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Indeedの効果測定のポイント解説!指標ごとの目安も紹介

Indeedの効果測定のポイント解説!指標ごとの目安も紹介

採用活動にIndeed(インディード)を活用しているものの、「効果の良し悪しが分からない」「一般的な効果の基準を知りたい」といった疑問やお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

当ページでは、Indeedの効果測定の方法や、効果測定の結果が悪い場合にできる対策などについて詳しく解説しています。効果測定で見ておきたい指標や、その目安も紹介しているので、ぜひご参照ください。

Indeedの効果測定をする2つの方法

Indeedの効果測定をする主な方法は、次の2つです。

  • Indeedアナリティクスを使用する
  • 連携ATS(採用管理システム)を使用する

それぞれ、以下に解説します。

Indeedアナリティクスを使用する

Indeedアナリティクスは、効果測定や分析に活用できる、Indeedの機能です。

Indeedアナリティクスでは「表示回数」「クリック数」「応募数」などの重要な指標をシンプルな画面で確認できます。PCやスマートフォンといったデバイス別の成果を比較したり、さまざまなデータをレポートとして出力したりなども可能です。確認できる指標について詳しくは、当ページの「【目安あり】Indeedの効果測定で見ておきたい6つの指標」で詳しく解説しています。

Indeedアナリティクスの使い方の詳細については、以下のページもご参照ください。
Indeedアナリティクスとは?使い方、ログイン方法、分析のポイントを解説!

Indeedアナリティクスとは?使い方、ログイン方法、分析のポイントを解説!

連携ATS(採用管理システム)を使用する

Indeedと連携できるATS(採用管理システム)に搭載されているデータ分析・レポートの機能を、効果測定に活用できます。Indeedと連携できるATSは数多くあり、無料で使えるものもあるため、手軽に導入することが可能です。

連携ATSの中には、スカウトメールの送信や採用ホームページの作成・運用など、さまざまな施策と連携できるタイプがあります。このタイプを活用すれば、Indeedだけではなく他の施策を含めた採用活動全体の効果測定が可能です。

Indeedの効果測定に使用でき、無料で使えるATSとしては「Airワーク 採用管理」が挙げられます。詳しくは、以下のページをご参照ください。
Airワーク(エアワーク) 採用管理とは?掲載方法や料金・採用力強化のコツを徹底解説

【目安あり】Indeedの効果測定で見ておきたい6つの指標

Indeedの効果測定で見ておきたい特に重要な指標は、次の6つです。

  • 表示回数
  • クリック数・閲覧数
  • クリック率
  • 応募開始数
  • 応募開始率
  • 応募完了率

これらはIndeedアナリティクスで確認できる指標ですが、連携ATSでも確認できることが多いです。以下、それぞれの目安の数値を含め、ポイントを詳しく解説します。

表示回数

表示回数は、Indeedで検索にヒットし、求職者の画面に求人が表示された回数です。

Indeedでは高額な予算を設定するほど表示回数が増える傾向にあるため、明確な目安は一概に決められません。そのため、表示回数の多い・少ないで効果を判断するよりも、費消金額を表示回数で割ることによって求められる「インプレッションコスト」で評価しましょう。

インプレッションコストの目安は「10円」(※)で、これよりも高い場合は改善が必要な可能性があります。

インプレッションコストが高くなる主な原因は「求人原稿の内容」です。例えば、適切なキーワードが含まれていないために、ターゲットが検索した際に求人が表示されていない場合があります。詳しくは、当ページの「求人原稿に含めるキーワードを見直す」で解説しています。

※トラコムが独自に調査した、Indeed掲載時の目安です。今後変わる可能性があります。

クリック数・閲覧数

クリック数・閲覧数は、いずれもIndeedで求人がクリックされた回数です。クリック数は有料掲載の求人がクリックされた回数で、閲覧数は有料・無料の双方を含めてクリックされた回数を表しています。

一般的にクリック数・閲覧数は表示回数に比例するため、表示回数と同様に予算額に左右され、一概に目安を決められません。また、次に解説する「クリック率」によっても変動するため、クリック率の目安を参考にしながら効果を判断しましょう。

クリック率

クリック率は自社の求人を見たユーザーが、求人の詳細を見るためにクリックした割合を表す指標です。クリック数を表示回数で割ることによって求められます。

クリック率を分析することで「ユーザーに訴求する求人原稿になっているか」「自社の求人にマッチした適切なターゲットに表示できているか」などが分かります。

参考となるクリック率の目安は「3~4%」(※)です。これより低い場合は、キャッチコピーを見直すなど、求人原稿の修正が必要な可能性があります。詳しくは、当ページの「クリックを促すキャッチコピーを考える」をご参照ください。

※トラコムが独自に調査した、Indeed掲載時の目安です。今後変わる可能性があります。

応募開始数

応募開始数は、Indeedの求人原稿内にある「応募先へ進む」もしくは「応募画面へ進む」ボタンがクリックされた回数です。

これらのボタンをクリックしたユーザーは、応募の意欲が高まった状態にあると考えられるため、求人の内容に高い関心を示したユーザーの数であるともいえます。

表示回数やクリック数が大きくなるほど応募開始数も増える傾向にあり、次に解説する「応募開始率」によっても変わってくるため、一概に目安を示すことはできません。

また、あくまでも応募のアクションが開始された数であり、応募完了に至った数ではないことに注意が必要です。つまり後述する応募完了率が低いと、応募開始数よりも実際の応募数が大幅に少なくなります。

応募開始率

応募開始率は、求人をクリックして求人原稿を確認したユーザーが、実際に「応募先へ進む」もしくは「応募画面へ進む」ボタンをクリックした割合です。応募開始数をクリック数で割ることによって求められます。

応募開始率は、クリックから応募開始までの間に「離脱が多く発生していないか」を測定する指標でもあります。

応募開始率の目安は「2~3%」(※)です。これより低い場合は、求人原稿で仕事の魅力を十分にアピールするなどして、クリックから応募に至るのを妨げる要素を減らす必要があります。詳しくは、当ページの「応募を妨げる要素を減らす」をご参照ください。

※トラコムが独自に調査した、Indeed掲載時の目安です。今後変わる可能性があります。

応募完了率

応募完了率は、応募のアクションを開始したユーザーのうち、応募完了に至ったユーザーの割合です。実際の応募数を応募開始数で割ることによって求められます。

Indeedの求人原稿内にある「応募先へ進む」もしくは「応募画面へ進む」ボタンを押したあとは、応募フォームへの入力などをユーザーに求めることになりますが、応募完了率はその過程に問題がないかを測る指標です。

応募完了率の目安は「30~50%」(※)ですが、応募フォームの内容などによって大きく変わってきます。改善する方法としては応募フォームの入力項目を可能な限り減らす、各項目を簡単に入力できるフォーマットに変更するなどがあります。

※トラコムが独自に調査した、Indeed掲載時の目安です。今後変わる可能性があります。

Indeedの効果測定に関係するその他の指標

Indeedの効果測定では、Indeedアナリティクスだけでは確認できない他の指標も評価することが重要です。特に意識しておきたい指標として、次の3つがあります。

  • 採用率
  • 内定承諾率
  • 離職率

以下、それぞれ解説します。

採用率

採用率は、応募数に対する採用数の割合です。実際に採用に至った人数を、応募者の数で割ることによって求められます。

応募から採用までは面接を中心とした選考プロセスが存在しますが、採用率はそのプロセスに問題がないかを示す指標です。また、そもそも自社にマッチしない人材からの応募が多い場合、選考プロセスによって不採用となる確率が高くなるため、採用率は「応募者の質」を表す指標でもあります。

人材関連大手のマイナビが調査した結果を基に考察すると、中途採用における採用率の目安は20~40%ほど(※)です。

※出典:中途採用状況調査2024年版(2023年実績)|株式会社マイナビ

採用率を改善するには、適切なターゲットに求人情報を届けることで自社にマッチする人材からの応募を増やすなどの方法が考えられます。

また面接のやり方や内容に工夫を施すことも重要です。採用率が上がる面接のコツについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
【企業向け】採用率が上がる面接とは?工夫ポイントをご紹介

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内定承諾率

内定承諾率は、内定を出した求職者のうち、辞退せずに内定を承諾した人数の割合です。内定承諾者の数を内定を出した人数で割ることによって求められます。

内定承諾率は採用率にも影響するなど、採用活動の効果測定における重要な指標の1つです。採用率と同様、応募から採用までの選考プロセスに問題がないかを示す指標でもあります。

マイナビの調査によると、中途採用の内定承諾率は80~90%ほど(※)が目安です。

※出典:中途採用状況調査2024年版(2023年実績)|株式会社マイナビ

面接の場で求職者の不安を取り除くような説明をしたり、内定後に改めて面談したりなど、できるだけ内定承諾率を100%に近づける工夫も大切です。内定承諾率を上げる対策について詳しくは、以下のページをご参照ください。
内定承諾率を上げるための改善策|内定辞退の理由、求職者の隠れた本音とは?

離職率

離職率とは、ある時点を基準とした従業員数に対して、調査対象となる一定期間内に発生した離職人数の割合を指します。例えば1年間を調査対象とし、年初に従業員数が100名で、年末までに3名が退職した場合、離職率は3%です。

入社した人材と実際の業務にミスマッチが発生すると離職するケースが増えるため、離職率は自社にマッチした人材をしっかり採用できているかを測る指標といえます。

厚生労働省の調査によれば、令和5年の離職率は全体平均で15.4%(※)です。

※出典:令和5年雇用動向調査|厚生労働省

Indeedで採用した人材の離職率が高い場合には、求人原稿や選考プロセス全体に問題がないか確認し、ミスマッチにつながる原因がないか再検討することが重要です。離職率を下げる方法について詳しくは、以下のページをご参照ください。
離職率とは?計算方法や高くなる原因・下げる方法を解説

Indeedの効果測定の結果が悪い場合にできる4つの対策

Indeedの効果測定の結果が悪い場合にできる主な対策は、次の4つです。

  • 求人原稿に含めるキーワードを見直す
  • クリックを促すキャッチコピーを考える
  • 目を引く画像や職場の雰囲気が伝わる画像を入れる
  • 応募を妨げる要素を減らす

なお、これら以外にもIndeedの効果改善のためにできる対策は数多くあります。重要なのは、効果測定によって表示回数・クリック率・応募率のどこに問題があるかを特定し、適切な対策を打つことです。詳しくは、以下のページをご参照ください。
Indeedの効果改善!お悩み別の打ち手12選【資料ダウンロード可能】

Indeedの効果改善!お悩み別の打ち手12選【資料ダウンロード可能】

上記4つの基本対策について、順に解説していきます。

求人原稿に含めるキーワードを見直す

「表示回数」が低い場合、求人原稿に含めるキーワードを見直すことで、効果改善につながることがあります。人気の高いキーワードを含めることによって、求職者がIndeedで検索した際に、自社の求人の表示回数が増える可能性があります。

また、適切なキーワードを選ぶことで配信が最適化され、自社にマッチするターゲットに対して求人が表示されやすくなるという効果もあります。その結果「応募率」や「採用率」のアップも期待できるでしょう。

求人原稿に含めるキーワードについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
求人キーワードを原稿に入れて採用率アップ/人気検索ワードを解説

クリックを促すキャッチコピーを考える

「クリック率」が低い場合は、求人原稿のキャッチコピーを見直すことで改善できることがあります。

キャッチコピーは、求人のタイトルとして最初に求職者の目に留まる大切な要素です。キャッチコピーに興味・関心を惹く表現を含めることで、クリックされる可能性が高まります。ただし、自社にマッチしないユーザーによる無駄なクリックを増やさないよう、できる限り求めるターゲットのみに訴えるような表現にすることが重要です。

効果的なキャッチコピーについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介

目を引く画像や職場の雰囲気が伝わる画像を入れる

目を引く求人原稿の画像例

上記のように、求人原稿に画像を配置することも有効な対策です。Indeedでは検索結果の一覧や、求人の詳細ページに画像を掲載できます。目を引く画像を掲載することで、検索結果の画面で自社の求人が目に留まりやすくなり、「クリック率」の改善が期待できます。

さらに実際にスタッフが働いている様子など、職場環境や雰囲気が伝わる写真を載せれば、求職者の応募したい気持ちを高めることができ、「応募率」の向上も期待できるでしょう。

求人広告のビジュアルに関する工夫について詳しくは、以下のページをご参照ください。
『目立つ』求人広告の色とは?効果的な組み合わせ・選び方も解説
求人広告の写真はどんなものが効果的?プロが教える「応募意欲を高める求人写真」撮影のコツ

応募を妨げる要素を減らす

応募を妨げる要素を減らすことも、Indeedの効果改善のためには重要です。

例えば「応募開始率」が低い場合、求人をクリックして求人原稿を確認したあとに離脱する人が多く、無駄なクリックが発生していることを意味します。この場合、クリック後に求職者の応募意欲を喚起できるよう、求人原稿の修正が必要かもしれません。

「応募完了率」が低い場合は、応募フォームで求められる入力項目が多すぎるなど、応募開始後に求職者が煩わしさを感じて離脱していることが考えられます。そのため、フォームの入力項目や操作性を最適化するなどの工夫が必要です。

なおIndeedでは、応募受付方法として「Indeedカンタン応募」もしくは「Indeed履歴書応募」が選べます。専門性の高い職種の募集など、応募者の詳細な情報を事前に確認したいケースでなければ、最低限の入力で応募できる「Indeedカンタン応募」を選択しておくとよいでしょう。

応募を増やす対策について詳しくは、以下のページをご参照ください。
求人の応募者を増やす方法とは?具体的な対策と注意点を徹底解説

まとめ

採用活動で成果をあげるには、効果測定を実施し、その結果を分析して改善施策を打つというサイクルを回すことが重要です。Indeedには、Indeedアナリティクスや連携ATSといった効果測定に活用できるツールがそろっています。また、効果測定の結果が悪い場合にできる対策も数多くあるため、継続的に改善を図っていくことが可能です。

当ページでご紹介した「指標の目安」なども参考に、効果測定によって改善を続け、Indeedを利用した採用活動を成功に導いてください。

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