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パート・アルバイト採用などで効果が出やすい求人サイトの候補としては「バイトル」や「Indeed」が挙がるでしょう。2つのサイトには、どのような違いがあるのでしょうか。
当ページでは、バイトルとIndeedの違いについて、それぞれの月間訪問数やユーザー層、料金形態、掲載方法などを比較しています。それぞれどのようなケースにおすすめなのかも紹介しているので、ぜひご参照ください。
「バイトル」と「Indeed」の違いをまとめると、以下の表の通りです。
バイトル | Indeed | |
---|---|---|
基本の特徴 | ・パート・アルバイト採用に強い ・動画を掲載できる ・しごと体験・職場見学の募集ができる ・応募者層が幅広い | ・無料で求人掲載できる ・複数の求人サイトとの連携が可能 ・パート・アルバイト以外も幅広く募集できる ・マッチング度の高い応募者を集めやすい |
月間訪問数 | 854万以上※1 | 2,390万以上※2 |
ユーザー層 | 若年層が多い | 幅広い年代が利用 |
料金形態 | ・掲載課金制 ・プランごとに掲載期間が決まっている ・無料での掲載は不可 | ・クリック課金制 ・掲載期間は決まっていない ・無料でも掲載できる |
無料掲載 | ×不可 | 〇可 |
掲載方法 | 担当者と相談しながら掲載する | 自社で掲載・運用できる |
おすすめのケース | ・欠員対応や繁忙期など、急ぎの採用ニーズに対応したい ・体験・見学の募集で人材を見極めたい ・効果分析・運用の手間をかけたくない ・幅広いユーザー層から募集したい | ・長期掲載したい ・自社で運用したい ・運用ノウハウを蓄積したい ・採用マッチング度を高めたい |
上記の表の違いについて、以下に詳しく解説していきます。
※1 SimilarWeb 2025年2月総訪問数
※2 SimilarWeb 2024年7月総訪問数
まずはサービスの方向性や強みなどの「基本的な特徴」の違いを見ていきましょう。
基本的な特徴 | |
---|---|
バイトル | ・パート・アルバイト採用に強い ・動画を掲載できる ・しごと体験・職場見学の募集ができる ・応募者層が幅広い |
Indeed | ・無料で求人掲載できる ・複数の求人サイトとの連携が可能 ・パート・アルバイト以外も幅広く募集できる ・マッチング度の高い応募者を集めやすい |
表の内容について、以下に詳しく解説します。
バイトルの基本的な特徴をまとめると、以下の通りです。
バイトルでは派遣や正社員の求人も掲載できますが、サービス名の通りパート・アルバイトの求人を多く掲載しています。ユーザー層も若年層が多く、パート・アルバイトを探す人が多いことが強みです。
また写真だけでなく「動画」を求人ページに掲載できる点もバイトルの特徴です。写真・画像を掲載できる求人サイトはよくありますが、動画まで掲載できるサイトは限られます。
バイトルでは「しごと体験・職場見学」の募集が可能です。お試しで職場の雰囲気や入社後の仕事のイメージをつかんでもらうことで、ミスマッチを防止できます。
さらにフリーワード・エリア沿線・条件・働き方の特徴などユーザーは幅広い検索ができるため、幅広い層の求職者からの応募を集められることも特徴です。
バイトルの特徴について詳しくは、メディアガイドをご利用ください。
Indeedは、多くのユーザーが利用する世界No.1(※)の求人サイトです。
※Comscore 2024年3月総訪問数
Indeedの大きな特徴は無料で求人を掲載できることです。成果報酬なども発生しないため、完全無料でも利用できます。
有料掲載すると「Indeed PLUS」と呼ばれる求人配信プラットフォームと連携できる点も、Indeedならではの特徴です。Indeed PLUSと連携することで、Indeedに掲載した求人が、他の連携求人サイトにも掲載される可能性があり、リーチできるユーザー層を簡単に広げられます。Indeed PLUSについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
Indeed PLUS(インディードプラス)の掲載方法・料金の違いを解説
Indeedは掲載されている求人の種類が幅広いことが特徴で、パート・アルバイトだけでなく正社員・契約社員の求人も豊富です。
また、主にキーワード検索で仕事を探す仕様のため、「どのキーワードに対して表示させるか」を工夫することで、自社の求人とマッチする求職者からの応募を集めやすいという特徴もあります。
Indeedの特徴について詳しくは、メディアガイドをご利用ください。
バイトルとIndeedそれぞれのユーザー層と月間訪問数は以下の表の通りです。
月間訪問数 | ユーザー層 | |
---|---|---|
バイトル | 854万以上※1 | 若年層が多い |
Indeed | 2,390万以上※2 | 幅広い年代が利用 |
バイトルのユーザー層は35%が「高校生・学生」で、若年層が多く利用しています。アルバイト・パート、フリーターや、主婦(夫)も多い傾向です。
Indeedのユーザー層の詳細は非公開ですが、幅広い年代に利用されているため、若年層以外の採用にも適しています。
※1 SimilarWeb 2025年2月総訪問数
※2 SimilarWeb 2024年7月総訪問数
バイトルとIndeedでは料金の課金形態が異なります。
料金形態 | |
---|---|
バイトル | ・掲載課金制 ・プランごとに掲載期間が決まっている ・無料での掲載は不可 |
Indeed | ・クリック課金制 ・掲載期間は決まっていない ・無料でも掲載できる |
それぞれの料金の特徴を以下に解説します。
バイトルの掲載料金の特徴は、以下の3点です。
バイトルの料金形態は、求人の掲載時に費用が発生する「掲載課金制」です。掲載時に費用がかかる点はデメリットですが、応募数や採用数と関係なく一定のコストで利用できるため、多くの応募を集めるほどコストパフォーマンスを高められるというメリットもあります。
また掲載期間が長くなるほど料金が高くなる仕組みで、プランごとに決まった期間が終わると掲載終了となります。掲載を続けるには追加料金が必要です。
具体的な料金はエリアによって異なりますが、2週間で「3万円~」が目安で、お手頃価格で利用できます。
なおバイトルは有料掲載のみで、無料での求人掲載はできません。
Indeedの掲載料金の特徴は以下の通りです。
Indeedの料金形態は、求人がクリック・閲覧されたときに費用が発生する「クリック課金制」です。
クリック課金制のメリットは、無駄なコストが発生するリスクを抑えられることです。掲載課金制の場合、求人がクリック・閲覧されなかった場合に掲載料金が無駄になってしまうリスクがありますが、クリック課金制なら求人がクリック・閲覧されなければ料金が発生しません。
ただし多くの応募を集めるには多くの予算をかける必要があるため、大人数を採用する場合にはコストが増大する場合があります。
掲載期間の決まりはないため、長期間掲載することも可能です。
また前述の通り、完全無料でも求人を掲載できます。
バイトルとIndeedでは、それぞれ掲載方法にも違いがあります。
掲載方法 | |
---|---|
バイトル | 担当者と相談しながら掲載する |
Indeed | 自社で掲載・運用できる |
バイトルは基本的に代理店などを経由して担当者と相談しながら掲載する必要がありますが、Indeedは担当者なしで自社で掲載・運用も可能です。以下に詳しく解説します。
バイトルで掲載の申し込みをすると、担当者と相談しながら求人原稿の詳細を決め、求人を掲載します。Indeedとは違って自社での掲載・運用は基本的にできません。
バイトルに直接掲載する他に、連携できるATS(採用管理システム)を経由して掲載することも可能です。
ATSとは応募者情報など採用にまつわる情報を一元管理するツールで、複数の求人サイトに求人を一括で掲載したり、応募者データを一元管理したりなどの機能があります。ATSについて詳しくは、以下のページで解説しています。
ATS(採用管理システム)とは?おすすめ12選と選び方を解説
また、ATS以外の手段として、バイトルを運営するディップ株式会社が提供する「採用ページコボット」を活用することもできます。「採用ページコボット」は、自社の採用ページを簡単に作成・運用できるサービスで、作成した求人情報はバイトルを含む複数の求人サイトへ同時掲載されます。
バイトルの掲載方法について詳しくは、以下のページで解説しています。
バイトルに求人掲載するには?料金プランや採用までの流れを徹底解説
Indeedは代理店などを通さず、自社で管理画面にログインして求人を投稿・掲載することも可能です。
予算設定や効果分析・修正といった「運用」の作業も、Indeedの管理画面から自社で行えます。無料掲載・有料掲載いずれの場合でも同様です。
ただし自社運用で成果を出すためには、広告運用のノウハウが求められます。効果分析・予算設定の手間も必要です。ノウハウや人的リソースに不安がある場合には、代理店に相談しながら、必要に応じて作業を代行してもらうことも可能です。
Indeed代理店の選び方・費用と運用代行メリット・デメリットを比較
またIndeedもバイトルと同様に、連携ATSからの掲載もできます。Indeedと連携できるATSの代表例は「Airワーク 採用管理」です。
Indeedの掲載方法について詳しくは、以下のページで解説しています。
Indeed(インディード)に求人掲載する2つの方法|無料・有料の違いも解説!
では実際にバイトルとIndeedどちらを利用すればよいのでしょうか。それぞれのおすすめのケースは以下の表の通りです。
おすすめのケース | |
---|---|
バイトル | ・欠員対応や繁忙期など、急ぎの採用ニーズに対応したい ・体験・見学の募集で人材を見極めたい ・効果分析・運用の手間をかけたくない ・幅広いユーザー層から募集したい |
Indeed | ・長期掲載したい ・自社で運用したい ・運用ノウハウを蓄積したい ・採用マッチング度を高めたい |
それぞれ以下に詳しく解説します。
バイトルは以下のようなケースに適しています。
バイトルは81%(※)の企業が掲載後1週間以内に応募を獲得しており、掲載からすぐに応募を集めやすい特徴があるため、欠員対応や繁忙期など急募案件への対応に強みがあります。
前述の「しごと体験・職場見学」の機能を使って、本格的に採用する前に人材を見極めたい場合にも、バイトルがおすすめです。
また効果分析など社内の業務負担を抑えて利用したい場合にも、多くの作業を担当者に代行してもらえるバイトルはおすすめできます。
ユーザー検索補助機能が豊富で、さまざまな検索軸から求人を見てもらえるため、ターゲットを絞り込むよりも幅広いユーザーに求人を届けることを優先したい場合にもおすすめです。
※ バイトル管理画面上での期間内に応募があった企業様の割合【集計対象】2023/1/9~1/29の週平均値、Cプラン以上で掲載した企業様
Indeedをおすすめできるのは以下のようなケースです。
Indeedは掲載期間が決まっていないため、長期掲載したい場合に適しています。
求人広告を自社で運用し、社内にノウハウを蓄積したい場合にもIndeedがおすすめです。Indeedで培ったノウハウは、他のクリック課金型の広告を運用する際にも役立ちます。
またIndeedは、ユーザーにマッチする求人を自動判定して表示する仕組みを持っているため、自社との相性などを重視して採用マッチング度を高めたい場合にもおすすめです。
バイトルとIndeedの基本的な違いは「ユーザー層」です。バイトルは主にパート・アルバイト向けで若年層ユーザーが多いのに対し、Indeedは幅広いニーズ・年代のユーザーが利用しています。
また「料金形態」についても違いがあります。バイトルは一般的な求人サイトと同様の掲載課金制ですが、Indeedの有料掲載はクリック課金制です。
当ページでご紹介した、それぞれの「おすすめのケース」も参考にしながら、ニーズにマッチするサイトをご活用ください。
バイトルやIndeedへの求人掲載をご検討の際には、弊社トラコムにご相談ください。
弊社はバイトルの正規代理店であり、Indeedの認定パートナーの最高カテゴリ「プラチナムパートナー」でもあります。他にも多数の求人サイトを扱っており、ニーズにマッチする最適な媒体選びのアドバイスも可能です。求人原稿作成や応募者対応など採用業務の代行サービスもご提供しています。まずは以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。
※バイトル・コボットは、ディップ株式会社の登録商標です。
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