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人材育成

対話を通じて「関係性」を構築することで、想いはスムーズに届く!

M.TAIGAICHI

対話を通じて「関係性」を構築することで、想いはスムーズに届く!

年齢・性別もバラバラの複数名の部下を持つことになった中間管理職の方、上からは様々な仕事が五月雨式に降ってくるけど、自身と部下の意識が合わなかったり、新しい仕事を任せられなかったり、こちらの想いが伝わらず、思い通りに動いてもらうことができないことも多いと思います。まず、相手を知ること、次に自身を知ってもらうこと、そして相手の要望とこちらの要望を相互理解し、お互いが期待しあえる関係性をつくることを目的として定期的に面談を行うことが重要だと考えています。

今までと同じ手段の面談ではコミュニケーションが取れていない

当社では、4半期に1度、【ステップアップ面談】として、所属長とメンバー(1対1)での面談を実施しています。前4半期の振り返りから、今期の短期戦略・短期目標を設定するという仕立てです。面談という形式をとるのは、メンバーたちが自身で考え、自身で決めたものに対して、上長がアドバイスを行い、伴走していく状態を作るためです。ただ、決めた事をやり切れないまま3カ月を終えるケースも多く、そこには上長とメンバーとの間で目標設定に対する温度感の違いが見られました。上長は部下が自身で決めた目標と認識し、メンバーは決めさせられている目標と認識する。これを埋めるために、対話を通じた相互理解を行うことの重要性を見出しました。

対話を通じて「相互理解」を図ることで、新たな関係性が生まれる

関係性を構築するために、まず社内での面談では、明確な上下関係があるため、相手が心に思っていることや、自身のプライベートなことはなかなか聞き出しにくいと思います。そこで「この面談が評価に一切関係が無い事」「何を言っても否定をしないこと」を前提として、こちらは聞き役に徹します。経験則から予測できる話の結末や、アドバイスなどをグッと堪えて、「あいづち」「オウム返し」「その時の気持ちの確認」に従事し、相手が話すこと聞くことだけに徹します。自身との共通点や、喜怒哀楽の機微(どこに琴線があるのか)をしることで、部下ではなく、「人としての相手を知る」ことができると思います。ただ、1度の対話ですべてを知ることはできません。短時間、複数回面談を行うことで、より深い位置での相互理解ができている状態を作ることができると思います。

対話を通じて「相互理解」を こちらからの要望を伝え、相手の要望も聞く、「相互期待」へ 図ることで、新たな関係性が生まれる

もちろん、対話や関係性だけで組織がうまく機能するわけではありません。今まで行っていた戦略・目標設定の面談も併せて行いますが、関係性が構築された上での議論であれば、今までよりも活発に、またお互いの考えや想いを察知できることが増えていることを実感できます。さらに、大切なのは「期待を伝えること」です。どの仕事のどの部分に期待をしているのか。どんな行動や、どんな結果に期待しているのかを明確に伝えることで、相手は迷わずにそこへ向かうことができます。また、相手から自身が何を期待されているのかも併せて聞くことによって、「相互期待」が生まれます。

どれだけITが発達しても、ともに働く相手は「人間」である

ひと昔前までは、対面で会話をする機会や、飲みにケーションとして会話をする機会が多かったものが、最近では一斉メールでの情報共有や、仕事とプライベートの割り切りで、コミュニケーションをとる機会が圧倒的に減っていると感じます。コミュニケーションのロスは、最初は小さな歪ですが、放置すると育成スピードや早期退職など大きな問題につながり、スグに取り戻すことができません。関係性が構築されれば、考える内容が変わり、行動の質が変わり、結果が変わるものだと思います。少し遠回りなやり方にはなりますが、言いたいことを伝える前に、その土壌をつくるための、相互理解のための対話。それを相互期待へ繋げていくことが、面談を通じて実現したいことです。

こういった面談を始めるにあたり、スグに変えることと、時間を掛けて変えていくことの境界線を、「ゼロに戻る」か「マイナスに落ちるか」で線引きしています。それをやることによって、プラスに働かなかったとしても、マイナスに働くことが無いのであれば、スグに初めて、効果次第でスグに辞める。もしそれを行うことで状況がマイナスに落ちる可能性があるのであれば、小さなところからフィジビリで初めて様子を見る。こう考えると、「面談の仕方を変える」または「面談を始める」ということは前者ではないかと思います。関係性の変化が目に見えてわかるには時間が掛かるかもしれませんが、まずは上記のようなフローで始めてみられてはいかがでしょうか。相手に対する印象が自身の思い込みであったことや、相手の期待が自身の想定と全く見当外れであったことに気づくかもしれません。共に働く人たちとは、「仲間」や「同志」と思える人達が多い方が楽しいに決まっていますものね。

この記事を書いた人

M.TAIGAICHI

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2003年、教師になることを断念し、広告代理店に憧れて新卒にて入社。
京阪エリア、大阪市内で営業・営業リーダー・営業マネージャーを務める。2011年に東京本社へ異動。4年間の営業マネージャーを務めた後、2015年、拠点立ち上げのため名古屋営業所へ異動。
2019年より大阪支社にてシニアマネージャーに着任する。

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