CADオペレーターの人材募集を成功させるには？おすすめの求人媒体や採用のコツを解説

住宅やビル、マンションなどの建築物の設計図面を作成するCADオペレーター。現在では建築業界の他にも幅広い業種で活躍できるお仕事です。
私たちの暮らしに欠かせない仕事の1つでありますが、募集しても応募がこない、採用につながらないなど、採用にお悩みの企業様は少なくありません。
本記事では、CADオペレーターの人材募集が難しい理由とおすすめの求人媒体、効果を上げる方法を解説します。

CADオペレーターの人材募集は難しい？退職理由と採用に失敗する理由を解説

まずはCADオペレーターの退職理由と採用に失敗する理由をみていきましょう。

CADオペレーターの退職理由

CADオペレーターの仕事は平均と比べて給与の高い仕事にはなりますが、任せられる業務量が非常に多いため、「仕事量と給与が見合わない、きつい」「スキルアップが見込めない」といった退職理由が多いようです。
CADオペレーターの人材募集では、このような懸念点を払拭することが重要と言えます。

CADオペレーターの人材募集・採用に失敗する理由

CADオペレーターの人材募集・採用に失敗する理由として、以下が挙げられます。

• 媒体選定が間違っている可能性がある
  （CADオペレーターに向いている媒体で掲載できていない）
• 求職者とのミスマッチが起きている
  （例えばCADオペレーターにもさまざまな種類があるが、それが詳しく表記されておらず、「思っていた業務内容と違う」といったにミスマッチが起こり採用に至らない）

CADオペレーターの人材募集で必要な求人情報の項目と書き方・コツ

CADオペレーターの人材募集をする際、どのようなことに意識して求人情報を書けば良いのでしょうか。押さえておきたいポイントは3つです。

自社用語を使わない

採用ターゲットが未経験者、経験者のどちらであっても意識したいことが「自社用語を使わない」ということです。
特に未経験者の方が見たときに専門用語や自社用語が使われていると、「難しそう」「自分にはできなそう」といったように懸念されてしまいます。
社内で当たり前に使っている用語も、求職者には伝わらないケースがあるため、職種名はシンプルに表記しましょう。

OK例

• CAD・設計オペレーター

NG例

• 土地家屋調査士事務所のCADオペレーター
• 図面作成CADオペレータースタッフ
• 空調設備CADオペレーター　など

仕事の内容は詳細に書く

CADオペレーターと言っても仕事の内容はさまざまです。また任せる業務範囲も会社によって異なるでしょう。
求める人材にマッチする方の採用につなげるために、仕事内容は詳細に記載しましょう。

例

• 図面の作成
• 図面の修正
• 図面のファイリング
• ドキュメント作成（Excel/Word）
• 3D-CAD：Solid Works
• 2DCAD：AUTO-CAD　など

スキルアップ・ステップアップの不安を払拭する

CADオペレーターの退職理由として多い「スキルアップ・ステップアップ」に関して不安を取り除くことが重要です。
「給与がどのタイミングでどれくらい上がるのか」「役職など、どのようなキャリアが築けるのか」といったことがわかるように、以下の点を意識して記載しましょう。

• 給与は月収・年収を明確に
• キャリアアップまでの年数を詳しく
• 何ができれば給与アップするか
• 経験の有無を記載する場合は、どのような経験があると良いか

また、スキルアップにおいて、最近、建築業界などで話題になっているのがBIM（Building Information Modeling）というソフトです。
BIMは今後普及していくことが予想されます。2024年にはBIMモデル事業補助金制度が発足されるため、獲得に乗り出す企業も増える見込み。
このような最新のソフトを使った経験や知識が身に着くことを謳うのも良いでしょう。

CADオペレーターの人材募集・採用におすすめの媒体とその理由

CADオペレーターの人材募集ではIndeed（インディード）がおすすめです。ここではIndeedの特徴とおすすめの理由をお伝えします。

Indeedの特徴

Indeedは求人サイトで、日本国内の月間訪問数は4,150万以上です。（※SimilarWeb, 総訪問数, 2022年7月）
また、日本における登録企業数は17万社以上と多くの企業がIndeedを採用に活用しており、業界トップクラスの圧倒的な掲載求人数となっています。

Indeed掲載の特徴や仕組み、掲載のメリット・デメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

Indeed掲載の特徴・仕組みとは？掲載のメリット・デメリットや導入方法、事例や代理店の選び方

IndeedがCADオペレーターの募集におすすめの理由

自社にマッチした人材からの応募につながりやすい

Indeedの求人検索方法は「勤務地」×「職種名（キーワード）」のため、専門職種やニッチな職種の採用に強いと言われています。
例えば歯科衛生士や看護師、臨床検査技師などの専門職種のほか、CADオペレーターも必要な資格名やスキルで検索をかける方は多いです。
「CAD」や「CADオペレーター」など、希望する働き方や条件で検索をかける＝「CADオペレーターとして働きたい」と思っている方や、自分のこれまでの経験やスキルを活かして働きたいと思って仕事を探す人に見てもらいやすいと言えます。

Indeedの求人のクリック率を上げる原稿のコツはこちらの記事をご覧ください。
・Indeedの効果は？求人掲載の9つのコツ・書き方と応募が来ない原因
・Indeed（インディード）のクリック率を上げる方法とは？採用率アップにつながる運用のコツ

コストを抑えて効果アップが図れる

Indeedは求人をクリックされた時に費用が発生する「クリック課金制」のため、求人掲載しただけで費用が発生することはありません。
掲載期間も自由に設定できるため、効果を見ながら改善できる点もIndeedの特徴です。
CADオペレーターの採用では求めるスキルや仕事内容は会社によって異なるため、求職者とのマッチングを高めていくことが重要です。
コストを押さえつつ、効果をみながら運用改善を行っていける点で、IndeedはCADオペレーターの募集に向いていると言えます。

・Indeedの料金を解説！有料掲載の料金形態と求人掲載のやり方も紹介
・Indeed（インディード）掲載の費用は？課金やチャージの仕組み、クリック単価について解説

CADオペレーターの採用成功事例をご紹介

大阪府の企業様の事例。
未経験者をターゲットに、原稿内でCADの簡単な説明を記載。

■原稿例

• 未経験歓迎！イチから始めるCADオペレーター
• 【CADってなに？】からでOK！有名な建造物の設計図を書いています。
• 【CAD】とは、建設物などの設計図を描くためのツールのこと！

■結果
応募数：12名
採用：1名

他にも、CADオペレーターの採用に成功した事例と原稿の工夫について、こちらの記事でもご紹介しています。併せてご覧ください。

CADオペレーターの採用方法

CADオペレーターの人材募集・採用に関するご相談はトラコムへ

弊社トラコムでは、本記事でご紹介したIndeedのほか、リクナビNEXTやはたらいくなどのリクルート求人広告媒体、リスティング広告を使った採用支援など、企業の人材採用をワンストップでサポートさせていただいております。
また、弊社は東京・千葉・名古屋・大阪・京都・福岡と全国6拠点展開しており、全国各地の地場情報とこれまで培ってきた採用ノウハウは多数！難しい募集もお任せください。
CADオペレーターの人材募集・採用にお困りの企業様はトラコムまでご相談ください。