トラコム社員がお届け!
当社トラコムでは、全国の企業様の採用支援を行っております。その中で、よくご質問をいただくのが時給についてです。「周りの企業と比べて自社の時給は低いのか」「時給が変えられない場合はどうすべきか」など気になりますよね。
本記事では、全国7都市での月間平均時給データを公開。また、ご支援ノウハウをもとにした、時給が低い場合の対策方法をご紹介します。求人市場の動向情報として、参考にしていただけますと幸いです。
東京 | 千葉 | 神奈川 | 愛知 | 大阪 | 京都 | 福岡 | |
ITエンジニア・IT系専門職 | 1,287 | 1,180 | 1,281 | 1,122 | 1,261 | 1,196 | 1,290 |
ファッション・アパレル・インテリア | 1,224 | 1,142 | 1,199 | 1,105 | 1,125 | 1,077 | 1,029 |
ホテル・旅館・ブライダル | 1,412 | 1,215 | 1,268 | 1,190 | 1,275 | 1,233 | 1,140 |
医療・医薬・福祉 | 1,555 | 1,437 | 1,504 | 1,337 | 1,401 | 1,370 | 1,392 |
営業・事務・企画・管理 | 1,411 | 1,195 | 1,268 | 1,193 | 1,344 | 1,135 | 1,173 |
建設・土木・エネルギー | 1,408 | 1,327 | 1,405 | 1,147 | 1,434 | 1,222 | 1,288 |
映像・イベント・芸能・キャンペーン | 1,404 | 1,311 | 1,371 | 1,288 | 1,373 | 1,290 | 1,205 |
製造・工場・化学・食品 | 1,306 | 1,295 | 1,321 | 1,340 | 1,276 | 1,329 | 1,314 |
販売・接客・サービス | 1,235 | 1,149 | 1,204 | 1,123 | 1,167 | 1,139 | 1,043 |
運輸・物流・配送・警備・作業・調査 | 1,302 | 1,202 | 1,249 | 1,174 | 1,190 | 1,174 | 1,118 |
電気・電子・機械・自動車 | 1,353 | 1,275 | 1,269 | 1,364 | 1,568 | 1,433 | 1,315 |
飲食・フード | 1,241 | 1,115 | 1,178 | 1,104 | 1,137 | 1,086 | 1,027 |
※対象期間:2024年3月4日(月)~3月31日(日)までの4週間
※トラコム独自調査より
最低賃金は以下の通りです。下記の金額は、各都道府県により決定・適用される1hあたりの最低賃金になり、それぞれ時給・日給・月給に反映されます。
また、勤務地となる都道府県の最低賃金金額が給与に採用されます。
(例)本社:東京都、勤務地:福岡→応募者には「勤務地」の福岡県の最低賃金が適用
東京 | 千葉 | 愛知 | 大阪 | 京都 | 福岡 | |
最低賃金 | 1,113 | 1,026 | 1,027 | 1,064 | 1,008 | 941 |
また、2023年度の最低賃金の引き上げについて、中央最低賃金審議会にて審議が行われ、10月1日より改定が行われました。改定後は上記の金額となっています。
改定について、詳しくはこちらの記事でもご紹介しております。
【2023年度版】最低賃金引き上げの見通しは?注意点と企業の対策も解説
試用期間や研修期間中も、最低賃金を下回ることはできません。
また、高校生時給として、通常の給与から「-50円」などとされる企業もあるかと思います。そのような場合にも最低賃金の金額を下回ることはできません。注意しましょう。
午後10時から午前5時までの間の勤務する場合、深夜時給として割り増し計算をしなければなりません。深夜時給の対象の時間は、最低賃金×1.25倍の金額が最低賃金となります。
例)東京都内・時給1100円・17時~24時まで勤務する場合
=計8250円=時給1100円×5h(17時~22時)+時給1375円×2h(22時~24時)
所属している事務所がある都道府県で設定する必要があります。対象の都道府県の最低賃金を確認しましょう。
(例)東京本社所属の方が千葉に在住しながら勤務→東京都の最低賃金を適用
時給が相場よりも低い場合には、他社と比較されて応募が獲得しにくくなる場合があります。上記でご紹介した時給相場よりも自社の給与が低い場合にはどうすべきなのでしょうか。
ここからは時給が低い場合の対策方法を3つご紹介します。
まず第一に、相場と同程度まで時給が引き上げられないか検討してみましょう。
既存のスタッフも同時に引き上げが必要な場合には、月々にどの程度の追加費用が必要となるか考えてみます。求人募集をかけても応募がなければ、さらに追加で予算をかけなくてはなりません。時給を引き上げた場合の費用と求人募集費用とを比べ、どちらが適切かをまずは考えてみることがおすすめです。
どうしても時給アップが難しい場合、待遇や働き方の柔軟さをアピールしてみましょう。待遇や働き方の柔軟さを重要視する人は、稼ぎたい思考の方とは別の考え方を持っている求職者です。他社が求める人材とは別のターゲットを採用しに行くことも1つの手です。
例えば
自社従業員のニーズにあった制度を新たにつくったり、シフト提出のサイクルを変更するなど、お金をかけずとも魅力を作れます。
また、既存スタッフや店長の人柄、雰囲気などを発信することもおすすめです。初めてのアルバイトや久しぶりに仕事復帰する方は、多少なりとも不安があります。そういったターゲットに対しては
これらを伝えることで安心感を醸成できます。また、具体的なエピソードをふまえて記載することがポイントです。リアリティと説得力が増します。
こちらの記事でもご紹介しております。あわせてご覧ください。
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最新の平均時給データと、時給が引く場合にできることや対策方法をご紹介しました。時給は、その求人の1つの要素でしかなく、他にも工夫できる点があります。平均時給データを参考にしつつ、自社にあった募集方法を検討していきましょう。
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