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求人コストを抑える秘訣は「定着率」?

T.KAMITE

求人コストを抑える秘訣は「定着率」?

採用はそれなりに出来ていても、人が足りない状況が続くから、求人広告に費用が掛かるのは仕方ない…。果たしてそうでしょうか?今回は、「辞めない人の採用」で求人コストを削減できた事例をご紹介します。

採用の悩みあるある

全国の有効求人倍率は1.48倍。
働き先を探している人数よりも、働き手を探している企業の方が多い現状で、
採用・人事の課題は増え続ける一方ではないでしょうか。

リクルートの求人広告代理店として、常日頃様々なお客様の悩みを聞く中でよく耳にするのは、

①応募数が集まらない
②良い人が来ない
③面接に来ない(応募者と連絡がつかない)
④採用したがスグに辞めてしまう
⑤求人コストを抑えたい

とりわけこの5つが多いです。

今回は④の悩みに対しての解決策を、成功談を交えながらご紹介したいと思います。

定着率の高い採用ターゲットの決め方

定着率を上げるためには、職場環境の改善や福利厚生の充実など、
様々な改善策が挙げられますが、即効性がある解決策としては
「定着率が高い人の採用」つまり「辞めない人の採用」です。

辞めない人を採用するために、御社の求人広告の担当営業に
「長期間勤務し続けている従業員の傾向」と
「長期間勤務し続けている従業員の意見」を伝えてみて下さい。

例えば、居住地や年齢、性別に属性(主婦・フリーター等)。
「どのようなタイプの人が居心地良く働き続けているのか」という傾向と、
「なぜここで働き続けているのか」の理由を思い切って従業員に聞き、
それを担当営業に伝えてみて下さい。

しばらく働いてみて、採用されるまでは気付かなかった負荷に気付くというケースは、
アルバイト・パートの採用だけでなく社員採用の現場でも頻繁に起こっています。
そのため手っ取り早いのは、現在働き続けている人にリンクする点を持つ人という訳です。

実話①~お客様からいつもの依頼~

以前から離職率に悩まれていたお客様との実際のやりとりをご紹介します。

お客様「カミテくん、また求人広告を出さなくちゃいけなくなったよ・・・」

私  「ありがとうございます。またですか・・・今回はどうされたんですか?」

お客様「以前にタウンワークで採用した人がまた辞めてしまってね・・・」

私  「申し訳ございません。最近このケースが増えているので、一度原稿内容を改善させて頂けないですか?」

お客様「原稿を改善?いやいや、毎回たくさん応募は来て採用もそれなりに出来ているから前回通りで大丈夫だよ」

私  「お言葉は嬉しいですが、このままだと出稿がかさむばかりで根本の改善になりません」
   「今回はたくさん応募が来る原稿よりも、辞めない人が来る原稿を作らせて頂きたいです」

お客様「辞めない人が来る原稿?それってどういうこと?」

私  「詳しくお話を伺ってご提案させて頂きたいので、一度打ち合わせのお時間を頂けないでしょうか」

実話②~新たな可能性~

後日、打ち合わせのお時間を頂き
「長期間勤務し続けている従業員の傾向」と「長期間勤務し続けている従業員の意見」
の2点に絞ってヒアリングを行いました。

すると居住地や年齢の傾向の他に、意外な事実が浮かび上がってきたのです。

大阪府の郊外で化粧品ケースの製造や充填作業を行う工場のお客様で、
働いている人の多くは主婦。以前までは主婦層の応募が集まりやすい「主婦向けの原稿」
を打ち出し多くの応募数を担保していたのですが、

実は長く働いている人の多くは、よく言う「主婦が働き易い職場」という魅力ではなく
「黙々と作業をこなせる職場だから」という理由で長く続けていたことが分かりました。

「スタッフ同士の仲が良い」「アットホームな職場」「和気あいあいとした雰囲気で居心地抜群」etc…
職場環境を打ち出す上でこの様な文言は頻繁に広告に載っていますが、
実は、「世間話は苦手で、黙々と自分の作業に没頭したい」というニーズは多く、
この企業様はそういったタイプの求職者から支持を得ていたのです。

実話③~お客様が得た特典~

後日、以前までと同様の「主婦向けの原稿」と新たに「黙々作業好き向けの原稿」の2原稿を
タウンワークにご掲載頂きました。

結果は「黙々作業好き向けの原稿」に応募が殺到する形となりました。

あくまで一例ですが、実際にその地域には、黙々と作業するのが好きな人が多く
このお客様の他に「黙々作業好き向けの原稿」を掲載している企業はほとんど無いため
今後求人を掛ける際は「黙々作業好き向けの原稿」を打ち出す事が効率的だとわかりました。

また、採用された側も、自分が求めていた働き方が出来るという形になります。
企業側も長続き出来るスタッフが増えた分、定着率がUPし、余計な求人広告費を削減することができました。

まとめ

今回は、過去に「定着率」で悩みを持たれている企業様に対してのご提案を掻い摘んでご紹介しました。
実際、御社の課題はもっと複雑で、簡単に答えが出るものではないかも知れません。
ですが、定着率から求人費用を抑えることに興味をもって頂けた方がいらっしゃれば、
ぜひ弊社までご相談を頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

T.KAMITE

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2014年新卒入社。
半年間は大阪市内エリアを担当
その後2年間の八尾市エリア担当を経て総合企画グループへ配属。全国展開されている販売店や大手派遣会社・建設会社等幅広く担当。
現在はIndeed担当も兼務し、運用・効果改善を行っている。
2019年度よりユニットリーダーに就任。
2021年度よりリーダーに就任。

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