面白いだけじゃない！効果がある「ユニーク採用手法」7選

採用手法の多様化が進む中、今まで通りの募集方法では、応募やエントリーが獲得できないとお困りの方必見！アイディア溢れる、面白くてユニークな採用手法を厳選してみました。求人広告の営業として15年目を迎える営業からお伝えいたします！

現在の人事・採用担当者が抱える悩み

日々、企業の担当者様や社長様とお話をする中で、いつもお聞きするのが、「採用したい人材からの応募が集まらないことに悩んでるんだよね…」「うちみたいに規模が大きくない業種は、そんな人材からの応募は来ないし、採用にもつながらないんじゃない？」といったお声です。そうは言っても、何も行動しないままであれば、人材が採用できないこともまた事実です。

今回は、ユニークな採用手法で人を集めている例をご紹介させていただきます。特別な費用をかけずとも、無料でできる施策も多数あります。参考になる採用手法はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

学生の応募を集めるための具体的な取り組み

今の学生は、自分がやりたいことや気になっていることについて、基本的にはすぐにWEBで検索する方が多いとされています。また、検索しなくても、「美味しそうな店だな」や「楽しそうな場所だな」と思ったら、紹介されている口コミサイトで「気になる」ボタンを押したり、ブックマークしたり、「保存する」といった傾向が強いです。その特徴を利用しているかのような採用手法がこちらです！

インフルエンサー採用

■内容
「インフルエンサー」とは、インターネット上で影響力をもった人のことを指します。そんな影響力を持った人を優遇するという採用手法です。InstagramやTwitterなどのSNSを使用しており、フォロワーが一定数以上いることなどが応募の条件となっています。

■効果
自社の魅力をダイレクトに発信してくれる人材を募集するわけですから、若者からの認知度や応募が増えたとのことでした。SNSで発信している内容や、写真には人柄が現れます。ある種、履歴書のようにもなりそうですよね。

野球採用・アスリート採用

■内容
フルタイム勤務の傍ら、しっかりとスポーツに取り組める人間は心身ともに充実しているといった理由から、社内のクラブ活動に実際に参加してもらい、その中でのコミュニケーション能力を見て採用の可否を決めます。

■効果
社内やチーム組織の中でのコミュニケーションが飛躍的に増え、定着率が上がったとのことです。

主婦（夫）の応募を集めるための具体的な取り組み

主婦（夫）は忙しく、基本的に家族の予定が優先される傾向があります。「子どもに熱が出たら変わってくれる人いるの？」「面接に行こうにも家庭の事情を話して理解を得ないといけない…」そんな困っている主婦 （夫） のための取り組みがこちらです。

子連れ面接

■内容
その名の通り、小さなお子様がいる場合などは面接への同行をOKとします。（※事前に要相談）

■効果
面接率、応募率ともに上がったとのことです。また、面接担当者（店長）も実際にお子様を見ることになるので、急な予定が入った時なども、同僚の主婦（夫）さんたちに一緒にお願いしてくれるようになったといった話もありました。

今は小さな子供の子育てで忙しい方も、ゆくゆくは子供の成長にともなって長時間勤務ができるようになる可能性も大いにあります。今だけの視点で判断するのではなく、将来に期待長く活躍してくれる人員を採用する施策としても効果的でしょう。

他にはないチャレンジ採用戦略

その他、会社独自の色が反映されたユニークな取り組みをいくつかご紹介します。

いちゲー採用　～ゲームの上手さで内定だします～

■内容
ゲーム開発会社が考えた採用手法で、「突破口を見つける発想力、困難を乗り越える問題解決力など、ビジネスに役立つスキルが自然と磨かれている」「部活やサークル、アルバイトで得られた経験を評価するのと同様に、ゲームに捧げた情熱や時間も、就職活動で高く評価したい」との思いから始められたそうです。

顔採用　～容姿で決まるわけではありません～

■内容
容姿で決めるのではなく、好きなメイクで来てもらうことにより、メイクを通じてどんな自分を表現するのかを採用基準とするそうです。ばっちりメイク・ノーメイク・どこかで見たことがあるメイク、なんでもOK。どうすれば自分を伝えられるかを考えさせることが目的のようです。

すぐにマネできそうな採用手法

斬新なアイディアはすぐにマネするのは難しいですよね。まず始められる手法をまとめてみました。

いつものあなた選考　～あなたが全部決めてください～

■内容
スーツの着用を禁止し、普段のあなたらしさを出す選考手法です。「いつものあなた」を出すために、面接場所や時間を求職者が指定します（自宅やアルコール除く）。バイト先や学校を指定する求職者の方が多いそうです。合否にかかわらず、求職者の強みをフィードバックしてくれるそう。求職者にとってもメリットが得られる採用手法です。

極め人採用　～自分、不器用ですが～

■内容
人生の中で「これだけは極めました」ということをプレゼン資料としてまとめ、メールで送るのみ。その資料を見て書類選考を行い、秀でた極め人の方は一次面接、二次面接は免除。一気に社長との個別面接を行えるとのことです。

まとめ

インパクトのある募集を行うことで求職者からも注目されますし、アイディアひとつで現状を覆す力があります。応募がない、企業を知ってもらえていないとお困りの方にとっては、起爆剤にもなり得ます。ですが最も重要なことは、御社自身が御社の「強み」を理解し、御社の「強み」を「いいな」と思ってくれる求職者に対し、どんな働き方がこの会社ではできるのだろうという未来を見せることが大事であると言えます。

こちらで紹介した手法以外にも様々なやり方はございますので、さらに深堀りして自社だけのやり方を見つけ出し、賛同してくれるような求職者は、御社の採用ターゲットに合う確率が高いといえるでしょう。 強みを生かした面白い採用手法が多くの方の間で話題になれば、それだけで企業文化が伝わりブランディングや差別化にも役立ちます。 ユニークな採用手法を考える前に、どのようなメッセージを伝えたいかを考えましょう。

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