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一人当たりの採用にかかる費用の平均は?コスト削減の方法も解説

一人当たりの採用にかかる費用の平均は?コスト削減の方法も解説

人材を採用する際に気になってくることが、その費用です。
「採用費用の内訳がどうなっているのか知りたい」「他の企業が一人当たりどれだけの採用費用をかけているかを知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、一人当たりの採用にかかる費用の平均や、コスト削減の方法について解説します。
おすすめの求人サービスなど、役立つ情報もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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採用にかかる費用とは?まずは内訳を確認

一人当たりの採用にかかる費用は、大きく分けて外部コストと内部コストの2種類です。
まずは、それぞれの特徴や、具体的な項目について整理しましょう。
ここでは、採用にかかる費用の内訳を解説します。

採用費用の内訳1. 外部コスト

外部コストとは、名前の通り、自社の外部に対して支払った費用です。もっと分かりやすくいえば、「外注したサービスのコスト」です。
例えば採用ポータルサイトの利用料を支払った場合、これは外部コストに分類されます。

採用ポータルサイトだけでなく、求人検索エンジンや転職エージェントのようなサービスの費用も、すべて外部コストです。
また上記のような求人広告費だけでなく、採用パンフレットや自社の採用ページを作成してもらった場合も、外部コストに含まれます。

採用費用の内訳2. 内部コスト

内部コストは、外部コストとは異なり、企業の内部で発生した費用です。
主に社内業務で発生したコストを指します。
内部コストの多くを占めているのが、企業の採用活動に従事している、人事部門の担当者にかかる人件費です。

内部コストの大きな特徴が、外部コストに比べて正確な費用を判断しづらい点です。
外部コストは、請求書の金額を足し合わせれば、そのまま合計額を計算できます。
しかし内部コストは給与に含まれているため、厳密にいくらかかっているのかを把握することが困難です。

一人当たりの採用費用(採用単価)はいくら?計算方法を解説

採用コストの総額だけでなく、「一人あたりの採用にかかる費用」(採用単価)も計算しましょう。
採用単価は、採用のパフォーマンスを測る基準になる重要な指標です。
採用単価は、以下の計算式で算出します。

採用単価 =(外部コスト + 内部コスト)÷ 採用人数

例えば、「外部コスト=1,000万円」「内部コスト=500万円」で、30人を採用したとしましょう。
上記の式に当てはめると、採用単価は50万円となり、「1人採用するために50万円のコストが発生している」という意味になります。

一人当たりの採用にかかる費用の平均

株式会社リクルート 就職みらい研究所の調査「就職白書2020」によると、一人当たりの採用にかかる費用(採用単価)の平均は、2020年新卒のデータで「93.6万円」です。

同調査によると、中途採用の単価は「103.3万円」で、新卒よりも少し高いという結果が出ています。

また「就職白書2019」によれば、業種別の平均採用単価は以下の通りです。

出典:株式会社リクルート 就職みらい研究所「就職白書2019」

業種によっては、新卒採用のコストが中途採用を上回っているなど、さまざまな違いが見られます。
新卒・中途ともに、採用単価は増加傾向にあり、企業にとっての採用活動がますます難しくなっているといえるでしょう。

なおアルバイトの採用単価は、新卒や中途の採用に比べれば低めです。
しかしこちらもコスト増の傾向にあるため、緻密な採用戦略が重要になってきます。

一人当たりの採用にかかる費用(採用単価)を削減する方法6選

一人当たりの採用にかかる費用を削減するために、どのような工夫ができるのでしょうか。
特に中小企業は、大手企業よりも採用コストをかけられない事情があります。
そのため、採用単価を削減する重要性はより高いといえるでしょう。

ここでは採用単価を削減するための、具体的な6つの方法をご紹介します。

ダイレクトリクルーティングを取り入れる

ダイレクトリクルーティングとは、企業から求職者に直接アプローチをする採用方法です。
狙った人材にピンポイントでアプローチできるので、自社に合った人材を見つけやすいという特徴があります。

ダイレクトリクルーティングサイトの費用は、求人サイトの広告費用と比べて採用単価を抑えられることが多く、外部コストを削減しやすい点がメリットです。

ただし内部コストが高くなりやすい点に注意が必要です。
「候補者の選定に時間がかかる」「テンプレートの使いまわしが難しく、人材ごとにメッセージ文面を作成する必要がある」といった理由で、内部コストが高くなる傾向があります。

リファラル採用を取り入れる

リファラル採用も、採用単価の削減に役立ちます。
リファラル採用とは、勤務している社員に、親族や友人・知人などを紹介してもらう採用方法です。
外部サービスを利用しなくても導入できるため、広告費などの「外部コスト」を削減できることが大きなメリットです。

発生する内部コストとしては、人材を紹介してくれた人に支払うインセンティブ費用があります。金額の相場は、数万円や数十万円程度です。
「インセンティブが高い」と考える方もいるかもしれませんが、人材紹介サービスの紹介料などと比べれば、はるかに安価です。

人材を確実に採用できるかどうか予想しにくい点がデメリットですが、通常の求人広告などと併用することで、採用単価を抑える効果が期待できます。

採用HPを活用する

採用HP(ホームページ)を活用する方法もあります。
自社で運営するHPや、採用サイトなどに求人情報を載せるだけで済むので、求人媒体に広告を掲載するよりも費用を抑えられます。

HPにアクセスを集めるための工夫が必要ですが、後述するIndeedや、求人ボックスなどの求人検索エンジンと連動させれば、多くの人から閲覧されることが期待できます。
そもそも知名度が高い企業なら、自社に興味を持つ人材が自然にアクセスしてくることも期待できます。

また求人媒体に掲載する場合と比べて、原稿の大きさや内容に制限がなく、動画を使うなど自由な表現ができる点もメリットです。

自社のHPがない場合は、採用専用のページを作って公開する方法もあります。
すでにHPがある場合は、「求職者にとって見やすい構成になっているか」「文章が読みやすいように書かれているか」などをチェックし、より活用しやすいコンテンツを目指しましょう。

内定者フォローなどミスマッチを減らす工夫をする

内定者フォローなどのミスマッチを減らす工夫も、採用コストの削減には欠かせません。

先ほども紹介したように、新卒や中途で採用をする場合、一人当たり約100万円のコストがかかります。
もし採用した人が早期退職をしてしまえば、その人にかけたコストがすべて水の泡となってしまいます。
特にリソースが限られている中小企業では、決して無視できない金額です。

採用段階から対策をするのはもちろん、内定者フォローをしっかりと行い、スムーズに会社に馴染めるよう職場環境を整えておくことが重要です。

内部コストを見直す

内部コストを見直すことも必要です。
内部コストの大部分は人件費であるため、いかに効率的に採用活動が進められるかという「業務効率化」の観点で考えることが重要です。

例えば、「あまりにも多くの人を配置していないか」「自動化できるルーティン作業はないか」などを考えます。

人を減らせば人件費を抑えられますが、あまりにも削ってしまうと、採用体制のクオリティ低下につながるので注意しましょう。
「無駄な部分」だけを見極め、効率化によって内部コストを削減していくことが重要です。

自社に合った求人媒体を使う

求人媒体を使っている場合は、自社に合ったものを選びましょう。
求人媒体のサービス内容はさまざまです。
例えば「サービス利用料金」の1つを考えてみても、「無料 or 有料」「定額タイプ or 成果報酬タイプ」など多くの種類があります。

現在利用しているサービスを、他のものに変えるだけでも、採用費用を抑えられる可能性があります。
まずは自社の採用計画を徹底的に分析し、各種サービスの特徴を比較した上で、自社に合っている求人媒体はどれなのかを考えましょう。

採用の費用対効果アップにおすすめの求人サービス

ここでは、採用の費用対効果アップのためにおすすめの求人サービスとして、「Airワーク 採用管理」「リクナビNEXT」「Indeed」「求人ボックス」の4つを紹介します。

Airワーク 採用管理

Airワーク 採用管理(エアワーク)は、0円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービスです。作成した求人はAirワーク 採用管理上だけではなく、世界最大級(※1)の求人サイトIndeedにも自動連携(※2)されるため、多くの求職者に届けることができます。2018年8月にサービスを開始し、飲食、小売、サービス、介護・福祉、建設、運輸・物流などの幅広い業種で導入が広がっています。

また、応募者との連絡も画面からカンタンに行うことができます。導入した事業者の方からは「費用をかけずに採用ができた」、「採用ホームページで情報を発信したことで、自社の魅力がアピールできるようになった」などの声をいただいています。

詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
Airワーク 採用管理の特徴・掲載方法や応募獲得方法を徹底解説

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※1 Comscore,総訪問数,2023年6月
※2 求人掲載はIndeedの利用規約・掲載基準に準じるため、掲載されない場合もございます。

リクナビNEXT

リクナビNEXT(リクナビネクスト)は、特に中途採用の分野で利用を検討したい求人サービスです。
1,000万人以上の会員※に利用されており、多くの求職者に対してアプローチできます。※1,148万人(2022年2月末時点)

リクナビNEXTは、大企業はもちろん中小企業にも幅広く利用されています。
特にDM(ダイレクトメール)の機能が充実しており、企業側からのアプローチがしやすいことがメリットです。

リクナビNEXTの料金形態は、定額(掲載課金)タイプです。
企画や原稿サイズ、掲載期間によって料金が異なり、例えば通常企画(全国)の「原稿サイズN1」「2週間掲載」なら18万円です。

リクナビNEXTの特徴やメリット・効果を上げる掲載方法を人事採用担当者向けに徹底解説!

Indeed

Indeed(インディード)は、日本国内の月間訪問数2,720万※以上を誇る、求人サイトです。
「クローリング」という方式でインターネット上の求人情報を自動的に収集して掲載します。(※参照:SimilarWeb, 総訪問数, 2023年2月)

無料※で掲載できることが大きなメリットで、費用を抑えつつ多くのユーザーに求人情報を届けられるサイトです。(※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます)

有料で求人を掲載する方法(スポンサー求人)もあり、自社の状況に合わせて適切な利用が可能です。

有料掲載の場合、クリック課金制で費用が発生する仕組みとなっています。
つまり掲載に費用がかかるのではなく、自社の求人がクリックされた際に予算が消費される形式です。

Indeedでは、予算を事前にチャージできるため、クリック課金型でありがちな「予算オーバー」のリスクを避けることができます。
複数案件の掲載や、案件ごとの予算の設定も可能で、自由度の高い使い方ができる点が魅力です。

Indeed(インディード)で有料掲載するメリット・デメリットを比較

求人ボックス

求人ボックスは、求人検索エンジンの1つです。
「価格.com」で知られる、株式会社カカクコムによって運営されています。

また利用しているユーザーの性別・地域・年齢・雇用形態に偏りが少ないため、新卒や中途に限らず、さまざまな人材の採用におすすめです。

求人ボックスでの掲載方法も「無料」と「有料」の2種類があり、採用HPがあれば、クローリングによって無料で求人広告を掲載できます。
有料掲載の場合はIndeedと同様のクリック課金です。

求人ボックスの3つの特徴と掲載方法・料金とは?掲載メリットや手順を代理店が解説

採用の費用に関するご相談はトラコムへ

確実に人材を採用するためには、求人媒体などの外部サービスを利用する必要があります。
一人当たりの採用費用を削減するためには、自社に合ったサービスを選ぶことが重要です。

しかしサービスによってさまざまな特徴があるため、「どれを選べばよいか判断が難しい」と考える方も多いでしょう。
それぞれのサービスの特徴を整理し、どれが自社に適しているかを判断するには、専門的なノウハウが求められます。

リクルートトップパートナーのトラコムなら、採用の専門家としてのサポート・コンサルティングが可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

人材を採用するコストは増大傾向にあるため、いかに効率的な採用戦略を考えられるかどうかが重要です。採用コストの効率性を測る指標の一つは、「一人当たりの採用費用」です。
今回の記事では、一人当たりの採用費用を削減するためにおすすめのサービスを、4つ紹介しました。
サービス利用料など、それぞれの特徴を整理して、自社に合ったサービスを探してみてください。

採用費用について考え直したい場合は、代理店に相談をしてみるのもおすすめです。
弊社トラコムは、リクルートトップパートナー、Indeedゴールドパートナーとして、採用活動全般のサポートサービスをご提供しています。
採用費用の削減方法に限らず、人材採用についてのご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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