Indeed（インディード）の掲載期間は？無料・有料の違いや求人広告の更新方法を解説

今や日本でも採用手法のスタンダードとなっているIndeed（インディード）。「Indeedに掲載期間はあるの？」「Indeedに求人掲載したけどいつまで掲載されるの？」そんな疑問をお持ちの人事・採用担当者の方は多いのではないでしょうか。

本記事では、Indeedの掲載期間の確認方法や、無料掲載と有料掲載の掲載期間の違い、掲載が止まるケースと対策についてご紹介させて頂きます。

▼こちらでも人気のトピックスを作成しています。
・Indeedの掲載期間は？
・Indeedの無料掲載と有料掲載の求人広告の掲載期間の違い
・Indeedの掲載期間の確認方法
・Indeedの掲載が止まる3つのケースと対策

Indeed有料掲載（スポンサー求人）のメリット・デメリットを詳しく知る

Indeedには、無料掲載と有料掲載（スポンサー求人）の2つの掲載方法がありますが、「有料掲載って何が良いの？」という方に向けて、有料掲載のメリット・デメリットと効果的な運用方法について解説しています。併せてご覧ください。

Indeedで有料掲載（スポンサー求人）を使うメリット・デメリット

Indeedの掲載期間は？

Indeedは、タウンワークやリクナビNEXTといった一般的な求人広告媒体とは違い、掲載期間がありません。

掲載期間の違い

Indeed：掲載期間なし（弊社での目安運用期間あり）
一般的な求人広告媒体：1週間～4週間など、各媒体の企画に準ずる

タウンワークやリクナビNEXTなどの求人広告媒体は、1原稿○○週間○○円といった掲載プランがあるのが基本です。しかしIndeedは、○○週間といった決まった掲載プランはございません。Indeedは運用型の求人サイトですので、企業様側（もしくは運用先の広告代理店側）で求人情報の停止や再開などができます。

Indeedの無料掲載と有料掲載の求人広告の掲載期間の違い

Indeedは、無料掲載と有料掲載（スポンサー求人）の2つの掲載方法があります。無料掲載と有料掲載のそれぞれの掲載期間の違いについてご説明します。

Indeedの無料掲載と有料掲載について

Indeedは無料*で掲載することができます。無料掲載の方法は2つあり、各求人サイトや個別企業HPの求人情報を読み込む「クローリング型」と、Indeedのサイト上で直接求人情報を入力する「直接投稿型」があります。
*利用規約、Indeedが決めた掲載基準、及び使用制限が適用されます。

一方、Indeedの有料掲載は「スポンサー求人」と呼ばれており、その求人が求職者にクリックされて初めて料金が発生する「クリック課金型」の料金体系になります。予め予算をチャージしておき、求職者の検索キーワードに応じて表示された求人がクリックされるごとに予算が取り崩されていきます。

無料掲載の求人掲載期間

無料掲載の場合、基本的にIndeed側が定める掲載期間はありません。そのため、無料掲載の場合は企業が自ら求人情報の掲載を止めるまでは掲載が続きます。企業様自身で申し込みをしない限りは、追加で費用が掛かることもありません。

詳しくはこちらの記事でもご紹介しております。
Indeedで無料掲載する方法は？無料掲載のメリットや注意点、採用効果を高めるコツを解説

無料掲載で掲載を止める方法

「クローリング型」で掲載している場合は、掲載元となるホームページや求人サイトの募集を停止してください。「直接投稿型」で掲載している場合は、Indeedの管理画面上で求人ステータスを変更します。

掲載を止める場合は「募集終了」に、再度募集したい場合は「募集中」に、今後また募集する可能性があって少しの間止めたい場合は「休止中」にと、採用状況に合わせて求人ステータスを変更することができます。

有料掲載の求人掲載期間

有料掲載は、チャージしていた予算を使い切った場合と、企業が自ら止める場合に掲載がストップします。チャージに関しては、交通系ICカードをイメージするとわかりやすいでしょう。チャージの残高が少なくなってきたら、使い切るか、再度チャージするかです。チャージを使い切ったICカードがそれ以上使えないのと同様に、使い切った時点で求人がストップするため、継続して掲載したい場合は注意が必要です。

有料掲載で掲載を止める方法

有料掲載の場合の掲載を止める方法は、無料掲載と同様です。Indeedの管理画面上で、「募集終了」「休止中」など、求人ステータスを変更しましょう。「募集終了」や「休止中」に変更した求人は、追加の料金は一切かかりません。

このまま掲載を続けるべきか、効果が見込めないので一旦止めるべきかなど、有料掲載での運用に関しては、営業担当に直接ご相談いただくことをおすすめします。

Indeedの無料掲載・有料掲載については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・Indeedの料金の仕組みと有料・無料掲載の違いや効果・やり方を解説
・Indeed（インディード）で有料掲載するメリット・デメリットを比較

Indeedの掲載期間の確認方法

Indeedで求人情報を公開してからどれくらいの期間が経っているのか、その掲載期間について企業側が確認する方法は以下の通りです。

まずはIndeedの管理画面にログインします。

1.アナリティクスの広告キャンペーン内で「求人パフォーマンスレポート」を開く

2.「列を編集」をクリック

3.「最終更新日」と「掲載日」にチェックを入れ、完了をクリック

それによって、求人毎のアナリティクスの一覧に「掲載日」と「最終更新日」が表示されます。

この「掲載日」が、掲載開始の基準となる日付です。

Indeed原稿内の掲載日の表記の違い

Indeedの求人原稿にも掲載からの経過日数が表記されます。Indeedの掲載日の表記には特徴がありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

原稿への表記	掲載開始からの経過時間や日数
○分前	60分以内
○時間前	1時間～23時間以内
○日前	1日～29日以内
30＋日前	31日～4ヶ月以内（約120日以内）
〇ヶ月前	4ヶ月（約120日）以上

※スマートフォン用表記の場合

尚、他サイトから求人情報を収集して掲載する「クローリング型」の掲載の場合、Indeedが求人情報を取り込んだ日が掲載日として認定されます。

また、求人メディアによっては下記のような掲載期間が表示されるものもございます。（例：掲載期間　〇月〇日〇時～ 〇月〇日〇時）その場合には、この掲載期間における開始日が優先されてしまい、掲載開始日とみなされることがあるようです。本来の掲載開始日（Indeedが求人情報を取り込んだ日）を反映させたい場合には、掲載期間の終了日のみを記載するなどで対処できます。

Indeedの「期限切れの求人」とは？

Indeedのサイト上で、「この求人は期限切れです。」と表示されている求人を見たことはありませんか？これは、Indeed上から掲載が取り下げられた求人、ということを意味しています。応募があって応募者の選考中である、募集枠が埋まったことなどが考えられます。

Indeedの掲載が止まる3つのケースと対策

「Indeedに掲載していたはずの求人が消えた」「掲載終了していないのにIndeedで公開した求人が掲載されていない」 このようなご相談を頂くことがあります。

結論からお伝えしますと、Indeedで掲載した求人の掲載が止まる（Indeedのサイト上で消える）ということは起こり得ます。 ここではIndeedの掲載が止まる3つのケースとその対策をご紹介します。

①求人情報に掲載出来ない内容が含まれている

Indeedでは、求職者にとって”より良い仕事探し”ができるよう、求人情報を割り振るための「掲載基準」が決められています。掲載基準を満たしているかの審査は掲載開始時だけではなく、掲載開始後にも、人の目によって定期的に審査が行われています。

その際、年齢や性別を制限する表現がある、法に触れるワードが入っているなど、求人情報に好ましくない表現が含まれていると、一度掲載されていても、強制的に掲載停止扱いになることがあります。

よくある例と対策

よくある例として、年齢や性別を制限する表記が挙げられます。それぞれ適切な表記の仕方で原稿作成をすることはもちろん、表記の仕方に迷ったときは担当営業にお問い合わせいただくか、Indeedのガイドラインを確認しましょう。

＜NG例＞
応募条件：30代までの主婦

＜OK例＞
応募条件：主婦（夫）歓迎
　　　　　30歳まで（長期キャリア形成のため）
※年齢制限と経験の有無を併記して訴求するのはNGです。

②給与が最低賃金を割っている

給与が最低賃金を下回っているものなど、法律に違反している部分がある場合も掲載停止がされます。基本給はクリアしていても、深夜などの割増賃金、研修・使用期間中の時給は意外と見落としがち。社員募集の際も、最低賃金を下回らないように注意しなければなりません。

よくある例と対策

最低賃金の計算方法については以下を参考にしてください。

1. 時間給制の場合
   時間給≧最低賃金額（時間額）
2. 日給制の場合
   日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金額（時間額）
3. 月給制の場合
   月給÷1ヶ月平均所定労働時間≧最低賃金額（時間額）

③掲載開始からかなりの時間が経っている

Indeedでは、掲載開始から一定期間経った無料掲載の求人は、掲載されなくなる場合があります。これは、「求職者に価値のある情報提供をする」というIndeedの方針によるものです。

具体的にどのくらいの期間で掲載されなくなるかは公開されていませんが、これまでの私の営業経験からすると、掲載期間が90日を超えると掲載停止する可能性があると考えてよいと思います。

よくある例と対策

「掲載していたことを忘れていた」「募集を終了しているのに、停止するのを忘れていた」など、気づいたら掲載開始から一定期間経ってしまっていた…といったことはあるかと思います。

対策として、90日間経っているなど古い求人情報は「休止中」か「募集終了」に変更するようにしましょう。

Indeedの掲載期間に関するよくある質問と回答

最後に、これまでお客様にいただいたIndeedの掲載期間に関するよくある質問にお答えします。

Indeedにはいつから求人情報が掲載されますか？

Indeedの直接投稿の場合、求人情報を入力してからおおよそ2～3日以内に検索結果画面に求人情報が反映されます。入力してから数日経っても反映されない場合、Indeedが定める掲載基準に満たしていない可能性が考えられます。Indeedの掲載基準を全てクリアしているのに反映されない場合は、Indeedの「採用企業ヘルプセンター」を確認しましょう。

Indeedへの求人掲載方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・Indeedの仕組み・求人掲載方法を徹底解説！料金・基準やログイン・編集方法まで
・Indeedに写真を載せる方法とは？採用率を高める画像掲載のポイントを解説
・Indeedと採用ホームページを連携させる方法とは？メリットと掲載条件を解説

Indeedの効果的な運用方法や便利機能の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・Indeedの効果的な掲載方法と運用のコツ。9つのノウハウをご紹介
・Indeed（インディード）で見てもらえる原稿づくり
・Indeedのクチコミ機能とは？メリットや活用する際の注意点を解説

Indeedへの掲載から採用までの期間はどれくらいですか？

Indeedへの掲載から採用までの期間は、企業の選考フローによって異なります。また、募集職種や社員採用かアルバイト採用かによっても選考フローは異なるケースが多いです。

基本的な選考フローはこちらです。

• 求人掲載
• 応募
• 書類選考（適性テスト）
• 面接（二次面接・最終面接）
• 内定
• 入社

応募後すぐに面接してその場で内定を出す場合もあれば（掲載から採用までは数日～1週間）、適正テストや複数回面接してじっくりと検討したうえで内定を出す場合も（掲載から採用までは1ヶ月～1ヶ月半）。

求職者は基本的に複数社の選考を受けていることが多いため、採用率を上げるためにはスピーディーな応募者対応と選考フローの見直しが重要です。

Indeedへの求人掲載は何日間が目安ですか？

本記事でもご紹介した通り、Indeedには決まった掲載期間がありません。また、求人掲載の目安に関しても、募集職種の採用難易度や雇用形態によって異なります。例えばアルバイト募集と社員募集とで比較すると、じっくりと転職活動をする社員募集のほうが掲載期間は長くなるでしょう。

とはいえ、掲載期間が90日を超えるとIndeedが掲載停止扱いにする可能性があり、採用充足した求人や募集が必要なくなった求人は「休止中」か「募集終了」に変更しましょう。

代理店運用をお考えの方におすすめ | Indeed運用代理店の選び方

Indeedの運用を代理店に依頼したいが、どこに頼めば良いかわからない。そもそも代理店ごとに違いはあるの？そんな疑問をお持ちの方は、こちらの資料をチェックしてみてください。
Indeedの自社運用と代理店運用の違いや代理店の選び方のポイント、運用先を切り替えるデメリットや注意点について詳しく解説しています。

Indeedの掲載期間や効果的な運用方法に関するお問い合わせはこちら

Indeedの掲載期間に関する注意点や対策についてご紹介させて頂きました。せっかくIndeedで求人を載せていたのに、気づいたら掲載が止まっていた！といったことを防ぐためにも、求人情報をこまめにチェックし、更新することが重要です。コツを掴んで採用効果を高めていきましょう。

弊社トラコム株式会社はIndeed認定パートナー制度でゴールドパートナーとなりました。掲載期間に関する疑問はもちろん、Indeedの機能面に関する疑問や効果的な運用方法、採用活動全般に関するお悩みについては、ぜひトラコムまでお気軽にお問い合わせください。