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2020年、急速なリモートワークの導入と同時に、一気に利用が進んだ「WEB会議システム」。新しく導入を考えている企業様は、調べていくうちに様々な種類のWEB会議システムがあることに気がつくことと思います。
また、企業により使う用途も様々ですよね。WEB面接に使うところがあれば、自社の社内会議利用する、取引先のお客様との商談に使うなど…
そうすると、どのシステムが使い勝手が良いの?こんな使い方をする場合に場合どれが合ってる?といった疑問が出てくることでしょう。
ここでは料金やシステムの情報から、WEB会議システムの違いや特徴を比較し、用途別におすすめをまとめたいと思います。
今回は12のシステムをピックアップし、比較していきます。
・インタビューメーカー ・BioGraph ・playse ・どこでも面接 ・ベルフェイス ・RPM ※オプション ・Whereby ・BizMee ・Zoomミーティング ・Skype for web ・Discord ・ハングアウト Meet |
12個のうち、まずは有料のもの無料で利用できるものの2つに分け、その中で『録画の機能があるか』、『画面共有機能があるか』、『アプリのダウンロードが必要か』、『スマホの利用は必要か』を見ていきます。
無料で利用できるツールはこちらです。「Zoom飲み」という言葉も定着したZoomや、Googleアカウントがあれば誰でも利用できるMeetなどが代表的となっています。
Zoomや、Discordといった録画機能がついているものは面接に便利です。zoomの場合は大学の授業等でも利用されており、一般的に利用できる方が多いです。アプリのインストールも必要ないため、応募者に案内しても非常にスムーズに利用いただける印象です。
Discordはゲーマー向きのチャットアプリとして多く利用されており、チャットだけでなく同時にビデオ通話が可能です。画面共有もできるので会社説明用のスライドなども投影できます。
Whereby、BizMeeは画面共有・アプリダウンロードも不要で、一度URLを発行したらその会議のURLは変更しないため、お客様への案内が便利です。Wherebyに関してはサイトはすべて外国語表記のため慣れるまで少し大変かもしれません。
Skype for webもURLの発行のみでWEB会議の利用が可能です。今まで、参加者の全員がスカイプIDを持っていないと利用できませんでしたが、サイトのトップページからブラウザで利用できるようになりました。また会話の内容は暗号化されており、セキュリティの面でも安心です。
Google ハングアウト Meetは、社内での会議におすすめです。Gmail等で利用する「G Suiteのアカウント」を持っていれば、アプリ等のダウンロードをせず、簡単に会議を設定し招待することができます。
Google カレンダーとも連携しており、Googleカレンダーに会議の予定を入れ、参加のメンバーを招待。「ビデオ会議を追加する」という青いボタンをクリックしハングアウトに変更するだけです。社内のスケジュール管理にGoogle Calendarを利用している企業であれば、別途参加者へスケジュールを周知する必要もないため、業務効率の面からみても便利です。
無料のWEB会議システムにも様々な機能があり、充実していることがわかりました。費用もかからず始められるので、まずどんなものか試してみたいという方にはおすすめです。
ただ、有料版に比べてサポートがなかったり、一度に会議に参加できる人数に限りがある場合があります。無料ツールを利用していく中で、幅を利かせた利用をしたくなった場合には、有料のシステムの利用をおすすめします。
有料のツールはこちらです。フォローが手厚かったり、画面録画や画面の共有といった機能は標準装備されているなど、メリットも多くあります。
インタビューメーカー、BioGraph、playse、どこでも面接、RPM(採用管理システムに付随するオプション)はWEB面接用に作られているシステムです。求職者にも案内しやすいよう、招待される側のID登録の必要がなかったり、操作が簡単だったり、同意文の設置などができるものもあります。
インタビューメーカーでは、現在無料プランのサービスも提供中です。タウンワークやリクナビNEXTといった、リクルート媒体を利用頂いている企業様では、2020年9月30日まで無料利用が可能です。詳細は下記記事にまとめていますのでご確認ください。
ベルフェイスは商談に特化しているシステムです。取引先と電話をつなぎながらベルフェイスでは画面共有をし商談ができる、というシンプルな仕組みになっています。ブラウザで担当営業が共有する「接続ナンバー」を入力するだけで利用可能です。また、顧客の感覚としては電話の延長線で商談を始められるため、心理的なハードルも低いです。商談相手のITリテラシーが高くない場合でもスムーズに案内が可能です。
WEB会議システムを使って行う、オンライン面接・WEB商談にはどんなメリットがあるのでしょうか?大きくは3つあります。
オフラインの面接では面接地にいる面接官しかアサインできなかったり、会議室にも限りがあるためキャパ以上の面接設定はできません。日程が変更になった場合の調整も大変です。また、オフラインの商談でも、お客様の会社へ向かう時間が数時間かかってしまうこともあります。
しかし、オンラインであれば場所や時間の制約なく実施することができ、効率化にも繋がります。特に、面接では面接地ではない拠点に在籍しているもアサインできるため、応募者のタイプに合わせた面接官を設定することも可能です。
同じ資料を同じタイミングで見せることができるため、相手に効果的に情報を伝えることができます。特に商談の場では、どのタイミングで資料を見せるかが重要となりますよね。
画面共有機能を使えば、自身がページをめくるタイミングなどもコントロールできるため便利です。
お取引先や求職者の方とWEBでコミュニケーションをとる場合に、不都合はないのかと気にされる方もいるかもしれません。
当社でも2020年に入り、zoomを中心としたWEB会議システムの利用をはじめました。当社に在籍する114名の営業・内勤営業スタッフへアンケートを実施したところ、zoomを利用して商談をしたことのある答えた人は約7割以上にも上っています。
「WEB商談へ抵抗を持っていたお客様も、一度案内したら実は簡単なことに気づいてもらえ、その後会社のWEB面接で利用してもらうことが出来た」という声もあがりました。普段あまりインターネットを使用しなく、ITリテラシーが高くないお客様でも、一度やり方をお伝えしただけで簡単に始めることができているように感じます。
また、オンラインでの面接の場合、特に学生との選考において面接率が高くなっているようです。リモート授業の普及により、システムに慣れているからかほとんどの学生が問題なくスムーズにWEB面接を受けています。
当社でもWEBでの採用面接を導入し、面接率が5%アップしました。実際にWEB面接を行ってみると、安定したネット環境がある社内からの通信であれば、音声や画質の乱れもさほど気にならず問題なく面接できています。WEB面接を行う際の準備や、注意点は別記事にてまとめています。下記ボタンよりご覧ください。
学生の説明会や選考への参加率も上昇していることから、特に新卒採用ではWEB面接のニーズも高まっています。アフターコロナにおいてもWEB面接は当たり前の面接手段になっていくと考えられ、早めの導入をおすすめしています。まだ取り入れていないという人事担当者様はぜひご検討ください。
利用のシーンやシステムの機能にあわせて、使用するツールを選ぶことが重要です。貴社に合ったツールを使って利用を進めてみてはいかがでしょうか?
今後も多くの利用者が増えることが想定させるため、WEB面接・WEB商談をひとつの手段として持っておくことはおすすめです。
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