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部下のやる気を引き出すフィードバック法とは?効果的な方法や注意点を解説!

N.YOSHIMOTO

部下のやる気を引き出すフィードバック法とは?効果的な方法や注意点を解説!

企業では日常的に行われているフィードバック。適切な方法でフィードバックを行うことが部下の成長に繋がります。「自分のやり方が合っているのかわからない…」そんな方に向けて、フィードバックの種類や効果的なやり方、注意点をご紹介します。

フィードバックとは?

簡単に言うと、「目標達成に向けた行動に対しての評価や改善点を口頭や文章で本人伝えること」です。

企業では育成・教育の場で度々行われています。育成の場であれば、上司が部下の行動に対してのアドバイスや改善点を伝えることでより良い結果を出す、正しい仕事の進め方を覚えてもらうなどの目的があります。それは部下の成長へと繋がります。

具体的な効果としては、

  • 部下のモチベーションUP…上司に見てもらえているということや、褒められたりすることで承認欲求も満たされ、仕事に対する意欲が高まります。
  • スキルアップ…上司からアドバイスをもらうことで、1人で考えるよりも多くの気づきやノウハウを得ることができます。
  • 上司・部下の関係性構築…定期的にコミュニケーションをとることで絆が深まります。
  • 目標達成に向けての軌道修正…目標に対しての行動は進めていくうちにひとりひとりズレが生じるものです。フィードバックによって正しい方向へと導くことができます。

フィードバックの種類

フィードバックには大きく分けて2種類あります。

①ポジティブフィードバック

「良い点」を評価し、肯定的な言葉を使ったフィードバック方法です。
部下を褒めたり、前向きな言葉を使うことで自己肯定感を高め、次の仕事へのモチベーションに繋がります。

②ネガティブフィードバック

「改善点」を指摘し、成長を促すフィードバック方法です。
現状に甘んじることなく、更に上を目指してほしいという期待を込めてという意図がありますが、相手によっては精神的ダメージを受けることもあります。伝え方に注意が必要なフィードバック方法です。

基本的にはポジティブフィードバックを使うことが多いですが、成長意欲の高い社員やリーダー候補などに自分で考える力を養ってほしい、主体性を特に持ってほしい部下にはネガティブフィードバックが効果的です。

効果的なフィードバックのポイント

行動したその日に行う

フィードバックはなるべくリアルタイムで行うことを推奨します。行動から数日経ってしまうと、アドバイスや指摘をしても相手もあまり覚えていないため、部下が内容を落とし込めず、浸透せずに終わってしまいます。

具体的に伝える

相手にわかりやすいように具体的に伝えることを意識しましょう。
例)「優先順位をつけて行動してください」ではなく「人が関わることをまず優先して行動してください」

実現できるイメージが湧くものにする

あまりにも非現実的なことをアドバイスしてしまうと、達成イメージが湧かず、相手のモチベーションが下がってしまいます。

人格否定と捉えられるようなことは言わない

性格面についてはすぐに変えられるものではないため、行動に対しての注意やアドバイスを心がけてください。

上司が部下にフィードバックする際に気を付けること

部下が理解しているか・納得しているかを確認しましょう!

フィードバック時に1人で話を進めるのでなく、部下の考えと都度すり合わせながら話を進めてください。部下が納得していないまま一方的に考えを押し付けてしまうと、不満が溜まってしまいます。

フィードバックした内容を実践できているか進捗を見ましょう!

フィードバックした後も相手がズレた行動をしていないか、アドバイスを実践しているかを見てほしいです。また、フィードバックした内容をしっかりと落とし込み、行動できているようでしたら褒めることです。次回のフィードバック時に、より意欲的に取り組めるようになります。

シチュエーションには気をつけましょう!

特にネガティブフィードバックを行う時は、会議室などの1対1になれる環境で落ち着いて話せるように努めてください。周囲の目を気にしてしまい、相手も萎縮して意見が言えないということや、みんなの前で自身のマイナスな部分を言われることにより、モチベーションが下がってしまいます。

また、私自身リーダーとしてチームマネジメントに日々取り組んできました。
これまでの経験や後輩からの話を聞いて、注意した方がいいなと心がけていることは、「誰かと比較しないこと(特に部下の同期や後輩)」「自分語りにならないこと」です。

コロナ禍でのフィードバックの工夫ポイント

コロナウイルスの影響により企業の働き方の選択肢が増え、現在もリモートワークを取り入れている企業は多いのではないでしょうか。

部下が在宅勤務で、対面で話す機会が少なくなっているケースは多いと思います。その場合、毎日でなくていいので、在宅の場合はZoomなどのWEB会議システムを使い、画面越しでも顔を合わせてコミュニケーションを取ってください。

リモートワーク下で「部下と話す機会が減った」「部下が心を開いてくれない」「急に辞めたいと言い出した」そんなマネジメントに関する悩みをお持ちの方へ。こちらの記事では、チームのコミュニケーションを活性化させるための取り組みをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

N.YOSHIMOTO

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京都の大学を卒業後、2007年4月に入社。
10年ほど京阪エリア(枚方寝屋川)や社員採用強化チームに所属後、
東大阪エリアの営業も経て、
2018年4月に京都営業所に配属。京都市内中心に営業。(派遣、社員中心)
2020年4月、大阪支社へ異動。現在は東大阪エリアサービスに所属。
2022年4月、京都営業所へ異動。

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