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ドライバー採用にはどれがおすすめ?転職サイト、エージェントなど採用手法を解説【物流会社向け】

N.SHIRAHORI

ドライバー採用にはどれがおすすめ?転職サイト、エージェントなど採用手法を解説【物流会社向け】

ドライバーの採用を検討されている企業の人事担当者様。さまざまある採用手法の中から、どの方法がより効果が出るのか?とお考えではないですか。
今回は、ドライバー募集でおすすめの媒体と求人広告の特徴、それぞれのメリット・デメリット、効果的に採用活動を行うポイントについてご紹介します。

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ドライバー採用・人材募集は難しい?採用市場の現状

ドライバーの有効求人倍率

2021年2月時点での全職種の有効求人倍率は1.09倍。しかし、ドライバー職(自動車運転の職業)の有効求人倍率は2.96倍と、高い数値となっています。
このことから、ドライバーは他の職種よりも採用が難しい職種であるということが言えます。
(出典:一般職業紹介状況(令和3年2月分)について/厚生労働省

求人広告などで募集したら応募が集まるという時代ではなくなりました。
特にドライバーのように有効求人倍率が高いなど採用が難しい募集の場合、応募を獲得するためのさまざまな工夫が必要です。
そのうちの1つとして、採用手法の工夫が挙げられます。

ドライバーのイメージと離職理由

株式会社リクルートの調査によると、ドライバーに対するイメージは

・「雇用不安が少ない業界だ」(19.8%)
・「人から感謝される仕事だ」(12.3%)

といったポジティブなものが目立つ一方、

・「体力的にきつい仕事が多い」(27%)
・「給与水準が低め」(14.5%)

といったマイナスなものも挙がっています。

また、ドライバーの離職の理由については、待遇面が全体の50%以上を占めており、その他には、仕事量が多い、体力的にきつい、勤務時間が長いといった労働条件が目立ちます。
ドライバー募集の際は、このようなマイナスのイメージや、離職の原因となるものを払拭できる求人内容にすることが大事です。

参照:株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター/[業界別レポート]働く人と職場/業界イメージレポート 2019(ドライバー編)

ドライバー募集で必要な待遇とは

人によって転職理由はさまざまですが、給与や有給休暇取得のしやすさ、寮や住宅手当、その他にも家族手当や運転手当といった福利厚生がどこまで充実しているのかも、求職者から選ばれるポイントになります。

ドライバーの平均給与

数ある求人の中から、求職者が就職先・転職先を選ぶ基準の1つが給与になります。
厚生労働省の令和2年賃金構造基本統計調査によると、「運輸業、郵便業」の平均賃金は月額28.5万円。
年収平均は342万円(賞与別)となっており、これがドライバー募集の際の給与の目安となります。

参照:厚生労働省/令和2年賃金構造基本統計調査

ドライバーの平均休暇日数

厚生労働省の令和2年就労条件総合調査によると、「運輸業、郵便業」の年次有給休暇は1人平均付与日数が17.7日。
年次有給休暇の平均取得日数は10.0日となっており、募集時にはこのあたりを気にするドライバーもいることが想定できます。

参照:厚生労働省/令和2年就労条件総合調査

上記のように、同エリアの競合他社の待遇・募集条件の相場を知り、自社の打ち出すポイントを探しましょう。
弊社では給与相場などの市場調査も承っています。お気軽にお問合せください。

ドライバーの採用単価の相場と採用コストを抑えるコツ

次に、ドライバーの1人あたりの採用単価と採用コストを抑えるコツについてまとめていきます。

ドライバーの採用単価の相場

ドライバーの採用単価の相場は、1人あたり30万円前後と言われています。
※この採用単価は、企業の採用ホームページや求人広告、人材紹介や従業員の紹介などさまざまな方法で採用した場合の平均金額です。

ドライバーの採用コストを抑えるコツ

ハローワークや自社サイト、Indeed(インディード)など、無料で掲載・求人募集できる手法も増えています。
数年に1度の求人募集ではなく、慢性的な人手不足で常時募集している場合や、人員の入れ替わりが多く年間通して採用にお金をかけている場合などは、そのような無料の手法も利用する、自社サイトを活用してコストを抑えて採用活動するのもおすすめです。
しかし、無料のもので思うように採用ができれば良いですが、それぞれにメリット・デメリットがあり、うまく運用できずに結局採用できないままといったことも考えられます。

また、有料の求人広告媒体に掲載する場合でも、媒体選びや使い方など、それぞれの特徴を踏まえて効果的に運用することで、採用コストを一気に抑えられるケースもあります。
少人数の採用の場合は無料の手法で、長期で採用が必要な場合は自社サイトや求人広告媒体に力を入れるなど、手法を使い分けることをおすすめします。

ドライバー採用におすすめの媒体5つと求人広告の特徴

  • 自社の採用サイトの作成・SNSを使った集客
  • 仕事説明会の実施
  • 人材紹介(エージェント)の利用
  • ドライバー特化型募集サイトでの募集
  • 求人広告媒体(転職サイト、求人検索エンジン)への掲載

さまざまな物流会社様のお話を伺いますが、5つの手法をメインに採用活動を行われているように思います。それぞれの手法のメリット、デメリット、採用を行う際のポイントをまとめてみます。

自社採用サイト、SNS活用のメリット・デメリット

メリット

すでに採用サイトをお持ちの場合は、特に予算をかけずに応募を獲得・採用につなげることができます。SNSなどもアカウントを利用すること自体は無料です。企業のFacebookページやGoogleマイビジネスでは、求人情報を載せられる項目もあるため、活用することがおすすめです。

デメリット

ただサイトを公開しているだけでは、ネット上に貼り紙を貼っているようなもの。すでに会社名が求職者から認知されている場合は良いですが、そうでない場合はサイトへ流入させるために情報を発信しなくてはなりません。SNSでURLを拡散したり、リスティング広告・ディスプレイ広告などを使い、ターゲットへ広告を表示させる必要はあるでしょう。

デメリットの解決策

解決策として、SNSやweb広告を使い求職者に届けることがおすすめです。弊社では自社サイトへの流入を促す集客支援を行っております。求職者の目線を踏まえた導線を考え、集客を行っています。詳しくはこちらの記事でもご紹介しております。

求人広告代理店が運用するリスティング広告のメリット

仕事説明会のメリット・デメリット

メリット

文面だけでは伝わりきらない職場の雰囲気や、仕事内容を伝えられます。仕事説明会ではリアリティのある内容を伝えることを意識しましょう。その上で選考へ進んでくれる人は、納得感を持って入社してくれ、早期離職にもつながりにくくなります。

デメリット

休職期間を持たずに次の職場に参加したい人にとっては、有給が取得しにくいといった理由から、時間の確保が難しく参加しにくい場合も。現職のドライバーも休日の可能性が高い日曜に開催するなど、時間の設定が重要です。

また、自社採用・SNSでのデメリット同様に、仕事説明会への集客が難しく断念されてしまうケースも多々見られます。

デメリットの解決策

解決策として、転職サイトや求人検索サイトへ掲載する広告を使って、集客を行う方法がございます。特にIndeedを使って告知を行うことで、多くの集客につながった事例がございます。

職種は異なりますが、どのような方法で実践したかこちらの記事で詳しくご紹介しております。ぜひご覧ください。

新たな手法は『Indeed(インディード)×説明会』?Indeedで応募を増やす方法

エージェント(人材紹介)のメリット・デメリット

メリット

入社が決まるまで、基本的にはコストは発生しません。また経験者・資格保有者といった一定のレベルやスキルを求める場合、効率的に採用を進められます。

デメリット

デメリットとして大きいのは、コストが高いことです。一般的に人材紹介の場合、入社した方の年収の30%が必要と言われています。未経験者を採用したい場合や、入社した方がすぐに辞めてしまった場合には必要以上にコストがかかってしまうことにもなりかねません。

ドライバー特化型募集サイトでの募集

転職サイトの中には、ドライバーに特化した募集サイトも存在しています。仕事を探すドライバーが会員登録し、ドライバーを採用したい運送会社とマッチングできる特化型サイトもございます。

メリット

職種特化型のサイトを使うことで、即戦力のドライバーが見つかりやすい点は大きなメリットです。基本的には仕事を探す時点で、なにかしらドライバーの仕事に興味を持った人が来るので、他の採用手法に比べて候補者を絞り込む手間は省けます。

デメリット

またその反面、採用競合になる会社も同じようなドライバーを募集している企業です。優秀だったり、すぐに動けるような好条件のドライバーは競合の会社とも争奪戦となります。よほどの条件の良さや魅力が伝わらないと、貴社の求人に応募してもらうことは難しくなるかもしれません。

転職サイト、求人検索エンジンのメリット・デメリット

メリット

会員登録せずとも応募できるサイトも多いため、情報を届けられる対象者(求職者)は多くなります。現在トラック等のドライバーをされている人は、現場で働きながら、休憩時間等に形態を使って仕事を探す傾向があります。そんな方々にとって、転職サイトや求人検索エンジンでの情報は気軽にアクセスしやすいといえます。無料で掲載できるサイトもあるため、まず始めてみるのにおすすめの手法です。

デメリット

転職サイトの場合は主に掲載課金型で、掲載するタイミングで費用が発生します。求人検索エンジンの場合はクリック課金型で、掲載中に求職者からクリックされたタイミングで費用が発生します。採用できたできなかったにかかわらず費用は発生しますが、反対に1掲載で何名を採用すると、1人当たりの採用単価は抑えられます。

おすすめの転職求人サイト

Indeed(インディード)やはたらいくタウンワークといったサイトで、応募・採用につながった事例が多数ございます。

中でもIndeedの場合、予算の中で複数の原稿を掲載することも可能です。ルートや勤務時間帯、運転する車の大きさ(大型車、中型車など)といった条件が細かく異なり、「ターゲットに合わせて原稿を変えたいけど、予算が決まっているんだよね…」という企業様も多いですよね。予算内で原稿ごとにターゲットや条件を設定して掲載できるため、コストを抑えて効率的な採用が行いやすいのです。

御社の募集と近い事例をご紹介することも可能です。ご興味をお持ちの方はこちらから、お気軽にお問い合わせください。

採用の効果を上げるドライバー募集の流れ

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求める人物像を定める

まずは採用ターゲットを決めます。 採用ターゲットによって仕事探しで気にするポイントや求人広告で訴求したい内容は変わってきます。
「30代の男性、未経験でもOK」といったざっくりとしたものではなく、「今の仕事は残業や休日出勤が多いので、給料は今よりも落とさず、休日がしっかりと取れる企業で働きたいと思っている家族持ちのお父さん」というように、具体的に決めると、その後の媒体選定や原稿作成もスムーズに行うことができます。

会社や仕事の魅力の洗い出し

採用ターゲットが決まったら、その採用ターゲットにささる会社や仕事の魅力を整理しましょう。 上記のような方がターゲットであれば、気にするであろう「給与」「休日」「企業の安定性」を原稿内に盛り込みましょう。
「自社の魅力がわからない」そんな場合は、現在働いている方が、会社や仕事のどんなところに魅力を感じているのかをヒアリングしてみることをおすすめします。
現場で活躍する方が思う会社や仕事の良さがどんどん出てくると思います!

複数の媒体・採用手法を試す

近年、採用手法は多岐にわたり、正直どれがいいか分からない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
上記のように求人原稿の内容を改善することで、採用ターゲットに自社の魅力を伝え、応募数アップが期待できますが、さまざまな求人広告媒体・採用手法を試すことで、自社に合った採用活動の方法を見つけることにつながります。

求人広告掲載のプロの知見を使う

媒体や採用手法ごとに、利用するユーザー層や効果を上げる運用方法は異なります。
そんな数多くの手法を自社運用で完結しようとすると、かなりの時間と労力を割くことになるでしょう。
効率的に採用の効果を上げるには、媒体の特性や求職者の思考、効果的な原稿の作り方など採用に関して熟知しているプロに相談することをおすすめします。

求人掲載時に注意!ドライバー募集時の求人票の書き方

ドライバー未経験者向け

未経験者の場合、働くイメージを具体的に持てていない方もいらっしゃいます。お客様先はどこか、1日にどんな流れで動くのか、1人前になるまでにかかる時間、研修ではどのように教えてもらえるのか、本当に未経験の自分でもできるのかといった部分を詳しく紹介していきましょう。

特に、本当に自分でもできるのか?と不安に思う方は多くいらっしゃいます。「前職は販売職で、未経験入社した〇〇さんの声」といった形で、インタビュー内容を入れることもおすすめです。

ドライバー経験者向け

経験者の場合は、別の環境でドライバーとしての業務をしたことがあり、比較対象を持っています。職場の環境、人間関係、働き方、条件など、今(以前)の職場と比べてよりよくなるか細かく比較しています。何をどのように記載すべきかが重要です。

こちらの記事でもより詳しくご紹介しています。

ドライバーの採用・求人広告掲載はトラコムにお任せください

ドライバーの採用において、さまざまな手法と効果を上げるポイントをご紹介しました。それぞれメリットやデメリットがあるため、それぞれの方法を適材適所で用いて、採用を進めていくことが大切です。

弊社では、「御社の今の状況に、どの採用手法があっているか」「今やっている採用活動や、周りと比べて費用対効果がいいのか悪いのか」など、客観的な視点でお伝えすることも可能です。
ドライバー採用でお悩みの企業様は、お悩みのお気軽にお問い合わせください。

こちらの資料もおすすめ|人手不足への対応に関するアンケート調査

年々人手不足感は加速し、採用手法は多様化する昨今。「自社にはどんな採用手法があっているのだろう…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで弊社では、人材不足を感じている企業を対象にアンケート調査を実施。
各企業が感じている課題や、どのような採用活動を行っているか、最も効果的だと感じた採用手法などを資料にまとめています。運送・物流業界の方にも回答いただいていますので、今後の採用活動のヒントとしてご活用ください。

人手不足への対応に関するアンケート調査レポート【資料ダウンロード可能】

この記事を書いた人

N.SHIRAHORI

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2017年に新卒入社し、大阪支社に配属
入社後は京阪エリアの物流企業様中心に担当
2019年社内下期表彰受賞
2020年4月千葉支社へ異動、ユニットリーダーに就任
2020年リクルートクラストップ、リクルート通期MVP、社内通期MVP受賞
現在は物流企業様や派遣会社様中心に担当
2022年4月東京本社へ異動

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