トラコム社員がお届け!
アルバイト・パートを雇用しているお店・企業で多く耳にするのが、「土日祝日のシフトが埋まらない」「人員はいるのに土日祝日に人が足りない」など、土日祝日のシフトに穴が空いてしまうといったお悩みです。
本記事では、そんなお悩みをお持ちの方に向けて、土日祝日のシフトを強化するためのアイディアをご紹介します。
アルバイト・パートを多く抱えるお店・企業様はぜひ参考にしてください。
採用支援している店舗・企業様から、「アルバイトスタッフが土日に入ってくれない」「土日祝日やGW、お盆、年末年始などの長期休暇は、お客様が増えるのにシフトが埋まらずお店を回すのが大変」といったお声を多く聞きます。
特にアルバイト・パートスタッフを多く抱える飲食店で、シフトを組むのに苦労されている印象です。
帝国データバンクの調査結果によると、約80%の飲食店企業が「人手不足」と回答しています。人手不足の状態で運営を続けていると、そのしわ寄せが現場のスタッフにいき、仕事量の増加やサービスの低下を招きます。
そうなればスタッフもお客様も離れていき、お店を運営し続けることが困難になります。
多くの企業が感じている「人手不足」。
この課題を解決するには、新たな人材を確保するほかに、「土日祝日のシフト」が重要なカギを握ります。
参照)株式会社帝国データバンク/人手不足に対する企業の動向調査(2022 年 1 月)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220212.pdf
「人員は充分いるのに、なぜか土日祝日のシフトが埋まらない」そんなご経験はありませんか?なぜ土日祝日のシフトが埋まらないのか、その理由をみていきましょう。
このように、スタッフが特定の属性に偏ってしまうと、それを埋める人がいないため、土日祝日のシフトが埋まらないといったことが起こります。土日祝日のシフトが埋まらない理由として、スタッフの属性に偏りがあることが挙げられます。
例えば「主婦・主夫」の方であれば、家庭と両立して働く方が多いため、子どもの保育園や学校が休みの土日祝日は休みたい、働けないといったことが起こります。
また、学生の中には「平日は学校と両立しながらバイトして、土日は趣味や友達と遊ぶ時間に使いたい」「土日は別の予定があるのでシフトに入れない」など、土日祝日のシフトを控える人もいます。
土日祝日にシフトが埋まらない理由として、スタッフの希望する働き方が関係しています。
基本的に平日よりも土日祝日のほうがお店は忙しくなる傾向にあります。同じ給与なら、土日祝日の忙しい時よりも、あまり忙しくない平日にゆっくり働きたいと考える人もいます。
「お店のために」「企業のために」など、忙しい土日祝日にシフトに入ろうと考えるよりも、「自分の働きたい時間や曜日で」「自分のやりたいことを優先しながら働きたい」と考える人がいるのも仕方ありません。
自分の思い描くライフスタイルに合わせて働く人が多いのも事実。
そんな「土日祝日は入りたくない」と思うスタッフに、土日祝日のシフトに入ってもらうには工夫が必要になります。土日祝日のシフトを強化するためにできるアイディアを次でご紹介します。
土日祝日のシフトを強化するためにできる5つのアイディアをご紹介します。
お客様が増える忙しい土日祝日にシフトに入ってくれる人には、給与で還元するという方法があります。
土日祝日の時給を上げることで、「稼げる曜日にシフトを入れたい」「時給も高いし、土日にも働こうかな!」と、シフトに入ってもらいやすくなります。
土日祝日のほかにも、長期休暇中の時給を上げる、何日以上シフトに入ってくれたらミニボーナスを支給するなど、シフトを埋めるのが難しい時期に時給を上げるのもおすすめです。
土日祝日のシフトを強化するために、採用ターゲットを変えるといった方法もあります。
前述のように、土日祝日に入れない属性のスタッフが多くなると、土日祝日のシフトを埋めるのが難しくなります。
土日祝日のシフトを埋めれるような、新たな求職者層を採用ターゲットに採用活動を行いましょう。
例えばWワークをするフリーターの方なら、平日勤務している在職に負担にならなというメリットがあります。
また、「学生」を狙うにしても土日祝日に予定を入れてしまう学生ではなく、平日は学業が忙しい「理系の学生」や「専門学生」を狙うのが良いでしょう。
「主婦・主夫」は扶養内勤務で働きたい方が多いため、土日祝日は短時間勤務、月の勤務日数は少なく調整するなどもおすすめです。
上記をもとに、どんな採用ターゲットが良いか再度検討してみましょう。
シフト提出の頻度を見直すのも改善策の一つです。
学生は土日祝日など休みの日に遊びたい人も多いとお伝えしましたが、まだ予定が埋まっていないけど、先の都合が分からないので控えめにシフトを提出するという人も多くいます。
そのため、シフト提出の頻度を1週間ごとにするなど、予定がわかっている範囲でのシフト提出にすることで、土日祝日のシフトに入れるスタッフの数が改善される傾向にあります。
普段から丁寧に計画を立てシフトを作成していても、突発的にシフトに穴が空くことはあります。
そんなとき、スタッフに追加でシフトに入ってもらうことをお願いしやすいように、日頃からスタッフと関係性を築いておくことが大切になります。
また、仕事とは別に、スタッフ同士が仲良くなれるイベントを企画するのも良いでしょう。
アルバイト先を決めるポイントとして、「働くスタッフ」や「人間関係」を重視する方は多いです。
「バイト先で友達を作りたい」「子育てについて気軽に話せたら嬉しい」などと考える人もいるため、スタッフ同士の関係が良好だと、土日祝日関係なくシフトに入ってもらいやすくなります。
どうしても土日祝日のシフトが埋まらないという場合は、土日祝日専門のスタッフを募集するのもおすすめです。
土日祝日のシフトはその方で概ね賄える状態にすることで、シフトを組みやすくなり、「土日祝日に人が足りない」といった悩みも改善するでしょう。
しかし、「就職活動が落ち着いたらシフトにがっつり入りたい」「旅行資金を稼ぐためにシフトを増やしたい」など、行事やイベントなどによってシフトの希望が変わることもあります。
また、スタッフの人数が多くなりすぎるとシフトを組むのが大変になることも。
既存スタッフの希望の働き方を再度確認したうえで、バランスよくスタッフを確保することが重要です。
少しでも多くの求職者に求人情報を届ける必要があるため、複数媒体への掲載がおすすめです。
求人媒体によってユーザー層は異なるため、複数媒体を利用することで、特定の属性に偏ってしまうことも避けられます。
「タウンワーク」や「フロム・エー ナビ」などのアルバイト・パート募集に有効な求人媒体に加え、圧倒的なユーザーを誇るIndeed(インディード)にも掲載することで、より多くの求職者に自社の求人を見てもらいやすくなります。
また、長期で低コストに採用活動をするのであれば、「Airワーク 採用管理(エアワーク 採用管理)」がおすすめです。
土日祝日は忙しく人手が必要なことから、単発で急いで募集するよりも、人員を確保するために常に募集している状態をつくることも重要です。
「Airワーク 採用管理」なら、無料で簡単に求人募集でき、急な欠員時にも備えておくことができます。
採用ターゲットに合わせて求人媒体を選び、採用ターゲットに向けた原稿を作成しましょう。
土日祝日のシフトを埋めるために、シフトが埋まらない理由やシフトを強化するためのアイディアをご紹介しました。
できることから始めてみてはいかがでしょうか。
弊社トラコムは、リクルートトップパートナー、Indeedゴールドパートナーに認定されており、年間1万社以上の企業の採用支援を行っております。
本記事でご紹介したような「特定の曜日や時間帯のスタッフ募集を強化したい」といったお悩みも、課題解決に向けたご提案が可能です。
人材採用に関するお悩みがございましたら、トラコムまでご相談ください。
この記事を書いた人
R.MURAYAMA
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2020年に新卒入社。千葉支社配属。
千葉市稲毛区、花見川区をメインに担当。
飲食、物流、医療、工場など幅広い分野でアルバイト、中途採用をメインに担当。
お客様に寄り添い、丁寧な仕事を心掛けています。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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