トラコム社員がお届け!
平成28年5月に有効求人倍率が1.36倍まで上がり、ますます採用難が続きドライバーの確保に苦戦されている企業様も多いのではないかと思います。
このコンテンツではタウンワークやはたらいくなどの公募メディアを使って採用する上で、求職者が考えていること、求めていることを改めて共有いただき、採用成功の一翼を担えれば思います。
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冒頭でも記載させていただきました有効求人倍率。全体的にも年々上昇傾向にある中で、“ドライバー”に職種を絞ると、なんと2.33倍(平成28年1月)と非常に高い数値となっております。
他の業種と比べても採用が難しい背景の一つに、若年層の就業者の確保が難しいことが挙げられます。その要因としては若年層の車離れや、免許制度の改正による応募資格の問題、仕事内容・就業時間などがネックになるケースが多いようです。しかも40代から50代の中年層の割合が全業種で34%に対し、道路貨物運送業では44%を超える結果となり、より若年層の採用は急務の課題とも言えます。
採用におけるもう一つの背景に“家族からの反対”ということが挙げられます。就業者の安全を守る為に、様々な設備を導入している企業様が殆どのではありますが、そのことが求職者の家族にはまだ認知していないのが現状です。
このような背景を踏まえた上で、明確にしたいこととして、具体的なターゲット設定が重要となります。未経験、経験者、若年層、中年層など様々な属性の求職者がいる中で、御社が求める人物はどの属性なのか。まずそこを見極める必要があると思います。
ここでは私が担当させていただきましたお客様で効果のあった事例をご紹介したいと思います。
まずターゲットですが、どんな人が良いのかを明確にします。20代~30代の若年層でも仕事の考え方は人それぞれなので、属性×思考をまず具体的にします。例えば、20代独身のプライベートの時間が欲しい人。30代既婚者で家族の為にもしっかり稼ぎたい人。など。ターゲットが具体的になれば、そのターゲットが求めていることをピンポイントに原稿に書き起こすことで、応募の数と質を向上させることができるんです。前置きが長くなりましたが、早速事例の紹介に移りたいと思います。
今回紹介させていただくお客様の募集背景は業務拡大による増員募集でした。その上でターゲットが若年層(長期キャリア形成の為)とのことでした。ターゲットの設定をする上で属性は決まったので、思考をどうするか。ここで勤務時間が深夜から早朝までの募集でしたので、ターゲットを“20代独身で運転が好きな男性”を設定しました。
なぜ「運転好きをターゲット」にしたのかと言いますと、
・深夜の時間はしんどい。ではなく、交通量も少なくストレスの少ない運転ができること。
・特別な経験や知識は無くても免許さえあればできる仕事。
このコンセプトを原稿に盛り込みリアルに伝えたことで、お客様の採用充足へ結びつけることができました。
今回は採用という課題をテーマにさせていただきました。しかしながら、従業員の定着など他にも課題は山積みかと思います。
そんな中でも私たちは、御社とともに伴走し、課題解決に向けて微力ながらもお手伝いできればと考えております。
この記事を書いた人
D.KOBAYASHI
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2016年2月に中途入社し、京阪エリアサービスに配属。
門真市、大阪市鶴見区、四條畷市、交野市を担当し、現在は寝屋川市を担当。
アルバイト・パート領域から社員領域まで幅広く経験。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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