お電話でのお問い合わせはこちら

0120-989-779

平日 10:00〜18:00

(祝日・年末年始を除く)

トラコム社員がお届け!

採用支援

【企業向け】新卒”夏採用”の戦い方|春採用との違いや就活生の特徴、成功のポイントを解説

N.ICHIKAWA

【企業向け】新卒”夏採用”の戦い方|春採用との違いや就活生の特徴、成功のポイントを解説

インターンシップが盛んになり、新卒採用の前倒しが進む2024卒の新卒採用。就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2024年卒)」によると、2023年3月1日時点での大学生の就職内定率は30.3%となっています。
多くの学生が内定を取得する中、まだ採用活動を続ける企業、またこれから採用活動を始める企業は何がポイントになってくるのでしょうか?
本記事では、夏採用のスケジュールやメリット、夏採用を成功させるためのポイントを解説します。

夏採用とは?スケジュールや春採用との違い、夏採用のメリット

「”夏採用”という言葉を聞いたことがあるけれども、春採用とどう違うの?」「”夏採用”はいつから始めるの?」といった疑問をお持ちの採用担当者の方に向けて、夏採用のスケジュールや春採用との違いについて解説します。

夏採用のスケジュール

夏採用のスケジュールは、明確に決まっているわけではありません。
ですが一般的に、例年「学生が説明会に来なくなった」という企業からの声が増える5月の連休後~大学の夏季休暇が終わる9月下旬にかけてを、夏採用の時期と言われます。そして企業の採用活動としては、お盆前/お盆後の動きが活発になります。

春採用との違い

3月~4月に行われる春採用との大きな違いは、就職活動中の学生が少なくなることです。
就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2023年卒)」によると、2022年7月1日時点での大学生の就職活動実施率は28.8%。7月の時点で、学生の3分の2超が就職活動を終えています。
説明会を開催してもなかなか学生の申込がなかったり、プレエントリーも増えなかったりと、3月~4月に比べて採用活動に苦戦する企業が増えるでしょう。

参照)株式会社リクルート/就職みらい研究所 就職プロセス調査(2023年卒)「2022年7月1日時点 内定状況」

夏採用のメリット

しかし、夏採用ならではのメリットもあります。夏採用は就職活動を行う学生の数が少なくなるため、春採用よりも学生1人1人とじっくりと向き合うことができ、自社に合う学生かどうかを見極めやすくなります。また、春採用では複数社に内定をもらってからどこにしようか選ぶ学生も多いですが、夏採用では、「いいなと思った会社から内定をもらえたら就活を辞めたい」という学生が多いため、内定承諾率は比較的高くなる傾向にあります。

夏採用はどのような学生が受ける?4タイプの特徴や志向

夏採用では、どのような学生と出会えるのでしょうか?夏採用の時期に選考を受ける学生の特徴をまとめました。

①就職活動に苦戦している学生

早期から就職活動をしているものの、なかなかうまく行かず内定をまだ取得できていない学生が、夏採用以降も就職活動を続けていることがあります。
自分がどういう仕事をしたいのか、どういう会社に就職したいのかなどが明確ではないまま、なんとなく大手企業や有名企業ばかり受けてしまい、なかなか選考が進まず、気付けば不採用続きになっていた…といったケースです。

就職活動をしながら自分がどういう「軸」で企業を探したいのかが明確になってきて、改めて企業を探している学生さんと、不採用続きで心が折れてしまっている学生さんに分かれます。
このような学生とは、1対1の面談で、「これまでどういう就活をしてきたか?」「どういう働き方がしたいか?」などをじっくり聞いてみると、企業の求める人材かどうかのすり合わせを行うことができます。

②就職活動に出遅れてしまった学生

「就活はまだ先」となんとなくのんびりしてしまっていた中、久しぶりに会った友達が就職先を決めていた、などで急に焦り始める学生もいます。
上述の内定率調査の数字もありますが、就活に対してはのんびりしている学校もあるので、自分の学校と周りとのギャップを感じて、慌てて就活に本腰を入れるような学生も。
お盆後になると、帰省した際に家族と就職について話す機会があり、就活に本腰を入れて動きだすような学生もいます。

③公務員試験・国家試験等の受験希望の学生

もともと公務員や教員などを志望していて就活をしていなかった学生が、夏採用から動くケースがあります。
試験のスケジュールはさまざまですが、1次試験が7月下旬頃に行われることが多く、手ごたえを感じられなかったり、自己採点の結果を見たりして「就職しよう」と切り替える学生、不合格の結果が出て就活を始める学生がいます。

④都会での就職と、地元就職に揺れる学生

地方から都市部の大学へ進学していた学生は、そのまま地元に帰らず都市部で就職するか、地元に帰るか悩んでいることがあります。
地元企業を中心に選考を受けていたけれど、やっぱり都市部に残りたいと思う人、もしくはその逆もあります。お盆の帰省時に家族と話すことで気持ちが揺れ、内定をもらった会社を辞退して就職活動を再開させるケースもあります。

夏採用を成功させるためのポイント

このように、さまざまな理由で就職活動を行っている学生がいるのが夏の時期。企業側もさまざまな事情で採用活動を続けていることでしょう。次は夏採用を成功させるためのポイントをお伝えします。

新卒採用サイトをオープンする

まずは、自社が新卒採用を続けているということを就活を続けている学生に知ってもらう必要があります。
もしまだ新卒採用サイトに掲載をしていないようでしたら、いち早く掲載をすることがおすすめです。夏採用の時期だと、グランドオープン時よりも価格が下がっていることもあるため、比較的コストをかけずに広報をスタートできるといったメリットがあります。

また、サイトをオープンさせて終わりではなく、採用活動を積極的に行っていることをアピールしていきましょう。具体的には、常に説明会は申込可能な状態にしておく(日程は非公開でも、受付フォームが開いていることが重要です)、サイトごとに設定可能な検索導線をしっかりと網羅しておくことなどです。

リクナビの特徴や料金・掲載プランについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【企業向け】リクナビ新卒採用の特徴や料金、新卒採用成功のポイントを解説

【企業向け】リクナビ新卒採用の特徴や料金、新卒採用成功のポイントを解説

2024年新卒採用なら『リクナビ2024』お得プランがおすすめ!

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
『リクナビ2024』本サイトに20万円で掲載できるお得プランとは?使える機能や掲載の流れをご紹介

『リクナビ2024』本サイトに20万円で掲載できるお得プランとは?使える機能や掲載の流れをご紹介

活動中の学生へアプローチする

夏採用は、就職活動をしている学生がどんどん減っていく時期です。そのため、「いかに現在活動中の学生にアプローチするか」が重要になります。
リクナビには現在活動している学生に絞り込んでDMやスカウトを送付できる機能がございます。

  • ターゲティングWEB-DMの行動履歴DBオプション(オプション商品)…直近30日/60日/90日に活動したかどうかでターゲティングが可能。
  • リクナビスカウト…30日以内にサイトにログインしている学生でターゲティングが可能。

夏採用の場合、すでに就活を終えている会員も少なくないため、「今動いている学生にアプローチできる機能」は活用していきましょう。DMでは、「あなたは当社の求める人材に近いですよ」ということを学生に伝えてあげることが大切です。

お盆前/お盆後を意識する

「お盆までに内定をもらって就活を終了したい」という学生は多いです。面接や内定出しのスケジュールを組む際に、なるべくお盆前に内定出しまで終えられるスケジュールを組んでおくと良いでしょう。
また、内定を取得できていないまま帰省を迎える学生向けには、お盆中に申し込める、お盆明けの日程の会社説明会を用意しておくと良いでしょう。

会社説明会はWEBで行う

会社説明会は、企業も学生も場所にとらわれずにできるWEBでの開催をおすすめします。
最近の会社説明会は、WEBでの開催がメインになってきています。リクルートの就職白書2023によると、個別の会社説明会において、「対面のみ」で実施した企業は21.5%、つまり78.5%の企業はWEBでの会社説明会を実施しています。
学生の数が少なくなる夏採用では1人でも多くの学生と出会うことが大事になるため、学生も参加しやすいWEBで行いましょう。

参照)株式会社リクルート/就職みらい研究所 『就職白書2023』データ集

WEB説明会+1次面接同時開催で選考フローを短縮する

会社説明会の参加人数は春に比べて少なくなると思います。少人数で行うことができるため、1人1人の理解度に応じてじっくりと説明し、希望者にはそのまま面接に進んでもらいましょう。まだ貴社への理解が浅い段階での面接になるため、「うちの会社を志望した理由は?」のような志望動機を聞くのではなく、説明会の感想や、学生からの質疑応答をメインにする方が話が弾みやすくなります。

説明会と1次面接を同日に開催することには、選考フローの短期化といったメリットがあります。
この時期の学生は「就活を早く終えたい」という気持ちの方が少なくありません。「一番最初に自分を選んでくれた企業に決めよう」と思っている学生もいます。「あなたを採用したい」「内定です」と早く言うことで、学生さんに企業側の熱意も伝わるでしょう。

スーツ着用可否についてアナウンスする

梅雨のジメジメした時期や夏の暑い時期にリクルートスーツを着て面接に行くのは、それだけで学生は大きな負担に感じてしまいます。
クールビズを行っている企業も多い昨今ですが、特に何も言われなければ学生はリクルートスーツを着ることがマナーと思っています。
「当社はクールビズを行っています」と企業側から伝え、ジャケットやネクタイ着用の有無について事前にアナウンスしてあげましょう。

大学のキャリアセンターを利用する

自力で就活を頑張ってもうまく行かない…という時に、キャリアセンター(就職課)に相談に行く学生もいます。
キャリアセンターから紹介をもらえるかどうかは、採用実績やお付き合いの長さなどで左右される面もあるようですが、コツコツ通って自社を希望する学生がいないかどうか聞いてみるのも有効でしょう。すぐには紹介してもらえないかもしれませんが、長い目で見ると、近隣や、OB・OGの多い大学とのつながりを持っていることはメリットになると思います。

就活イベントへに参加する

今まで自社を知らなかった学生さんと偶然出会える場というのは、特に企業の認知度が低い中小企業やBtoB企業にとっては重要です。
ただし、コロナ以降は、リアルでの合同説明会の開催は少なくなっており、WEBでの合同説明会が一般的になりつつあります。
どちらにしても偶然の出会いを創出できる場なので、ターゲット学生向けのものが開催される場合は積極的に参加してみると良いでしょう。

中途採用媒体等も活用する

春採用以降で、自分の行きたい業種や業界が明確になっているような学生だと、新卒ではなく若手中途採用の枠で応募する学生もいます。
企業側からしても、「新卒もいいけれど、第二新卒くらいの若手なら…」という場合は、中途採用の媒体を活用してみるのも1つの手段です。

中途転職サイトのリクナビNEXTやはたらいく、とらばーゆについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

リクナビNEXTの特徴や掲載メリット・効果を上げる方法を人事採用担当者向けに解説!
はたらいくの特徴・機能や求人掲載方法と料金・申込みについて代理店が解説
とらばーゆの特徴や求人掲載の方法・料金をリクルート代理店が徹底解説

新卒採用に関するご相談はリクルートトップパートナーのトラコムまで

弊社トラコムでは、リクナビやリクナビプレサイトへの掲載をはじめ、新卒採用全般のサポートを行っております。
インターンシップの企画設計・実行、説明会の企画・実行、会社説明会資料の作成など、スポットでのお困りごとにもサービス提供が可能です。
「今からじゃ遅いかな?」「夏や秋はどう新卒採用を行っていくのが良いの?」そんなご相談も歓迎です。
新卒採用でお困りの際にはトラコムまでお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

N.ICHIKAWA

この人の記事一覧を見る

2008年新卒入社し、2009年から新卒・中途の社員領域を専門に担当。
千葉の中小企業を中心に、初めての新卒採用・初めての中途採用を多く担当。
持ち前の文章力で、きちんとヒアリングし、求人原稿に落とし込むことを得意としています。

トラログはこんな記事を
書いています

  • 採用ノウハウ

    年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。

    記事一覧を見る
  • 求人媒体のノウハウ

    いつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!

    記事一覧を見る
  • 集客・販促ノウハウ

    今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。

    記事一覧を見る
  • セミナー情報

    媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。

    記事一覧を見る

お問い合わせ CONTACT

お電話でのお問い合わせはこちら

WEBでのお問い合わせはこちら

メルマガ登録

最新の採用事例やノウハウ、新着ブログ、セミナーなど採用活動全般にプラスになる情報をお届けします。

ご登録いただく前にプライバシーポリシーをご一読ください