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離職率を下げる!ドライバーの転職理由・改善策まとめ

T.TAJIRI

離職率を下げる!ドライバーの転職理由・改善策まとめ

ドライバーは、給与の高いお仕事として人気の職業ではありますが、それと同時に現在ドライバーとして働きながら、転職を考えている人も多いように思います。

今回は、数多くの運送・物流関連のお客様の採用に携わってきた中で得た、ドライバーの転職理由と志望動機のリアルをお伝えします。

転職理由①体力的に厳しい

未経験でドライバーになった方からすると、ドライバーの仕事内容は「車を運転するだけ」と思われることが多いです。

しかし実はドライバーはハードワークとも言われており、転職理由として「体力的に厳しいから」という理由を挙げる方も多い仕事です。

「長時間同じ姿勢で辛い」
「常に集中しなければならないため疲れる」
「勤務時間が長いのがしんどい」
など、人それぞれ体力的に厳しいと感じる部分は様々です。

打開策

ドライバーの中でも、職種や運ぶ荷物によっては比較的簡単な配送内容の仕事もあります。
例えば「ウイング車」「パレットでの積み下ろし」など、積み下ろし作業にほとんど負担がかからない仕事内容もあります。

こういったメリットになる内容は、求職者に伝わるようしっかりとアピールしましょう。

転職理由②成果が見えにくい

ドライバーは基本的に決められたことを行う仕事。

何か自分で考えて成果を上げるという場面は少なく、決められたことを決められたように行うことで評価してもらえる要素が強いです。
タクシードライバーは、お客様を乗せて人と関わり、サービス業に通ずる場面もありますが、バスドライバーやトラックドライバーは人と話をする機会は少なく、成果というものを感じる機会が少ないと言えます。

結果、仕事に対するやりがいやモチベーションを保つことができず、転職につながってしまいがちです。

打開策

物流・運送業界でも、ドライバー以外の多岐に渡る職種があります。
「営業」「運行管理」「管理職」など。

長く勤めたいと思ってもらうには、各ドライバーさんに、各々の目標や将来なりたい姿などを持っていただくことが大事だと思います。

ただドライバーの募集をするのではなく、ドライバーになった後のキャリアアップについても、しっかりと会話していただくことが大事です。
また、実際に社内でキャリアチェンジした方がいらっしゃれば、ドライバーからの道を選べることも伝えていくと良いでしょう。

転職理由③人間関係に課題・待遇や福利厚生が少ない

どんな職場でも、人間関係が課題になるケースは多いですよね。
ドライバーはコミュニケーションを多く取る職業ではないですが、人間関係に問題があるとどんな仕事でも楽しくないかと思います。

また先ほどもお伝えした通り、ドライバーは肉体的にもきつい仕事です。何か別の頑張れる理由を求めるドライバーさんも多いでしょう。

人間関係だけではなく、待遇・福利厚生がしっかりしていないことで、転職を考え始めるドライバーさんも多いのが実情です。

打開策

人間関係

今、女性ドライバーが活躍する運送会社も増えてきており、注目されています。
これまでは比較的男性が多い業界であったため、女性ドライバーを登用し、社内の女性比率を上げることでも会社の雰囲気は変わるでしょう。
また私の個人的な見解ですが、ドライバー職に転職を考えている方は、元々スポーツをされていた方も多く、会社イベントを好むスタッフが多いように感じます。
会社イベントなどがあれば、転職検討者にアピールするのも良いかと思います。

待遇・福利厚生

従業員の定着率が高い運送会社の傾向として、待遇・福利厚生がしっかりしている会社が多いと感じます。
特に人気の福利厚生は以下の通りです。

(例)

  • 会社内に休憩室がある
  • 社内評価制度がしっかりしている
  • 業務改善を常に検討している
  • 休日の要望が通りやすい

きつい仕事だからこそ、ドライバーの体調管理に対してきちんと対策をしている会社では、定着率が高いと感じます。

転職理由④ルーティンワークに飽きた

ドライバーは基本的に運転する事が仕事ですので、日々仕事内容が変化することはありません。
運転するルートや運ぶ物は変わりますが、運転するということが変わらなければ、ルーティンワークだと感じる人も少なくありません。

初めはそれが良いと思って入社しても、実際にやってみたら自分には向かなかったというのはよくあることで、ルーティンワークが好きではない方にとってはそれが理由で転職に繋がってしまうこともあります。

さらに、「仕事に飽きた」と感じることも多くなりますので、やりがいやモチベーションを保つ事が難しいです。

打開策

先ほど「転職理由②成果が見えにくい」で述べた事と重複しますが、毎日「運転」という仕事に「飽き」を感じさせないよう、スタッフ1人1人と「自分がなりたい姿」を定期的に話すことが良いかと思います。

資格取得支援をされている会社も多いかと思いますが、「リフト免許」「大型免許」「トレーラー免許」「運行管理免許」などの支援もしっかりしていき、ジョブチェンジなども含め、随時ドライバー1人1人と話していく事が大切です。

まとめ

従業員の入れ替わりが多いイメージの運送業界ですが、転職理由をしっかりと把握することが重要です。

その内容を踏まえ、会社の体制の中で改善できる部分は見直しを行うことで、定着率や採用率が一気に上がっていくでしょう。

「物を運ぶ」というのは今後もなくてはならない仕事です。この採用情報をもとに業界で働く人が増え、運送業界がもっと盛り上がっていくために、私もお手伝いできればと思います。お悩み事などがございましたらお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

T.TAJIRI

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2015年2月に中途入社。4月に京都営業の立ち上げメンバーの一員として配属。
一からの顧客開拓をすべく新規営業に従事。現在は物流業界を中心に京都のお客様のお役に立てるよう日々頑張っています。
2023年に名古屋営業所へ異動。

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