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『コンビニ業界』育成・定着率UPに向けて押さえるポイント

S.MATSUMOTO

『コンビニ業界』育成・定着率UPに向けて押さえるポイント

今やコンビニエンスストアは皆様の生活において必要不可欠な存在となっています。しかしそれと同時に、業務量の増加に伴い、コンビニで働くスタッフ一人一人の負担が大きくなってきている為、「人が集まらない。」「定着率が良くない。」等、様々な問題が嘆かれています。そこで、このコンテンツでは、コンビニ業界での「採用」と「育成」に注目し、応募数UPや定着率UPに向けてできる工夫をご紹介させて頂いています。

コンビニ業界の現状

コンビニは、日本全国、約54,000店舗出店されており、中でも大手3社では各10,000店舗を超えています。(平成28年2月時点)

コンビニ本部では、アルバイトスタッフの人材確保に向け、加盟店の募集項目を、公式・提携ホームページで公開するなどをして、採用成功に特に力を入れています。

元々の本部の考えとしては、あくまで各加盟店に対しての店舗運営ノウハウを提供する立場である為、採用や育成に関しては、加盟店が責任を持って行うということでした。
しかし近年の人材不足だけでなく、採用したアルバイトスタッフの定着率減少などが実態としてある為、本部が直接サポートに乗り出している状況です。

採用成功の期待が高まる時期

本部の協力は非常に力になるものの、それだけではなかなか人材確保には繋がりません。
では、実際に各店舗で募集・採用活動を行う場合について考えていきたいと思います。

1年の中で、アルバイト・パートを希望される方が最も仕事を探される時期は、3~5月の春と言われています。

ここは卒業、入学、年度始めの時期となる為、人の動きが活発になることが予想されます。

次に多い時期は、夏休み明けなどで生活環境が変わる為、9月の秋が多いと言われています。

逆に11月12月の年末に近づくにつれ、求人をかけても効果が悪くなっているのが現状です。
掲載社数が減少し、発見率の向上が考えられる為、「冬休みの短期募集」「年始・新年よりイチから始める」などの一言を入れるだけでも、効果改善に繋がりやすくなると思われます。

採用ターゲットについて

コンビニ業界で働く方は、年齢も経験も様々で、非常に幅が広いです。
学生、主婦(夫)、フリーター、外国人留学生、高齢者…、
それぞれのターゲットに対してどうアピールしていくことが効果的か、お伝えさせて頂きます。

効果出し一例

★『学生』…週1,2日~でも就業可能なことをアピール。未経験・初バイトでもすぐに仕事を覚えることができる。

★『主婦(夫)』…扶養内勤務が可能なことをアピール。職場の人間関係をアピールすることも有効。

★『フリーター』…長期勤務可・正社員登用制度有などの文言が有効。社会保険の有無も明記。

★『外国人留学生』…留学生歓迎・活躍中などの文言を表記。求める日本語能力等の記載も効果が期待できる。

★『高齢者』…同世代が活躍していることを表記。丁寧な研修・指導有という文言も効果的。

以上がターゲット別の募集表記の一例ですが、共通して言えることは、安心して働ける環境があることを伝えることと、ターゲットの幅を広げることです。
全てのターゲットを募集すると情報量が減少してしまう為、ターゲット別にターゲットに絞った内容で複数募集することも効果UPの期待ができます。

育成・定着率向上について

実際に採用ができ、満足される方もいらっしゃいますが、ここがゴールではありません。

採用活動自体にも多大な労力がかかりますが、採用後こそが本当のスタートです。

スタッフ一人一人が1人前になる為には、一定の期間をかけて育成していかなければなりません。
育成する上で定着率を上げる5つのポイントをご紹介させて頂きます。

★入社3ヶ月後にはどうなっていてほしいかを明確にする。
「レジ業務と清掃業務を1人でできるように。」「発注業務もこなせるように。」など、教える人と新人とでイメージを共有することが大切です。
★スタッフ一人一人の育成計画を立て、優先的にしないといけないことを伝える。
とりあえずレジから…。ではなく、「働く上での身だしなみ・心構え・あいさつ…」など基本一つ一つを丁寧に指導することも大切です。
★オーナー・店長自身も積極的に業務に取り組み、お手本・姿勢を直接伝える。
スタッフと一緒に業務を行うことで、実践的な業務を見て頂けるため、よりイメージがつきやすくなり、成長が早くなることが望めます。
★シフトを上手く組み合わせ、1人の負担が大きくなりすぎないようにする。
新人のシフトを手厚くすると、他のスタッフにかかる負担が大きくなることが予想されます。育成に力を入れることによって、他のスタッフの負荷がかかりすぎるのは避けたいところです。
★スタッフ同士のこまめなコミュニケーションをしっかり取る。
初めての業務はできなくて当たり前。親身になってアドバイスを聞くことも大切ですが、新人を受け入れる体制、孤立させないことが非常に重要になってきます。

まとめ

いかがでしたしょうか。ここまでお読み頂きましてありがとうございます。

今回お伝えさせて頂いたことを踏まえ、御社の採用成功に向け、少しでもお力添えできれば幸いでございます。

この記事を書いた人

S.MATSUMOTO

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2016年中途入社。
千葉全域エリアで主に正社員領域の中途領域を担当。2017年上期には社内優秀営業賞受賞。
2018年はユニットリーダーとして、チーム運営に従事。
2019年4月からは福岡営業所のリーダー・拠点長へ就任。
2022年10月より大阪支社へ異動し、マネージャーとして拠点運営に従事。

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