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【企業向け】リクナビとマイナビの違いは?どっちを選ぶべきか比較

【企業向け】リクナビとマイナビの違いは?どっちを選ぶべきか比較

新卒採用で活用されるナビサイト(就活情報サイト)といえば、「リクナビ」「マイナビ」の2つが挙げられます。それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

当ページでは、リクナビ・マイナビそれぞれの特徴・ユーザー数(学生数・企業数)・料金の違いなどを詳しくまとめています。選ぶ際の参考として、それぞれをおすすめできる企業の特徴も紹介しています。

リクナビ・マイナビの違いまとめ

リクナビとマイナビの違いをまとめると、以下の表のようになります。


リクナビマイナビ
基本の特徴・中小企業の採用に強い
・ジョブ型採用に強い(2027年以降)
・全学年が同じサイトを利用(2027年以降)
・学生の利用者数が多い
・全国の学校との結び付きが強い
・各種イベントが豊富
学生数※(2025年版)13,28029,456
企業数※(2025年版)14,19231,761
料金形態・掲載課金(2026年版まで)
・クリック課金(2027年版より)
・掲載課金

※学生数は株式会社キャリアマートの調査による2024年3月1日時点の数値。企業数は2024年12月時点でのトラコム独自調査による数値。

リクナビ・マイナビの基本的な特徴の違い

まずは「基本的な違い」を理解するために、リクナビ・マイナビそれぞれの基本的な特徴を見ていきましょう。

リクナビの特徴

リクナビの基本的な特徴は以下の3点です。

  • 中小企業の採用に強い
  • ジョブ型採用に強い(2027年以降)
  • 全学年が同じサイトを利用(2027年以降)

リクナビは中小企業の採用に強く、掲載している企業の64%以上(※)が従業員規模300名未満の中小企業です。学生の行動履歴を元に、学生が興味を持ちそうな企業をピックアップ表示する機能があり、知名度で大企業に劣る中小企業でも採用につながりやすい仕組みがあります。

また2027年版以降のリニューアルにより、「ジョブ型採用」の機能が強化されることも特徴です。仕事・職種ごとに募集する「コース別」の掲載となり、学生が企業名ではなく仕事・職種名を軸に就職先を探しやすくなります。

さらにリニューアル以降は、全学年(2027年卒以降)が同じサイトを利用するようになり、低学年向けのキャリア教育・インターンシッププログラムの募集がしやすくなります。

リニューアルの詳細については、以下のページをご参照ください。
リクナビがリニューアル!変更ポイントや新しい便利機能を紹介

※出典:リクナビ2025データ2024年3月1日時点

マイナビの特徴

マイナビの基本的な特徴は、以下の3点です。

  • 学生の利用者数が多い
  • 全国の学校との結び付きが強い
  • 各種イベントが豊富

マイナビの強みの一つは、学生の利用者数が多いことです。利用者数の違いは「リクナビとマイナビの学生登録者数・企業数の違い」で詳しく解説しています。

さらに全国の学校でキャリア・就職ガイダンスを実施しており、学校との結び付きが強いことも特徴です。学校と連携して就活の準備段階から学生をサポートしていることも、学生の利用者が多い要因といえます。

また国内最大規模の合同会社説明会「マイナビ就職EXPO」など、各種イベントにも力を入れていて、学生とつながる場所を提供している点も特徴です。

リクナビ・マイナビの共通点

リクナビとマイナビの詳しい違いを確認する前に「共通点」も確認しておきましょう。以下の5つはリクナビ・マイナビの両方に共通する特徴です。

  • 企業と説明会の検索ができる
  • インターンシップの募集ができる
  • スカウトメールの送信ができる
  • 求人を目立たせるオプションがある
  • 中途採用向けの別サイトがある

それぞれ以下に詳しく解説します。

企業と説明会の検索ができる

マイナビとリクナビ(2026年版まで)のトップページでは、新卒求人を行っている「企業」と、参加者を募集している「説明会」を検索できます。

リクナビの検索画面(出典:リクナビ2025トップページ

マイナビの検索画面(出典:マイナビ2025トップページ

いずれも検索結果を「業種」「職種」「エリア(地域)」などの条件で絞り込み可能で、学生が希望する条件にマッチする企業・説明会を探しやすくなっています。

検索項目は時期によって異なり、就活シーズンまで遠い時期では、説明会ではなく「インターンシップ」や「キャリア教育プログラム」の検索が可能です。

インターンシップの募集ができる

リクナビ・マイナビの両方で、新卒求人だけでなく「インターンシップ」や「キャリア教育プログラム」の参加者を募集できます。

ただしマイナビと2026年版までのリクナビは、卒業年度ごとに別々のサイトを利用する必要があるため、募集対象とする学年によって掲載サイトを変える必要があります。

リクナビは2027年以降、全学年が同じサイトを利用するようになり、低学年向けのプログラムと高学年向けの説明会・新卒求人を同じサイトに掲載することが可能です。

DM・スカウトメールの送信ができる

リクナビとマイナビいずれもオプションでDM・スカウトメールの送信が可能です。

DM・スカウトメールを利用することで、自社にマッチしそうな人材に向けて企業側からアプローチできます。「応募を待つ」だけでは出会えないような学生にも、自社の募集案件を見てもらうことが可能になり、リーチできる学生の幅を広げられる機能です。

このような「スカウト型採用」は、採用難度の高いレア人材にもリーチしやすいなどのメリットがある手法です。詳しくは以下のページをご参照ください。

スカウト型採用とは?効果的なメール文例のポイントや代行費用などを解説

求人を目立たせるオプションがある

リクナビ・マイナビの両方で、自社の求人を目立たせるオプションが用意されています。オプションを利用することで、競合する求人に埋もれないようにして掲載することが可能です。

ただしリクナビは2027年版以降、オプションではなく予算調整による「入札」や「検索ワードとのマッチ度」などによって掲載順位が自動的に決定される仕組みに変更されます。また「レコメンド」により、自社の求人に興味を持ちそうな学生に対して自動的に求人を目立たせる機能も追加される予定です。

中途採用向けの別サイトがある

リクナビは「リクナビNEXT」、マイナビは「マイナビ転職」という中途採用向けの別サイトがあります。いずれも多くの会員数を誇る業界トップクラスの転職サイトです。

リクナビNEXTは「クリック課金制」での掲載が可能です。Airワーク 採用管理などの連携ATSを利用することで、クリック課金制の求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」との連携ができ、リクナビNEXTにも求人が掲載される可能性があります。

一方マイナビ転職は、掲載時に料金が発生する「掲載課金制」です。(詳しい料金表は非公開)

リクナビとマイナビの学生登録者数・企業数の違い

2025年版リクナビ・マイナビそれぞれの学生登録者・掲載企業数は以下の通りです。


リクナビマイナビ
登録学生数13,28029,456
掲載企業数14,19231,761

※登録学生数は株式会社キャリアマートの調査による2024年3月1日時点の数値。掲載企業数は2024年12月時点でのトラコム独自調査による数値。

基本的に学生・企業いずれも「マイナビ」の方が登録数が多い傾向です。

トガル株式会社が2024年5月に行った調査でも、就職活動において利用している就活ナビサイトについて、「マイナビ」が81.6%「リクナビ」が54%と、マイナビの利用者の方が多いという結果が出ています。

リクナビとマイナビの料金の違い

マイナビとリクナビ(2026年版まで)はいずれも「掲載課金制」で、求人やインターンシップ募集を掲載する際に料金が発生します。

それぞれ基本的なプランの料金は以下の通りです。


リクナビマイナビ
掲載料金(1シーズン)110万円(基本パッケージ)
※エリアにより変動あり
160万円(基本パッケージ)

いずれも上位のプランを選ぶと、求人を目立つ場所に表示できるなど追加機能を利用できるようになります。

またリクナビ2027年版からは「クリック課金制」に変更され、110万円より低予算からでも利用できるようになります。

リクナビのリニューアルの詳細については、以下のページをご参照ください。
リクナビがリニューアル!変更ポイントや新しい便利機能を紹介

リクナビがリニューアル!変更ポイントや新しい便利機能を紹介

リクナビ2027年版以降のリニューアルによって生じるマイナビとの違い

リクナビが2027年版からリニューアルされることで、新たに以下の3つの点が、マイナビと異なるポイントとなります。

  • 卒業年度に関係なく同じサイトになる
  • 企業単位ではなくコース(仕事・職種)単位での掲載になる
  • クリック課金制になる

それぞれ以下に詳しく解説します。

卒業年度に関係なく同じサイトになる

リクナビ・マイナビはいずれも卒業年度ごとに別々のサイトが公開されていますが、リクナビは2027年版から全学年が同じサイトを利用できるようになります。一方のマイナビは2024年12月時点でそのような発表はありません。

つまりリクナビは2027年以降、就活中の学生だけでなく「就活前の低学年」も同じサイトを利用するようになります。リニューアル後は、同じサイトでインターンシップ・キャリア教育プログラムなど、低学年向けの募集を掲載することが可能です。

企業単位ではなくコース(仕事・職種)単位での掲載になる

リクナビはこれまで企業ごとに求人を掲載していましたが、2027年版以降は仕事・職種ごとの「コース別」での掲載に変更されます。マイナビについてはそのような変更の発表はなく、引き続き企業別での掲載です。

「コース別」で掲載するメリットは、会社の知名度などで不利な場合でも採用に至りやすくなることです。仕事の魅力・働きやすさの魅力などで訴求でき、知名度の影響を最小限にしながら採用につなげることができます。

クリック課金制になる

上述の通りリクナビ・マイナビはいずれも「掲載課金制」ですが、リクナビは2027年版から「クリック課金制」に変更されます。

クリック課金制は、求人がクリック(閲覧)された分だけ料金が発生する課金形式です。あらかじめ予算上限を設定しておき、クリックされるごとに予算を消化していくという流れで費用が発生します。

採用人数が充足した募集は掲載を止めて予算消化をストップし、重要な募集案件に予算を集中させるなど、予算配分を柔軟に調整しながら運用することが可能です。

リクナビ・マイナビどっちがいい?おすすめできるケース

では結局のところ、リクナビとマイナビのどちらを利用すればよいのでしょうか。それぞれのおすすめできるケースをご紹介します。

リクナビをおすすめできるケース

以下のようなニーズがある場合にはリクナビが適しています。

  • クリック課金型で低予算からスタートしたい
  • ジョブ型採用をしたい

2027年版以降のリクナビはクリック課金型で利用できるため、初期費用を抑えて低予算でスタートしたい場合に適しています。ナビサイト導入が初めての場合など、掲載しても募集が来るかどうか不安があり、コスト面のリスクを抑えて導入したい場合におすすめです。

また2027年版以降は仕事・職種ごとの「コース別」での掲載に変更されるため、ジョブ型での採用を検討している場合はリクナビが適しています。

ジョブ型採用のメリットについては、以下のページをご参照ください。
ジョブ型雇用のメリットとは?企業が導入する背景を解説

マイナビをおすすめできるケース

マイナビをおすすめできるのは、以下のようなニーズがある場合です。

  • より多くの学生にリーチしたい
  • イベントを開催したい

マイナビは学生の登録者数が多いため、大勢の学生から自社にマッチする候補者を厳選したい場合や、できるだけ多くの母集団を形成したい大量一括採用など、多くの学生にリーチしたいケースに適しています。

また各種イベントが充実しているため、イベントを使った集客を考えている場合にも、マイナビがおすすめです。

まとめ

リクナビとマイナビはいずれも新卒求人とインターンシップの募集ができる情報サイトです。

リクナビは「中小企業の採用に強い」ことが特徴で、2027年版以降は「ジョブ型採用に強い」という特徴が追加されます。また2027年版以降はクリック課金型になり、低予算で掲載スタートできるようになります。

マイナビは学校との結びつきが強いこともあり学生の利用者数が多く、「多くの学生にリーチしやすい」ことが特徴です。料金は「掲載課金型」で、掲載スタート時に費用を負担する必要があります。

それぞれの特徴を把握して、自社にマッチするサイトを選択しましょう。

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