を重ねながら効率的な採用活動を常に模索されています。
そんな現場主体の採用体制を大切にしながら、長期的な人材育成や従業員エンゲージメントにも注力を続けている安楽亭様。
アルバイトへのサポート体制づくりや従業員満足度を高める仕組みづくりに取り組んでおり、その成果として、毎年新卒社員の半数近くはアルバイト経験者が入社しています。
応募者対応を店長に信頼して任せる体制も特徴的です。店長の研修カリキュラムには「採用」や「アルバイト評価」が組み込まれており、現場主導で人材確保が進む仕組みを構築。店長の負担となる部分もありますが、“どうすれば店長が働きやすいか?” を地区のマネージャーがサポートすることで、店長が自主性を持って動ける体制を実現しています。
そうした中で、安楽亭様の今後の成長を大きく左右する課題となっているのが、ランチタイムを支える人材の確保です。特に一部エリアでは採用が難航しており、加えて長年活用してきた求人媒体の終売も決定。結果として、【ランチタイム人材の確保】と【新たな媒体の模索】という複数の課題を同時に解決することが求められる状況に直面していました。
本記事では、複数拠点の応募数確保に向けた新たな媒体活用と求人原稿の工夫、そして成果に至るまでのプロセスをご紹介します。
お話を伺ったのは、株式会社安楽亭の採用担当者様、そして提案から運用設計・改善まで伴走した弊社営業担当の白堀と栗原です。
安楽亭様が直面していた大きな課題は、「一定の応募単価を維持しながら安定的に応募を集めること」でした。特に強化したいと考えているのが、売上の柱であるランチタイムに働ける主婦層の採用です。
ところが、首都圏など一部のエリアでは、ターゲットである主婦層からの応募獲得が難しく採用難が続いていました。
さらに、 2025年3月末をもって、安楽亭様が長年活用してきた求人媒体「タウンワーク枠得プラン」の終売が決定。応募単価を抑えつつ、ターゲットからの応募を獲得できる新たな求人媒体の検討が急務となりました。
そんな状況の中、長年粘り強く提案を続けていた白堀のアイデアが、ついに採用の突破口となるのです。
白堀が提案したのは新規媒体「ギガバイト」でした。応募課金型で、希望の応募単価を設定して運用できるギガバイトは、従来の枠得と同水準のコスト感で母集団形成に挑戦できる仕組みとなっています。
2024年9月、まずは1店舗1原稿からギガバイトの運用をスタートさせました。しかし期待した結果が出なかったことから、採用担当者様と白堀は緊急会議を実施。ターゲットや地域、時間帯にあわせて「1店舗を複数原稿で展開する戦略」へ切り替えることを決めました。
ここで実際に行った工夫は以下の通りです。
●キャッチコピーへのメリット追加
週1日OK・扶養内勤務OK・土日祝は時給UP など、各ターゲットに響くメリットを盛り込み、求人一覧画面に表示されるよう調整。クリック率・応募率を効率的に高める狙い。
●職種カテゴリを原稿ごとに変更
ホール、レストランなど職種検索カテゴリを分けることで、検索結果画面で被らないように設定。飲食業で働きたい求職者に幅広くヒットさせる仕組みを取り入れた。
この方法は、ギガバイトが原稿本数に限らず一定の予算(応募単価)で運用できる「応募課金型」の料金形態という強みを活かした戦略でもあります。
この柔軟な発想転換が、後の成功の基盤となります。
続く2025年3月には、新たな一手として「Indeed PLUS」の運用をスタートしました。白堀はギガバイトで培った運用ノウハウを応用し、Indeed PLUSでもターゲット別・時間帯別に原稿を細分化。よりターゲットを意識した精度の高い運用を行ったことで主婦層を含めた幅広い人材からの応募獲得につながり、採用現場に大きな成果と安心感をもたらしました。
▼(例)求人原稿の細分化として使用する画像も変更しています。

そして2025年4月、繁忙期を目前に控えたタイミングで栗原が担当を引き継ぎます。春先の応募数最大化という大きなミッションのもと、栗原は運用改善を重ね、白堀が築いた仕組みをさらに前進させました。
2人はリレーのようにバトンをつなぎながら、安楽亭様の採用活動を力強く支え続けたのです。
ギガバイトの運用改善から半年後、応募数は当初の3倍以上に伸長。特に高校生からの応募が多く集まり、土日のランチタイム要員として現場ニーズに直結する成果を得ることができました。
一方、Indeed PLUSでも初月から500件近くの応募を獲得。主婦層だけでなく全属性の応募数底上げを実現しました。
ギガバイトとIndeed PLUSを組み合わせることで、若手から主婦層まで幅広い人材を網羅し、採用の母集団形成に成功することができました。
採用担当者様は「こんなに応募が来るとは!という良い意味での驚きがあった」と評価してくださっています。
■白堀について
何年も前から熱心に提案してくれており、 今回ついにお取引が始まりました。その努力と熱意に応えたいと思っています。枠得が終売となり先行きが不透明だった中で、迷わず提案をくれて本当に感謝しています。
■栗原について
引き継ぎ直後から、春先の重要な時期にしっかりとサポートしてくれました。難しい部分も多いはずですが、前向きに伴走してくれる姿勢が心強いです。レスポンスを返せない時も、意図を汲み取って現場のわがままを聞いてくれる柔軟さがあり、とても助かっています。一定の応募単価で安定した応募を集めることを目標に、これからも私たちと共に歩んでいただきたいです。
ギガバイトとIndeed PLUSを駆使し、課題だったランチタイム人材の採用や応募単価の維持に成果を上げられた安楽亭様。営業担当2名が力を合わせて取り組んだことで、安定した採用母集団形成ができる力強い体制へと進化しました。
安楽亭様からは「今後も一定の応募単価で安定的に応募を確保していきたい」というお声をいただいています。その期待に応えるべく、トラコムはこれまで培った媒体運用の知見と原稿改善のノウハウをさらに磨き、採用の安定と成功を支援してまいります。
現場と同じ目線で走り続ける“伴走者”として――。これからもトラコムは安楽亭様の採用成功に寄り添い続けます。
埼玉県で創業し60年以上の歴史を誇る焼肉チェーン「株式会社安楽亭」。現在は全国142店舗を直営展開し、さらにグループ会社を含めると全国で305店舗を運営しています。長きにわたり「安心・安全でおいしい焼肉」を提供し続け、ファミリー層から学生、シニア世代まで、幅広いお客様に親しまれてきました。焼肉業態を中心にしながらも、ステーキやハンバーグなどの多彩な飲食ブランドを展開しており、外食産業の中でも安定的な地位を築いています。同社が大切にしているのは、地域に根ざした店舗運営と世代を超えて楽しめるサービス。長年培ってきた信頼と品質管理へのこだわりが、多くのお客様に選ばれる理由です。 採用活動においては、店舗ごとのニーズに合わせた柔軟な仕組みを整備。アルバイト・パート採用では、店長やマネージャーが主体となり、本社の採用担当が求人媒体の選定をサポートしています。現場が求める人材像をいち早く把握し、それを本社が戦略に落とし込むことで、両者が連携しながら最適な採用活動を実現。現場とバックオフィスが一体となって人材確保に取り組む姿勢は、安楽亭様ならではの強みとなっています。