CADオペレーターの採用方法

CADオペレーターって採用が難しい・・・。どうやったら採用できるの？原稿に何を打ち出すべき？

私が実際に担当させていただいたお客様の事例を基に、そんな疑問にお答えします。

～CADとは～

まず「ＣＡＤ」って？？？と思う方もいるでしょう。
表や計算をするものが「Ｅｘｃｅｌ」、文章を書くものが「Ｗｏｒｄ」、
図面を描くものが「ＣＡＤ」といったイメージです。

採用担当者や建築・土木・機械系などの学校を卒業しているみなさんは、そんなの知ってるよ！と思われると思いますが、
実際の求職者は「ＣＡＤ」という言葉すら知らない方が多いです。
実際に私もこの業界に入ってくるまでは聞いたことすらない言葉でした。

ですので、飲食業界とか、建築業界とか、不動産とか、パッと頭に出る
ような職種ではないので、まずは「ＣＡＤ」という仕事のことを求職者に
知っていただく必要があります。

会社の事を深くヒアリングさせてください

以前私が担当させていただきましたお客様。
従業員は5名で、まだ開設して1年ちょっとの新しい企業です。

こちらの会社は「建築設計」を手掛けている会社でした。
実際に働いていらっしゃるスタッフにインタビューをしたところ、
入社1年経たない方が、もう会社の中で右腕的存在になろうとしていると聞きました。

その方は元々、土木のＣＡＤオペレーターで働いていたが、
ずっと派遣社員での雇用だったので将来に不安を感じており、
そんな時に今の会社に出逢って入社したとのこと。

「建築設計」は経験が求められる事が多いのですが、
こちらの会社では「まずは話そう」と求職者と実際に会って
話すことができたので、無事採用に至ったとの事です。

・未経験でもＯＫ　むしろ歓迎。
・人柄重視で採用していくスタイル。
・今から発展していく成長企業。
・これから何かの分野でＮｏ.１を獲る野望がある。

インタビューをする中で、
このようなキーワードを聞くことができました。

どのように原稿に打ち出すのか。

実際に原稿を作成していくに当たり、意識したところは
同じような求職者に自分との共通点を見つけて、
”共感”してもらうことでした。

今回のケースでは、
土木のＣＡＤ経験者で、でも雇用形態が派遣社員・・。
将来は不安・・。正社員になりたいけどなかなか難しい・・。
同じような境遇の求職者は多いはずです。

そこでこの先輩の”ナマ声”を原稿に書き込むことにしました。

実際の原稿の一部を紹介します

「未経験だから・・」「実務を実際にやったことはないし、今更・・」
と諦めているあなた。先輩の生の声を見てください。

先輩紹介（27歳/女性/入社11か月）
「もともと、土木のＣＡＤオペレーターで働いていたのですが、
派遣社員でしたので、将来に不安を感じていた時に出会ったのが今の会社です。」

建築設計は経験が求められることが多いので・・
ダメ元で応募したのですが「まずは話そう」と面接してくださいました。

面接時も、しっかり時間を設けていただいて、リラックスして話す事が出来ました。

結果は採用。
今では若手のエースと呼ばれています。ありがたい事です（笑）

以上のような原稿にしてみました。
さてこの結果については次のブロックで発表します。

応募数合計32名　採用人数2名

「はたらいく」4週間の掲載で応募数32名・採用人数2名の結果でした。

担当者が、応募してきてくださった求職者に応募理由を聞くようにしていただいておりましたが
大半の方が、前項で挙げた内容に共感をして応募したとの事でした。

採用の2名もこの業界未経験でしたが、話を聞いてみて、やってみたい！という気持ちが強くなり、
内定を貰った後も無事入社に至りました。

せっかくいい会社なのに、応募が来ない、原稿のアピールの仕方が分からない。
その様な悩みを抱えていらっしゃる方は一度ご連絡をいただければと思います。

限られた原稿サイズで御社ならではの“だけネタ”を最大限にアピールしましょう。