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《インタビュー》元アパレル社員が語る!アパレル業界の本音

《インタビュー》元アパレル社員が語る!アパレル業界の本音

華やかで憧れを持ちやすいアパレル業界!しかしなかなか下がらない離職率…。なぜ定着しないのか?そこを解決する方法は?元アパレル経験者の本音から探ります。

元アパレルスタッフの社員にインタビュー

現在営業として働く、元アパレルショップ店員をしていた弊社の社員へインタビュー。アパレル店員として働くことになった入社のきっかけ、仕事のやりがい、入社後のギャップ、転職理由などを聞いてみました。

離職率や応募数に課題を感じている皆様の参考になればと思います。

Q1.前職アパレルの社員でしたが、具体的にどういった仕事を行っていましたか?

―自分のファンを作ることが一番の肝。業務の幅は広かった。

新卒で入社し、百貨店内の店舗で販売職をしていました。私が働いていたブランドは歴史があり世界的にも有名なブランドだった為、店舗は主に百貨店や有名ファッションビル、そして国内外の路面店と多数ありました。

入社当初はまず敬語の使い方や接客マナー、ブランドのこと、会社の販売ルールや百貨店のルールなど覚えることが沢山ありましたね。しかしひと通り頭に入れた数日後には店舗に立って、とにかく接客をこなして身体で覚えるという感じでした。商品知識もないままだったので、先輩のセールストークを盗んだり、服を整理しながら素材名と質感を覚えたり、商品名は在庫整理の際に納品書と商品タグを見て必死に覚えました。価格帯もそれなりだったので、店頭にある大体の商品名、素材、値段は必須で覚える必要があり、最初の数か月は「売りたい」というより「恥をかきたくない」という為に頑張っていた気がします。

また売上の約7割がリピーターで構成された店舗だった為、いかに顧客の信頼を得るかが肝であり一人でも多く自分のファンを作ることに必死でしたね。丸2年が経ったタイミングで副店長まで昇進し、そこからは店舗スタッフ内では1番の売上目標を任されつつ、店舗レイアウト、本社営業との戦略会議、他店舗・百貨店とのやり取り、商品発注、シフト管理など、非常に沢山のことを経験していました。

Q2.そもそもアパレル入社のきっかけは?

―どちらかといえば「接客がしたい」が就活の軸。

正直たまたまです。服は好きでしたが特別詳しいわけでもなく、「アパレルで働きたい」というより「接客がしたい」というのが転職の軸になってました。ただ田舎出身だったということもあり、上京当初からやはりアパレルのショップ店員には憧れがありました。知り合いが某業界最大手のプレスをしていたということも影響してますね。

服に興味がある程度でしたが、アパレル業界に飛び込めば、毎日最先端の服に囲まれ、自然と自信やセンスが身に付くと思ってました。なので働くブランドは「有名かどうか」や「勤務地」を重視していました。元々話好きな性格と複数の接客アルバイトを経験していたことが良かったのか、たまたま当時の会社の人事の目に留まり拾ってもらったという感覚です。

Q3.やりがいを感じたこと・楽しかったことは?

―お客様の好みにハマった瞬間が楽しい!

やはり自分の提案したコーディネートが、バシッとお客様の好みにハマった時ですね。お客様の好みと用途を接客中の何気ない会話から予想し、軸の商品を決め、組み立てていくんです。正解はお客様が決めることなので同じ接客は二度となく、一回一回が常に勝負ですね。芸能人や演奏家が衣装を買いに来ることもあり、自分が提案した服を着てテレビに映っているところを見た時は最高に気分が良かったです。

Q4.入社後に何かギャップは感じた?辛かったことは?

―地道な1回1回の接客が大切。

相当ありました。まず冒頭で話した通り、覚えることが非常に多いということです。また接客も数をこなしてなんぼの世界。声をかけても上手く行かないこともあり、挫折は相当味わいますね。華やかな世界に強い憧れや良いイメージを膨らましていると非常に辛くなると思います。

私の場合、憧れはありましたが元々ファッションの知識が無かった分、一から勉強するつもりだったこともあり、プライドが無くすんなりブランドの世界に馴染めたと思います。一概には言えませんが、反対に自分のセンスに強いこだわりを持っていたり、注目をされたい、一目置かれたいという想いが強い人ほど、挫折を感じてしまうのではないかと思います。

また、正解はお客様が決めることなので、二度と同じ接客は無く、一回一回が勝負です。ある程度プレッシャーを楽しめる人でないと、長く続けるには難しいと思います。いくら本社に入ってプレスやMDになりたくても、まずは現場で経験を積まないことには始まらないですからね。

Q5.転職の理由は?

―キャリアアップのイメージが持てなかった。

6年間で本当に多くの人と会話をしました。10代~70代、学生から会社経営者まで沢山の方との出会いを経験し、その分刺激を受け、自分自身も違う世界を経験したいと感じたことがきっかけです。

また店舗異動はつきものなので環境が変われば新鮮味が出ますが、それでも同じ業務を繰り返すことにマンネリを感じてしまうことも。販売職入社の人は本社内に入れるのも一握りなので、具体的なキャリアイメージも持てなかったですね。私のいた会社は店長の後にはマネージャーという道もありましたが、1ブランドに1名程度なのでごく少数。そこでもキャリアアップのイメージが持てず、早めに決断しようと27歳の時に転職を決めました。

Q6.原稿内にどんな内容があると良いと感じますか?

―売ることにモチベーションを持てる取り組みは必要。

キャリアアップの詳細や、会社で行うプロモーション、店舗毎に行うイベントなど刺激になりそうなことは表記してあると、入社前からモチベーションになりますね。

アパレル業界への憧れや服が好きという理由で入社している場合、最初は服に囲まれて楽しいと感じていても、どうしても単調な毎日に徐々にマンネリ化していきます。個人目標などを敷いている店舗に関しては、「物を売る」という行為そのものに興味が持てない限り、モチベーションの維持は難しいでしょう。

私のいた会社では希望制で工場の見学に参加させてもらったり、半年に1度本社内で行われる次シーズンの展示会などに参加が出来ました。自社の商品に愛着も持てましたし、それをどのコーディネートで提案するかという会話をプレスやMDとすることができ、やりがいを感じやすい環境でした。

まとめ

コロナで苦戦をしているアパレル業界ですが、それでもファッションの世界に興味を持っている人は多いです。感覚的な理由で入社している方が多い分、仕事に刺激を求める傾向にあります。だからこそ入社後の座学や、在庫管理などの裏方業務にギャップを感じ「イメージと違う」とやめる人が後を絶たないのが現状です。ましてやコロナ影響で来店するお客様も減り、退屈と感じている社員もいることでしょう。

しかし、このような現状でも必死に食らいついている社員は、本当に自社の商品を愛していて、この業界で活躍したいと強い意志を持った人のはずです。是非そういった方には次のステージを用意してあげるなど、大切にして頂ければと思います。

また、今後新たに意志を持ってアパレルスタッフとして働きたいと考える社員を採用されたい場合、弊社でも複数採用成功事例の用意もございます。上記のようなリアルな意見を原稿に反映し、応募獲得のお手伝いをさせていただきます。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談くださいませ。

トラログは社員が年間15000社の取引実績で培った採用ノウハウを執筆しています。
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