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採用難と言われる警備スタッフの採用は本当に難しいのか?

K.SHINKAWA

採用難と言われる警備スタッフの採用は本当に難しいのか?

まず初めにお伺いします、警備業界のイメージってどういったものですか?

少し辛口になってしまいますが、仕事内容も重労働だし、サービス残業なんて当たり前、ミドル・シニアの人ばかりだし面白味もなさそう・・・世間的には大体、このようなイメージが多いかと思います。私自身も含め担当してきたお客様の皆様も、最初はそう思っていました。

そんな警備業界における採用の成功までを実際の事例をベースにお伝えしたいと思います。

このイメージを取っ払いたい!でも、イメージを変えるのは難しい。

では、「警備業・企業のイメージを変えていこう、そうすれば人も来るし採用も楽になる」

答えは・・・その通りです!

私の担当させていただいたお客様もすごく努力されて、いろいろと取り組まれていました。ただもうお気づきの方もいらっしゃると思いますがどの職種でも世間からのイメージを短期間で大きく変えるのは相当難しいです。しかもアルバイト・パートさんを採用されたいとのことだったので時給や場所・時間・待遇などを、気にされる方が多い中、根本的なイメージを変えるには相当な労力や時間・コスト・人材がかかるのでリスクの方が大きかったのです。

では、どうしよう??と、あきらめかけたその時・・・

『万年人手不足』

この業界では、よく耳にしますよね。もういろいろ対策したり求人売ったり、全部やった。それでもやっぱり人材は必要。心の中で、人が来ないのはこの業界は普通だから来ないなりに求人を出そう・・・。

私もお客様と、いろいろと考えずっと苦戦していました。タウンワークやフロム・エーナビに掲載される競合の研究や、ターゲットに合わせた原稿・写真・表記内容の工夫などなど。担当者の方と相談しシフトの緩和・時給の見直しなど思いつくことは大体してきました。それでも尚、欠員は埋まらない。そこで警備の仕事を違う角度から捉えることにしました。

イメージよりも求職者とのマッチング

担当者様と試行錯誤を繰り返すうち、「イメージよりも大切なのは求職者との思考のマッチング」という答えにたどり着きました。

具体的に言うと求職者の方に警備業のイメージをよく思ってもらったり原稿の内容や求人の待遇を良くするなどしても人が集まらない。そこで、ターゲットを主婦・学生・フリーター・シニアに分け、それぞれのコンセプトにあった企画をご提案し原稿内容に打ち出しました。

ターゲットごとの事例

主婦

警備業といえば、重労働でなかなか主婦が働きにくいと思いがちですが、いざお仕事をしてみると180度イメージが変わったりします。出入館の管理、館内・館外の巡回警備など、業務によっては主婦の方の方が向いていたりする警備のお仕事もあります。

そこでまずはスタッフさんの受け入れ態勢からご提案することに。子供がいてパートに働きにいけない、短時間だけでも働きたいなど人によっては働き方も違いますが、「子供がいて働きにいけない」という思いは皆さん一緒です。短時間だけ働く方でも人が充足することによってシフトが回せるようになることもありますので、シフトの組み方からご提案することに。

もう一つは「1日お仕事体験」をし業務を肌で感じてもらい、主婦の仕事からは少し遠く捉えられがちな警備の仕事に対する心理的なハードルを下げて働きやすいと思ってもらうことに。結果、面接・採用率を上げる事につながりました。

学生・フリーター

警備スタッフは基本的に学生が集まりにくい職種。京都は学生の街ということもあり近くの県よりも学生の母数が多いということもあったのですが人気の職種に流れてしまう。

そこで少し離れた県から学生・フリーターを確保しましょうとご提案。内容は、京都ならではという事もあり(私の担当エリアが京都です)リゾートまではいかないですが、それに近い「京都観光feat,,,警備」という企画を立てることに。

観光もできバイトする、逆に言うと警備業だからバイトしながら観光もできちゃう。こんなメリットを作ってあげ短期で大量募集をしました。京都ブランドということもあり、企画が他府県の学生にささり採用数もかなり多くでき、普段、採れない層の求職者を確保できました。

シニア

この企画自体はかなりシンプルでした。定年退職後のシニア世代に向けた企画です。

定年で会社を退職したけど・・・「まだまだ働ける」「年金だけでは少なすぎる」「体が衰えないように」

そういった方々が近年すごく増えてるので「逆・インターン」という企画にし、長期的に働いてくれる方を募集することに。通常、応募が比較的ある案件なので原稿に社員条件登用(社員と同じ待遇)も致しますと押し出すことによって応募数も普段より2倍ほどに上がり、採用成功につながりました。

ここまで話が長くなりましたが、私が担当させていただいた実際の事例をご紹介させていただきました。「求人をする」という事に視点を置きがちになりますが採用成功につなげるという事が本当に重要になってきます。そこで「何ができるか?」が大事になってきますので私や弊社一同、全力でサポートさせていただきます。

この記事を書いた人

K.SHINKAWA

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2007年に新卒で入社し、京阪エリアを9年、東大阪エリアをそれぞれ合計で3年担当。
2016年にリーダーへ昇格。
2019年、リクルートのチームクラスTOP賞を受賞。
2021年10月より京都営業所へ異動。
10余年に及ぶ営業経験を活かし、大手クライアントと派遣業界を主に担当している。

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