
トラコム社員がお届け!
ベンチャー企業・スタートアップ企業の採用担当の皆様。「優秀な人材がなかなか採用できない。」「入社してもすぐに辞めてしまう。」そんなお悩みはございませんか?
ベンチャー企業・スタートアップ企業の採用は、大手企業や老舗企業と比べて採用難易度が高いと思われがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。
本記事では、ベンチャーやスタートアップの採用について、採用難易度が上がる理由やおすすめの採用手法、採用成功のためのコツをご紹介します。
そもそも、どのような企業が「ベンチャー」や「スタートアップ」と定義されるのでしょうか。
実は明確な定義はありませんが、『設立から5年以内』『独自のサービス等を提供している』『従業員数が100名以下の若い会社』など。比較的設立年数が若く、独自の事業を展開し、成長の拡大を目指している企業が、一般的にはベンチャー企業・スタートアップ企業と呼ばれています。
また、インターネット関連のサービス等、新しいサービスや技術等を提供している企業がベンチャー企業・スタートアップ企業と呼ばれることが多くなっています。
一般的に、あまり名の知られていないベンチャー企業やスタートアップ企業は、大手企業に比べて採用難易度が高く、苦戦すると言われています。
例えば新卒採用ですと、リクナビなどの大手新卒採用サイトでも、エントリー開始後しばらくは大企業にアクセスが殺到。
テレビCMなどでよく名前を耳にするBtoCの会社に応募が集中する傾向にあります。
また、キャリア教育支援NPO エンカレッジが2021年度卒の大学生・大学院生向けに行ったアンケート調査のデータによると、就職活動の志望先として「主に大手企業志望」と回答した学生は全体の45.5%。
「主にベンチャー企業志望」と回答した学生は全体の35.9%という結果となりました。
第1志望からベンチャー企業やスタートアップ企業を希望する学生は、大手企業を志望する学生よりも少ないようです。
ここからは、ベンチャー企業・スタートアップ企業の採用活動の特徴を見ながら、採用難易度が上がる理由についてまとめていきます。
設立して間もないベンチャー企業・スタートアップ企業の場合、「●●のシェアNo1!」といった実績がまだない場合も多いかと思います。
そのため、大手企業や老舗企業などに比べて求職者に会社の実績や魅力が具体的に伝えにくいという点が、採用難易度が上がる理由として挙げられます。
会社に興味を持ってもらえるきっかけが少ないため、採用の難易度が上がる場合が多いようです。
少ない人数で会社を運営しているベンチャー企業・スタートアップ企業は、産休・育休制度をはじめとした福利厚生が、大企業ほどまだ整っていない場合や、実際に制度を利用した実績がまだ少ないということも多くあります。
求職者が数ある会社の中から条件を比較する際に、そういった待遇面が採用においてマイナスになる可能性は十分に考えられます。
ベンチャー企業・スタートアップ企業に絞って就職活動をしている求職者の絶対数が少ない、という理由もあります。
前述した通り、名の知れている大手企業やBtoCの会社のほうがサービスや商品について馴染みがあるため、採用に至りやすくなります。
ベンチャー企業・スタートアップ企業は認知度や知名度も大手企業には及ばないため、どうしても母集団が少なくなりがちです。
小規模のベンチャー企業・スタートアップ企業では、そもそも採用にかけられるコストは限られています。
コストとは、求人掲載費用だけでなく、採用活動にかける時間や労力も指します。
人事を専任する方が居ない場合も多いでしょう。
そういった企業が大手企業とまともに張り合うのは、あまり得策とは言えません。
せっかくの応募者を逃してしまい、採用の機会損失が発生することも考えられます。
応募数確保という観点の他に、採用充足に至らない原因として「採用後のミスマッチ」が考えられます。
特に、社員数の少ないベンチャー企業・スタートアップ企業の場合、少しのミスマッチが大きな軋轢を生む可能性が高くなります。
早期離職を防ぐためにも、応募者が少なかったからといって「自社にはあまりマッチしていないかも…」と思うような人材を採用してしまうことは避けるべきでしょう。
参考:新卒がベンチャー企業に就職するメリットやリスクとは?|WEBLANCE
会社に決められたことを正確にやり続けることが得意という方よりも、幅広い分野にどんどんチャレンジしていきたい!という志向を持つ方が、ベンチャー企業やスタートアップ企業では長続きする傾向にあります。
大手企業と違い、幅広い業務に携わることができるのがベンチャー企業・スタートアップ企業の強み。
さまざまな分野の経験を積みたいと考えている方なら御社でも活躍してくれるはずです。
このような、活躍の見込みがある人材を採用するにはどのような手法が適しているのか、以下で紹介します。
人事・採用担当者の中には、中途の人材採用をするならリクナビNEXTをはじめとする大手転職サイトでの募集をまず想像する方が多いのではないでしょうか。
もちろんそのような大手転職サイトや自社の採用ページ、Indeed、ハローワークなどを活用した求人募集が定番となります。
上記での募集ならユーザー数も多いため、多くの求職者に自社の求人情報を届けることが可能です。
しかし、こういった定番の方法では確実に大手企業とバッティングします。
福利厚生や待遇の面で劣る可能性の高いベンチャー企業・スタートアップ企業では、これまでとは違う新しい手法を取り入れることで、大手企業と競合しにくく、自社に合う人材を狙い撃ちすることも期待できます。
各採用手法について、詳しくは下記よりご覧ください。
リファラル採用、どんな取り組みしてる?導入のポイント、おすすめツールも紹介
リスティング広告×求人で採用を実現!活用事例と運用方法とは?
弊社では、今注目されている採用ピッチ資料企画・作成、採用オウンドメディアのコンテンツ企画・ライティング・運用サポート、SNSを活用した採用支援サービスなど、幅広いサポートをワンストップでご提供させていただいております。
上記の他にもオリジナルツールの作成(HP・パンフレット・名刺)や、LINEを活用した集客支援サービスなども行っております。新しい手法をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
新卒採用においても同様です。
リクナビなどの大手新卒採用サイトや自社ホームページ、合同(単独)説明会、大学就職課へのアプローチなど、定番の手法を取り入れつつ、新しい手法にチャレンジしていくのが効果的です。
これらのなかでも、特にインターンシップは学生と早期接点が持てる機会であり、力を入れる企業が増えています。
学生側も、年々インターンシップ参加率は高まっており、今やインターンシップは就職活動のスタンダードとなっていると言えます。
一通りのインターンシップを終えた本エントリーが始まる頃には、既に志望する業界や会社が決まっているという学生も。
母集団形成が難しいベンチャー企業・スタートアップ企業の新卒採用において、インターンシップに注力することが成功のカギとも言えるでしょう。
下記より、学生の満足度の高いインターンシッププログラム設計のノウハウをまとめた資料をダウンロードいただけます。
ベンチャー企業・スタートアップ企業が採用活動を成功させるためには、どのような工夫を行っていけば良いのでしょうか。
そのコツはおおきく5つです。
まずは、自社が求める人物像を具体的に定めましょう。
その人にお願いしたい仕事はもちろん、追加で発生するかもしれない業務や、どこまでの裁量を持ってやって欲しいかなど、採用担当者だけでなく、社内のメンバー全員ですり合わせる必要があります。
個々の関係が密接になりやすいベンチャー企業では、実際の現場の声を取り入れることが重要になります。
次に、自社の魅力を整理しましょう。
同業他社にはない、御社ならではの魅力をしっかりとアピールすることで、求職者に「ここで働きたい!」と思ってもらえる可能性がアップします。
同時に入社後のミスマッチ防止にも繋がります。
「同業他社との差別化ポイントがわからない」「なかなか思いつかない」と感じる場合は、今実際に働いている方に聞いてみるのもおすすめです。
自社で定着している人がいるということは、この会社で働き続けたいと思う魅力が必ずあります。
少ない人数で採用活動をするケースも多いベンチャー企業・スタートアップ企業にとっては、いかに効率よく採用活動を進められるかが重要になってきます。
例えば下記のように、採用担当のタスクはアイデア次第で減らすことができます。
その分、応募者への手厚いフォローが可能となり、面接率アップにも繋がるでしょう。
企業としての今後のビジョンを求職者に伝えることも重要です。
ベンチャー企業やスタートアップ企業を希望する求職者は、大手企業希望者とは違い「〇〇を実現したい」と意思を持っている方が多い傾向にあります。
自社がどんなビジョンを掲げているのかを募集の段階で伝えると、同じ想いを持った方を採用しやすくなり、更に入社してからのアンマッチも防げます。
上記のコツをおさえた採用活動で、効率よく自社に合った人材採用を実現することに繋がります。
しかし、ベンチャー企業・スタートアップ企業の採用担当者は、人事業務だけをしているわけではないと思います。
「そこまで採用業務に時間を割けない」そんな場合は、採用のプロのサポートを依頼することをおすすめします。
上記でご紹介したように、採用手法は年々多様化しており、求人媒体もさまざまなものがあります。
また、求人媒体によっても、効果を出す原稿づくりや運用のポイントはさまざまです。
1から調べて運用まで行うのはかなりの時間と労力が必要になります。
採用に詳しい人のサポートを受けるのも時に重要になってきます。
実際に、自社での運用から弊社での運用に切り替えていただいたお客様の中には、無料媒体で20名以上の応募が集まった事例もございます。
同じ媒体でも、ターゲット設定や原稿づくり、裏側の設定などを変えれば、大きく効果が変わることがあります。
大手企業にはない、ベンチャー企業・スタートアップ企業ならではの強みを活かして採用活動に取り組むことが重要です。
「もう少し詳しく知りたい」「自社もプロのサポートを受けてみたい」などのご要望がございましたら、ぜひリクルート代理店のトラコムまでご相談ください。
御社のお悩みに寄り添い、採用成功まで全力でサポートさせていただきます!
この記事を書いた人
A.YOSHII
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2020年11月に中途入社。
入社後すぐに大手担当部署に配属され、多店舗展開の販売・サービス業や
派遣会社など、さまざまなお客様を担当。
2021年からは「Airワーク 採用管理」の拡販部署に配属され
新商品の拡販をメインに入社間もないメンバーの育成に従事。
2023年4月にリーダーに就任、部下をまとめながら、自身も営業活動に奮闘中。
採用だけに留まらず、様々なお悩みを一緒に解決したいと思っています。
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