リクナビNEXTこだわり条件追加！求職者が気になる項目は？

2020年1月末に追加されたリクナビNEXTの検索軸について解説します。

リクナビNEXTで「こだわり条件」が追加されました

会員数が日本最大級の転職サイトであるリクナビNEXTに、2020年1月27日に新機能が追加されました。
求職者が求人検索をする際に、絞り込みができる「こだわり条件」に新たに17項目が追加され、合計59項目となりました。

今回は追加された項目を中心に、求職者が気にするポイントを解説します。

勤務時間についての項目が増えました

今回追加された17項目のうち、「勤務時間」についてのものが2項目。

・定時退社
・時短勤務ＯＫ

です。

もともと存在していた、

・17時までに退社可
・月平均残業時間20時間以内
・業務時間7時間以内
・フレックス勤務OK

と合わせて、6項目となりました。

転職先を考える中で、仕事内容も重要です。
しかし、仕事内容と同じくらい「総労働時間」「残業時間」を意識して検索している求職者が多いということが、この検索軸にも表れています。

休日・休暇についての項目で「長期連休」が登場

休日・休暇についての項目にも追加がありました。
今回追加されたのは2項目。

・5日以上の連続休暇制度あり
・2週間以上の連続休暇制度あり

「連続休暇制度」が追加されました。
近年、「リフレッシュ休暇制度」といった名称で、勤務歴の長い社員の方向けの長期連休制度を導入・推進する企業が増えています。
長期連休の中で自分の仕事やキャリアを見つめなおし、モチベーションアップに繋がるという事例もあります。

既存の項目は下記で、新たに追加された2項目と合わせて5項目が休日・休暇についてのこだわり条件です。

・年間休日120日以上
・完全週休2日制
・土日祝休み

リモートワーク、副業…時代に合わせた検索軸も追加

働き方の多様化が進む中、新しいこだわり条件にも、それを彷彿とさせるものも登場しています。

・副業ＯＫ
・在宅勤務ＯＫ
・直行直帰ＯＫ

自分のライフスタイルを中心に仕事を選ぶ人が、働く先を選ぶ際に気にするポイントも追加されました。

また、その他上記に記載されていない新たに追加された項目を挙げておきましょう。

・転勤なし
・自動車通勤ＯＫ
・通勤交通費全額支給
・管理職・マネジャー採用
・ノルマなし
・インセンティブあり
・歩合給あり
・社員食堂・食事補助あり
・社内見学あり
・研修制度充実

「もっと稼ぎたい」「プレッシャーの少ない職場がいい」「ちゃんと研修してくれる会社がいい」など、求職者の希望に応えられるような条件が追加されたという印象があります。

これからは「検索条件にあてはまる」働き方作りも重要に

ここまで、今回追加されたリクナビNEXTのこだわり条件17項目についてご紹介しました。

求職者からすると、自分の理想とする働き方で求人を探せるというメリットがありますし、募集をする企業としても、条件を提示することで、自社の働き方に合った方とマッチングできます。

その一方で、条件での検索というのは、デメリットもあります。
それは、「条件に当てはまらない求人は、検索の時点で弾かれてしまい、見てもらえない」ということ。
ですので、企業側が自社の条件・待遇についての見直しをして、「選んでもらいやすい求人」を作ることも、今後の採用成功のためには欠かせなくなってくるのではないでしょうか？

ただし、リクナビNEXTの場合は、「求職者から検索される」以外の応募経路も多数存在します。
求人告知メールやターゲットＤＭなどの、オファー系のオプションや、リクナビNEXT内での行動履歴（ページビュー）などをもとにしたピックアップ機能などです。
このようなリクナビNEXTの機能を最大限活用しながら、更に効果を上げていくためにも、ぜひ「こだわり条件」の見直しをオススメします。

こだわり条件を最大限活用して、採用成功しましょう！