【京都編／2021年1月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月より3,945件のマイナスとなりました。数ヶ月続いた件数の増加にはストップがかかりましたが、高水準の6万件以内を保っています。

〈エリア別〉掲載件数動向

京都市エリア

まずは京都市内から見ていきます。先月比2,823件のマイナスとなりました。全体として減少傾向となりましたが、その中で南区や上京区では100件近く件数を伸ばしています。

プラス：南区、上京区
マイナス：中京区、右京区、下京区

その他エリア

その他のエリアでも先月比マイナス1,126件と、減少に転じています。どのエリアも概ね減少傾向にあり、特に下記のエリアでは大幅な減少となりました。

プラス：綴喜郡宇治田原町
マイナス：宇治市、京田辺市、向日市

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。伸び幅が大きかったのは下記の業種です。

件数比較

プラス：製造・工場・化学・食品
マイナス：ホテル・旅館・ブライダル

マーケットシェア比較

プラス：製造・工場・化学・食品
マイナス：飲食・フード

〈業種別〉平均給与相場

平均月給

平均時給

掲載傾向・採用動向

1月は、12月よりも7％の求人減となりました。減少した割合は少なく感じますが、通常案件数が最も減る12月と比べてなので、緊急事態宣言の影響が大きく出た形となっています。

中でも影響が大きいのは、前回の緊急事態宣言と同じく飲食・ホテル系。それに加えて今回は建築関係の求人も先月比83％と大きく減少しています。販売・サービス・フード系の求人減は予測されたことですが、建築関係の案件減少は、4月から発注が減ることを見越した動きです。

全体を通しての応募数は、求人数の多かった12月に比べ増えている状況です。特に飲食店の求人には、応募が3桁に達する店舗も出るほど。緊急事態宣言に伴い、個人店などは補助金をもらえます。そのため休業率が高く、求職者が増えている様子です。

来月に向けた採用活動の進め方

緊急事態宣言が続くようであれば引き続き採用しやすい状況が続きます。採用を検討している状況であれば、求人かけていくことがお勧めです。派遣からの自社雇用への切り替えや、質の高い人材の採用など、元々年間でも1番人の動きの多い2～3月に是非ご検討ください。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『京都市×運輸・配送・警備』のリストをご用意しました。より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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