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Indeed(インディード)は、さまざまな求人媒体から採用情報が集まる求人サイトです。多くのユーザーに利用される人気のサービスで、採用活動に活用したいとお考えの企業も多いのではないでしょうか。
本記事では、Indeedで人材採用をする場合の「掲載から入社までの流れ」を詳しく解説します。Indeedを活用した採用活動の全体像を詳しく知りたい時にぜひ参考にしてください。
Indeedを初めて使う際にはまず、採用情報の掲載から入社までの一連の流れを整理し、把握しておくことが大切です。流れを整理しておかないと応募者への返信が遅れたり、必要な対応が漏れたりなどのミスにつながりかねません。
また合否判定を出してからの流れがスムーズでないと、せっかく採用を決めた人材が途中で内定辞退をしてしまうリスクも高まります。採用効率をアップさせるためにも、Indeed活用のプロセスを確認しておきましょう。
Indeedの使い方や仕組みはとてもシンプルで、決して難しいツールではありません。求人情報の掲載から入社までの流れは以下の6ステップに分けることができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずはIndeed上に求人情報を掲載しましょう。掲載する方法は「求人情報連携」と「直接投稿」の2種類があります。(※)
「求人情報連携」とは、求人企業が、Indeedと連携しているATS(採用管理システム)等に求人情報を掲載することで、Indeedにも掲載される方法です。
自社の求人情報をIndeed連携ATSで収集させるには、Indeedが要求する条件を満たす形でATS上に採用情報を掲載する必要があります。
「直接投稿」とは、Indeedのシステムに求人情報を直接アップロードする方法です。求人情報連携のように求人情報を収集する必要がなく、審査に通過すればすぐに求人を掲載できます。
求人情報連携・直接投稿いずれの場合も、料金が発生する有料掲載(スポンサー求人)と、費用のかからない無料掲載があります。(利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用されます)
有料掲載をご検討の場合は、Indeedへの求人掲載のサポートを代理店に依頼することも可能です。Indeedの特徴や仕組み、具体的な事例については、こちらの記事も合わせてご確認ください。
Indeed掲載の特徴・仕組みとは?掲載のメリット・デメリットや導入方法、事例や代理店の選び方
(※)求人情報連携と直接投稿での掲載は2025年4月1日より適応となります。
Indeedに求人情報を掲載したら、分析機能を活用して閲覧数やクリック数などを分析します。「そもそもの表示回数が少なく、閲覧されていない」「求人情報のクリック率が低い」などの問題が見つかった場合は、原稿の内容を調整する、有料掲載に切り替えるなどの対策が必要です。
Indeedの有料掲載は、求人情報が求職者の目に留まりやすくなるなどのアドバンテージがあります。有料掲載では、Indeed上での採用活動にかけられる予算(上限金額)と期間を設定でき、基本的には多くの予算をかけるほど表示されやすくなります。
ただし求職者からの需要や他社の入札状況によって効果は変動するため、効果分析をしながら予算と期間を調整していくことが大切です。
Indeedに掲載した求人情報に応募があったら、すみやかに求職者へ返信をしましょう。
求人情報連携の場合、Indeedエントリー経由で求職者からの応募が届きます。IndeedエントリーはIndeedとATSを連携させることで、求職者が応募するまでのステップを簡略化させられるサービスのことです。直接投稿の場合、応募の受付方法はメールでの受信になります。登録したメールアドレスに応募の通知が来て、Indeedの管理画面上でも、応募者とメッセージのやり取りが可能です。
また、追加項目として「電話での受付」についての可否も選択できます。
応募を受け付けたら、面接日程についての連絡や調整をします。管理画面にある「面接リクエスト」の機能を活用しましょう。面接の日時や形式、メッセージなどを入力するだけで応募者に面接のオファーを送信できます。
採用担当者と面接担当者が異なる場合は、「応募者情報共有」の機能が便利です。面接リクエストの画面内にある「面接官」の欄に面接担当者のメールアドレスを入力しておくと、応募者の情報が簡単に共有できます。
また、対面での面接ではなくオンライン面接を実施する際は、Indeedに搭載されているWeb面接の機能が便利です。面接オファーを送る際に「IndeedのWeb面接プラットフォームを使用する」を選ぶことで使用できます。
Web面接機能について詳しくは下記ページもご参照ください。
Indeed管理画面のログイン方法は?応募者へのメッセージ・WEB面接機能など使い方をまとめて解説
面接や選考が終了したら、IndeedのWebサイト経由もしくはメールで採用・不採用の通知を送ります。結果がどうであれ、選考結果は必ず連絡するようにしましょう。
採用の場合は、入社までに用意しておくものや入社予定日など、具体的な必要事項を告げます。面接から合否通知まで日が空いてしまうと、その間に求職者が別の企業への入社を決めてしまうかもしれません。「ぜひ入社してもらいたい」という気持ちを伝えるためにも、すみやかに結論を出して連絡を入れることが大切です。
採用活動は内定を出せば終了というものではありません。内定辞退が発生しないよう、内定者に対してきめ細やかなフォローをすることが大切です。
企業には、採用する人材に対して給与や就業時間、就業場所などの労働条件を通知する義務があります。内定と同時に明示すれば、「きちんとした企業だ」という安心感にもつながるでしょう。
労働条件を通知は書面でやり取りするのが一般的ですが、内定者が希望する場合はメールやSNSのメッセージ機能でも伝えることができます。書面でやり取りする場合は、事前に用意しておくとスムーズです。
入社までの期間も積極的にコミュニケーションを取ることを心がけ、必要に応じて入社日の調整や育成担当の選出などを行い、こまめにフォローしましょう。
内定者フォローのコツについては下記ページでも解説しています。
たった5つの内定辞退防止策!?採用後~入社までのフォロー対策まとめ
Indeedでの採用活動では、Indeedの特徴を把握したうえでさまざまな機能を活用し、スピーディーな対応を心がけることが大切です。Indeedを活用して求人情報掲載から入社までの流れをスムーズに進めるためのポイントを解説します。
Indeedを使った採用を成功させるための第一歩は、求人情報をクリックしてもらうことです。Indeedには多くの企業が求人を掲載しているため、検索結果画面には同エリア内の似た求人がたくさん並びます。そのなかでユーザーにスルーされないため、そして、他社の求人情報に埋もれないための工夫が必要です。
クリックしてもらうためにできる対策には、「求人原稿の調整」と「有料掲載の利用」があります。「求人原稿の調整」とは、ユーザーからの見え方を変えたり、検索結果とのミスマッチを修正したりすることです。有料掲載をするとさらにユーザーの目に留まりやすくなり、クリック率のアップが期待できます。
クリック率を上げる方法について詳しくは下記ページもご参照ください。
Indeed(インディード)のクリック率を上げる方法とは?採用率アップにつながる運用のコツ
採用活動を成功させるには、途中で「離脱」する人をできるだけ少なくすることが重要です。離脱とは、Indeed上に表示されている求人広告をクリックしたユーザーが応募に至らなかったり、選考に向けてコミュニケーションを取っているうちに連絡が取れなくなったりすることを指します。
求職者が離脱に至る理由は1つではありません。「求人広告を見てみたが、自分の求めている条件とは合わなかった」「応募に時間がかかりそうなので後で応募しようと思っていて忘れた」など、さまざまな要因が考えられます。
離脱を防ぐための選択肢の1つとして、基本的な情報のみでできる応募方法を選択するのがおすすめです。入力は名前やメールアドレスといった基本的な項目の入力のみで、履歴書不要で応募が完了するため、スムーズに続きの工程へ進むことができ、応募のハードルを下げられます。
複数の応募が集まることを想定し、スムーズに受付や返信ができる体制を整えておくことも大切です。
応募をメールで受け付ける場合は、対応が漏れてしまうことがないよう、複数人で確認できるアドレスを使用するなど採用に関わる全員で見れる環境にしたり、メールが来たらモバイル端末に通知が来るようにしたりなどの工夫ができます。
電話でも応募を受け付ける場合は、担当者がすぐに対応できるよう、連絡事項のチェックリストやマニュアルなどを作っておくと安心です。
さらに採用担当者を決め、最終的な対応や判断はいつ誰がすべきなのかを明確にし、すみやかな対応ができる体制を整えましょう。
連絡漏れや対応漏れなどのミスを防ぐには、Indeed上で応募者ごとの「ステータス管理」を徹底することが重要です。
Indeedには、応募者が現在どういった状況なのか、どこまで採用プロセスが進んでいるかを確認できるステータス設定の機能が備わっています。面接が済んだ人は「面接済み」、不採用が決まった人には「不採用」とそれぞれラベルを付けておけば、状況が一目瞭然です。さらに応募者ごとに自由な内容を書き留めておけるメモ機能も役立ちます。
Indeed以外からの応募者のステータスもまとめて管理したい場合は、ATSなどの管理システムの利用がおすすめです。「Airワーク 採用管理」なら、Indeed(※)を含めて他のリクルート系の求人媒体からの応募者ステータスを一元管理できます。(※求人情報連携の場合のみ対応)
「Airワーク 採用管理」について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
参考記事:Airワーク 採用管理の特徴・掲載方法や応募獲得方法を徹底解説
不採用者にも丁寧に接することが大切です。心のこもっていない対応をしたり、不採用通知を送らずに放置したりすれば、ネガティブな口コミが広がってしまうことがあります。不採用者が将来の顧客になる可能性もあることを考え、「企業として信用できる」「またチャンスがあれば応募したい」と思ってもらえるよう、応募してもらったことへの感謝を込めつつ誠実に対応しましょう。
Indeedには不採用通知を送るための専用機能があり、テンプレートも用意されています。また、不採用が決定した後、約3日以内に不採用通知を送信していない応募者に対して自動で不採用通知を送る機能もあり、送り忘れを防止できます。
不採用通知の書き方については、こちらの記事をご覧ください。
参考記事:【例文付】不採用通知の書き方|メールでもいい?理由は伝えるべき?
Indeedに掲載期間の縛りはありません。基本的には管理画面でステータスを「休止中」や「募集終了」にしない限り掲載を継続できます。ただし直接投稿で無料掲載した場合は、一定の期間が経つと掲載されなくなる可能性があるため注意が必要です。
また、有料掲載の場合は、チャージした金額を使い切ると掲載がストップします。掲載を継続したい場合は、残高に注意しましょう。
Indeedの掲載期間については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
参考記事:Indeed(インディード)の掲載期間は?無料・有料の違いや求人広告の更新方法を解説
Indeedの求人情報はGoogleなどの検索エンジンでも上位に表示されやすく、新卒採用に利用する企業も増えています。Indeedを活用することで「新卒向け求人サービスの枠にとらわれない幅広い人材と出会える」「コストを最適化しやすい」といったメリットがあります。
Indeedを使った新卒採用に関しては、こちらの記事をご覧ください。
参考記事:Indeedを使った新卒採用は効果的?メリット・デメリット、効果的な掲載方法をご紹介
Indeedに求人情報を掲載すると、予想を超える応募が集まることも少なくありません。応募から入社までのフローに社内のノウハウやリソースだけで対応できない場合は、代理店のサポートを受けることをおすすめします。
Indeedのプラチナムパートナーに認定されているトラコムでは、Indeedへの求人掲載をはじめ、応募者受付代行、面接官トレーニング、内定者フォローまで、採用フローの全体をサポートいたします。Indeedについてのお悩みなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
代理店に運用を任せようと思うがどこに頼めば良いかわからない。そんな方は、こちらの資料をチェックしてみてください。Indeedの自社運用と代理店運用の違いや代理店の選び方のポイント、運用先を切り替えるデメリットや注意点について詳しく解説しています。
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「どんな方法で採用活動を行えばいいかわからない」「デジタルマーケティングのノウハウがない」「実は、Indeed以外の採用手法も検討している」そんなお悩みを抱える企業様はぜひご活用ください。
Indeedを使った人材採用を成功させるにはまず、Indeedの特徴や機能を押さえたうえで全体の流れを整理しておくことが重要です。採用活動にIndeedを取り入れたいとお考えの際は、一度トラコムへお問い合わせください。
「なかなかクリックされない」「採用フローを改善したい」など、既にIndeedを使い始めている場合のお悩みにも寄り添い、手厚くサポートいたします。お問い合わせ後は、弊社の担当者より1営業日以内にご連絡を差し上げます。
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