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求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介

トラコム制作スタッフ

求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介

求人広告の掲載に携わる人事・採用担当者様の中には、どのようなキャッチコピーが効果的なのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

弊社では長年求人広告代理店として、多数の原稿の作成やキャッチコピーづくりに携わってきました。そこで、本記事では求人広告でのキャッチコピーや見出しの決め方・コツをご紹介!応募や採用につながる効果的なキャッチコピーを作成しましょう。

求人広告でキャッチコピーが重要な理由

求人広告におけるキャッチコピーは、本でいうタイトルや帯のような役割を担います。売り手市場と言われている今、世の中にはたくさんの求人がありますから、どんなに中身が良くてもキャッチコピーがイマイチだと求職者に原稿を読んでもらえません。では、どのようなキャッチコピーなら求職者の興味を惹き、読んでもらえるのでしょうか。

今回はキャッチコピーを作る際のポイントやコツのご紹介していきます。そして最後には、弊社で作成し実際に求人原稿に使用したキャッチコピーもご紹介します。

求人広告でキャッチコピーを作る際に押さえておくべきポイント

まずは募集要件や採用ターゲットを整理する

まずは、キャッチコピーの材料になり得る「強み」や「メリット」、また「競合との違い(差別化)」を理解するために、まずは情報を整理することから始めましょう。自社の強みは安定性なのか、事業の成長性・将来性なのか、それとも給与の高さ、休日の多さ、福利厚生の充実ぶり 等々。また同時に、どんな人が欲しいのか=採用ターゲットを明確にしておくことも非常に大切です。

採用ターゲットに最も伝わる魅力を決める

情報が整理でき、採用ターゲットが定まったら、次は整理した情報の中から「伝えるべき情報」に優先順位をつけましょう。選定基準は、採用ターゲットにとって魅力的なものであるかどうかです。しばしば、会社がアピールしたい情報を羅列しただけの原稿を目にすることがあります。しかしそれでは求職者は振り向いてくれません。選定基準を間違えると、キャッチコピーはもちろん原稿の中身も見当違いのものになってしまいます。

誰に対して何を提供できる仕事か伝わるように考える

キャッチコピーの役割は、「当社は〇〇なアナタに〇〇を提供できます」と伝えること。例えば、報酬に不満がある方に高収入を。働き方を見直したい人に休日の多さを。人間関係に悩む人に職場の雰囲気の良さを――
会社の強みと採用ターゲットが抱えている悩みを見比べて、強みやメリットになる情報を明確に伝えることができれば、きっと求職者は「この求人を詳しく読んでみよう」と思うはずです。

求人広告でキャッチコピーを作るときのコツ

具体的な表現を意識する

優先順位をつけて伝えるべき情報が決まったら、いよいよキャッチコピーを作ります。ここで大切なことは、「具体的な表現」を意識することです。抽象的な表現では、インパクトや説得力が薄れてしまいます。

数字を入れる

具体性を持たせるために、数字を入れることも効果的です。例えば成長著しい会社の場合、「売上右肩上がりの成長企業」と「1年で売上150%アップ」では、どちらがインパクトがあるでしょうか。もちろん後者ですよね。数字を入れることで成長度合いが一目瞭然になりました。売上のほかにも、給与金額、休日数、残業時間、創業年などに置き換えても、同様にインパクトを持って、またスピーディーに求職者に情報を伝えることができます。

短い文章で情報を伝える必要があるキャッチコピーにおいては、数字を使うことで少ない文字数で情報をまとめられるというメリットもあります。

ターゲットの悩みが解決される表現をする

この会社に入社することで、採用ターゲットの悩みが解決されるとわかる表現をするのもおすすめです。例えば、「家族・友人と予定を合わせやすい土日祝休みです」などです。こちらのキャッチコピーも、考え方は数字を入れることと一緒です。シフト制のため月によって休みの曜日が違う、あるいは平日休みのため家族や友人とのすれ違いに悩んでいる。そんな求職者に向けて「土日祝休み」であること、そして土日祝休みがもたらす「家族・友人と予定を合わせやすい」というベネフィットを伝えるキャッチコピーです。

同じように考えることで、自社のターゲットの悩みを解決される表現を考えてみましょう。年功序列のため昇進できずにいる人には「実力主義だから20代の役職者も活躍中」。サービス残業に悩む人には「残業は月平均5時間!残業代は1分単位で支給」などがベネフィットになるでしょう。

簡単な言葉で伝える

簡単な言葉で伝えることを意識することは、特に経験を問わない求人募集をする際に意識すべきポイントです。自社内では日常的に使っている言葉でも、一般的には知られていない場合は少なくありません。未経験者を採用ターゲットに含む場合は、なるべく専門用語やむずかしい表現は避け、分かりやすい言葉・表現を選びましょう。求人広告を読んでいる最中に分からない言葉があったとしても、わざわざその言葉を調べる人はまずいません。分からない言葉があれば読むのをやめてしまう、と想定しておいた方が良いでしょう。

反対に経験者しか採用しない場合には、あえて専門用語を盛り込むのはアリです。専門用語を理解できる=ある程度の経験・スキルがあるとし、応募に対するハードルを設けるのです。応募数は減りますが、有効応募の割合の増加が期待できます。

珍しさや好奇心をあおる

分かりやすい言葉・表現を選ぶことと矛盾するようですが、あえて遠回しな表現を用いて「ん?どういうこと?」と求職者の興味を惹く手段もあります。

例えば「国が認めた働きやすさです」もその1つです。こちらを読んで「『国が認める』って何だかすごそう」と思わせたらなこっちのもの。日本には厚生労働省や経済産業省などの省庁が、働きやすい環境づくりに取り組む企業を認定・表彰する制度がいくつもあります。しかし「〇〇認定企業」と謳っても、制度自体を知らない求職者にその価値は伝わりません。そこで、制度の名称は出さずに「国が認めた」と言い換えて表現しています。結果的に、分かりやすい言葉・表現を選ぶことにもつながりますね。

テクニカルな表現のため難易度は上がりますが、こちらも有効的な手段の1つです。

効果的な求人広告でのキャッチコピー例(ケース別)

ここからは実際に、求人広告の効果的なキャッチコピー例をご紹介します。よくあるケースにあわせてみていきましょう。

営業向けキャッチコピー

「世田谷区(勤務地エリア)のご家庭の食を支えていただきます」

こちらのキャッチコピーは、ご家庭への食品配達サービスの営業職を想定したものです。営業の場合、「誰にどんなものを買ってもらう仕事なのか」は他社と差別化できるポイントの1つとなります。担当するエリアやサービス内容を記載することで、求職者が具体的に仕事をイメージしやすいよう工夫しました。

事務向けキャッチコピー

「書類作成〇割:電話対応〇割のお仕事です」

事務とひと言でいっても、会社によっては経理や総務などを兼任する場合もあり、どんな業務をどれくらい担当するのかが見えづらい部分があります。こちらのキャッチコピーでは、書類作成が仕事の大半を占めることを数字で伝えています。PC作業が得意な人、モクモクと作業したい人に向けた内容です。

施工管理向けキャッチコピー

「千葉県の衛星写真に写る大きな建物はほとんど当社が担当しました」

仕事のスケールを伝えるキャッチコピーです。シンプルに建物名を記載できれば話は早いですが、有名施設や企業の建物の場合、名前を出せないケースは多々あります。そこで「大きな建物」と言い換えた上で、より具体的に規模感を伝えるために「衛星写真に写る」という表現をチョイスしました。

ドライバー向けキャッチコピー

「西東京エリア内で1日〇〇件ほどのルート配送をお任せします」

配送エリアや配送件数は、ドライバーが仕事を選ぶ上で重要視するポイント。また配送ルートは固定なのか、毎日異なるのかも気にする要素です。シンプルながら、採用ターゲットが重要視する情報がしっかり盛り込まれたキャッチコピーといえます。

介護職向けキャッチコピー

「スタッフ〇〇名で、利用者様〇〇名をサポートしています」

事務やドライバー向けのキャッチコピーと同様に、具体的な数字を用いています。介護・福祉業界の求人広告は、仕事の特性上、気持ちに訴えかける表現・抽象的な表現が多くなりがちです。しかし、それでは他社と差別化できません。スタッフと利用者の人数を記載することで、施設の規模感やスタッフ1人あたりの業務量をイメージしやすくしています。

求人広告キャッチコピーの事例

クリーニング配送の企業様の例

・企業:クリーニング品の配送会社
・職種:配送ドライバー
・採用ターゲット:イチから成長できる環境を探している20代

・キャッチコピー
「 “”若いベテラン””が活躍中!?人間関係がいいから、新人社員さんもドンドン育っています◎」

・ポイント
20~30代が中心に活躍しており、その中には勤続10年以上の人も複数いるとのこと。また社員のほとんどが未経験スタートのため、同じ目線に立って後輩の育成にあたっているそう。この2つの情報をもとに、「人間関係の良さが若手を育てる」というコンセプトを立て、キャッチコピーを考えました。「若い」と「ベテラン」、一見すると相反するワードを組み合わせることで、印象的な表現を目指しました。

葬祭用品の企業様の例

・企業:葬祭用品の製造卸会社
・職種:棺桶の製造スタッフ
・採用ターゲット:丁寧で正確な仕事ができる20~30代

・キャッチコピー
「 私たちは、天国や霊魂を信じています」

・ポイント
手掛ける商品が商品だけに、求職者に求める第一条件は、心を込めて作業してくれることでした。「どんな人なら棺桶を丁寧に作ってくれるか」を考えた末に生まれたのが、こちらのキャッチコピー。心を込めて作業してくれる人、それはつまり、働いている社員の方々です。彼らと同じ気持ちで働いて欲しいというメッセージを込めました。ちなみにこのキャッチコピーは、同業他社の少ない珍しい仕事だからこそ成立するものです。

効果的な求人広告の作成はトラコムまでご相談下さい

今回は求人広告でのキャッチコピーの作り方についてご紹介してきました。

弊社では、長年の求人広告代理店のノウハウにもとづいた求人原稿の作成はもちろんのこと、企業HPや採用HPでの原稿作成をはじめとした運用や分析も行なっています。「自社サイトの求人ページのアクセス数を伸ばしたい」「求めるターゲット層からの応募を集めたい」等のご相談がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

トラコム制作スタッフ

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ライター5名、デザイナー8名、ライター&デザイナー1名の14名のチームで
お客様の原稿を担当します。
リクルートでの受賞歴があるベテランスタッフも在籍。

「女性向けの可愛らしいデザインが得意」「ストーリー調の原稿が得意」など、
各メンバーごと得意なスタイルを持っておりさまざまなご要望に対応可能!

ときには取材や写真撮影に伺うことも。
また求人原稿だけでなく、SNSのアイコンやチラシなども作ります。
お客様をよく理解している営業と連携し、会社の魅力を形にして届けます!

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