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トラコムの活動

「リモートワークどうだった?」約200名の社員が感じたメリット・デメリット

「リモートワークどうだった?」約200名の社員が感じたメリット・デメリット

リモートワークでは通勤時間などがなくなり、時間的にも余裕が生まれます。しかし、管理者側にとっては「部下の業務が見えにくい」「業務の滞りがあったら気づけない」など不安があるという声も多く耳にします。

当社でも新型コロナウイルスの感染防止対策のため、2020年4月より約1ヶ月半、初めて全社一斉にリモートワークを実施しました。 その間、管理職を除く社員(以下メンバーと表現します)がどのように感じ、どう業務に取り組んだのかヒアリングをし、まとめてみました。

この記事を読んで、今後の新しい働き方のひとつとしても検討されている「リモートワークの導入」が前向きなものになれば幸いです。

取り組みの概要

当社トラコムについて

・社員数は約200名。営業と内勤の割合は約5:5。
・東京・大阪など主要都市部に7拠点を構えていますが、
 すべての拠点・すべての社員おいてリモートワーク(在宅勤務)を実施。
  (一部アルバイトを除く)
・期間は2020年4月中旬~5月の1ヶ月半です。

リモートワーク導入までの流れはこちらの記事にまとめています。

リモートワーク後にヒアリングを実施

正社員169名にリモート勤務に対するヒアリングを実施。リモートワークを行ってみて感じたメリット・デメリット、リモート期間中にどんな取り組みをしていたかに答えていただきました。

リモートワークのメリット

通勤時間が削減できた

最も多く見受けられた意見は「通勤時間の削減」。首都圏部では、片道1時間以上かけ通勤している社員もいるため、かなりの時間創出になったようです。空いた時間を使い、eラーニングを受けたという声もありました。

日報で他の人がしている仕事が見え、発見があった

日報で皆さんがどういう仕事をしているのかがわかり、新しい発見につながった 。他チーム・他拠点の方がどんな仕事をしているのか知るきっかけになった。

このような形の日報をGoogleスプレッドシートで作成し、メンバーは毎日行った業務を記載していました。自分以外の人の業務も一覧で見えるようになっていたため、どんな風に仕事を進めているのか知るきっかけになったと思います。

ライフスタイルを重視できたとの意見も多数

生後半年の子供がいるので、本来よりも身近に成長を見守れた。

こんな状況下だったため、長期間子供だけで在宅させるより安心感があった。自宅のダイニングテーブルで、娘は受験勉強、私は仕事をし、お互いに監視しあいながら進めていました。

特に、普段より家族との時間を過ごせたとの声も多くあがりました。リモートワークでも業務が進められるようになれば、子供が産まれた後の選択肢は「育児休暇を取ってお休みをする」だけではなくなると思います。

例えば、週に数日家で勤務するなど、自身のライフスタイルに合わせて働き方を調整しても良いですよね。今後勤務スタイルの幅が広がる可能性も感じました。

リモートワークのデメリット

テキストコミュニケーションによる苦労

全体を通して多かった意見は「テキストベースのコミュニケーションのため、意図を伝えるのにいつもより時間がかかった」というもの。特に営業と制作&アシスタント間での依頼が大変だったようです。

また、普段は印刷をして目を通していた書類も、物理的にオンラインデータで確認することになりました。さらに、お客様とのやりとり手段としてFAXが使えないことが不便に。

対策として当社では、インターネットFAXのMOVFAXを導入することで対応しました。(MOVFAXの導入はこちらの「2.通信環境(FAX)の整備」記載していますので興味のある方はご覧ください!)

”音問題”で相手に気を遣わせてしまう場面も…

子供が自宅にいることを伝えていたため、お客様から「今電話かけても大丈夫?」と気を遣って頂くことがあった。期間中、自宅の近隣で工事が行われており、WEB会議中に騒音が気になった。

自宅の環境では生活音が多少なりとも気になるもの。
マイク付きイヤホンの用意があると、気にならずに作業できると思います。個人的には、一般的に売られているノイズキャンセル機能がついたもので十分対応できました。

お客様からの反応

当社は中小企業から大企業まで、業種もさまざまなお客様とのお取引をさせていただいております。ですが、リモートワークでの営業となることをお伝えすると、ほとんどのお客様がこころよい反応をくださいました。
さらにこの機会に、WEB会議やWEB契約を進めてくださった方も多くいたと聞いています。(対応してくださったお取引先の皆様、本当にありがとうございました。)

また今後リモートワーク導入を検討されている会社様から、導入の仕方について質問頂く機会もありました。ぜひこの記事を参考にしていただけたらと思います。
管理者側のメリット・デメリットについては別記事にてまとめています。

メンバーはどんな仕事をしていた?

普段より時間があった分、メンバー自身はどのように業務を進めていたのでしょうか。ヒアリングの結果では、普段の業務に加え下記の取り組みを行っていたとの回答がありました。

傾向として、ローキャリアは社外のお客様に対し、リーダークラスは社内のメンバーに対しての取り組みを実施したという声が多くあがりました。

トラコム社員が行った実際の取り組みを、ピックアップしてご紹介します。

社外・お客様に対しての取り組み

お客様へWEB面接の導入を促した

掲載を考えていたお客様にWEB面接の導入を促しました。
はじめ、WEB商談ツールに対して抵抗感があったようですが
「web商談して実際一緒に使用してみませんか?」とご提案。
実際に使用し、結果的に1次選考はWEB面接にして頂けました。

実際、掲載開始するといつもの3倍以上の応募が!
WEB面接でないと回せない状況になったそうです。
1日5回ほど面接をこなして頂き、うれしい悲鳴を上げてくださいました。

(東京本社/Yさん)

この時期だからこそ、WEB面接へ興味を持ってくださった担当者様も多いはず。難しいのでは…とイメージを持つ方もいるかもしれませんが、一度利用してしまえば便利なツールです。当社の人事担当がWEB面接を行った記事もアップされていますのでぜひご覧ください。

営業担当も導入をサポートいたしますので、各担当営業までお気軽に問い合わせください。

WEB(ZOOM)で取材を実施

普段より1社1社に時間をかけたいと思い取材を実施しました。
また、感染リスクを避けるというのも考慮し、ZOOMの活用を提案。

これまで取材先の近くの拠点しか取材ができませんでしたが
WEBで行うことによりその問題は解消。
さらに移動時間がなくなり、原稿作成時間は増加!
リモート期間終了後も活用できると考えています。

(制作/Yさん)

こちらはリモート環境を活かした仕事。普段会えない人とも会話できるWEB会議システムを使えば業務の幅も広がります。トラコムでは今後もリモートでの取材を実施していきますので、興味のあるお客様はぜひご相談ください。

また、WEB取材ならではのコミュニケーションのとり方のコツについても、当社の制作スタッフがご紹介いたします。

社内に対する取り組み

拠点でリモート飲みを企画し実施

拠点でのリモート飲み会を実施しました。メンバーが発言する機会が少ないと感じ、コミュニケーションを取れる場を作れたらと思い企画しました。

事前に他社が主催する参加者1000名前後のリモート飲み会に参加!司会以外のマイクはオフにしてゲームやコーナーを進めていたのが印象的でした。今回も発言者の偏りなどがないよう考慮し、こちらの進め方を参考にしました。

事前にアンケートをとり、トークテーマを設けたり質問コーナー・大喜利コーナーなどを企画。業務以外のフランクなコミュニケーションがとれ、楽しい時間を過ごせたと思います。

(東京本社/Yさん)

ちょうど異動の時期でもあったため、オフラインで歓迎会を開くことが難しい状況でした。十数名のリモート飲み会でも、このように企画があれば全員が楽しめますよね。

また、リモート飲み会は終わり際が難しいとの声もあるので、事前に「○時まで」と決めておけば躊躇なく参加できそうです。

自分のスキルアップに関する取り組み

WEBセミナーへ参加し共有

週1回程度、さまざまなセミナーに参加し社内とお客様へ共有しました。

世の中の自粛期間合わせてWEB面接やインサイドセールス、テレワークの運用に関するWEBセミナーがたくさん開催されていました。各ツールの情報取集はもちろん、ATS(採用管理システム)や新しい採用手法、テレワーク中のマネジメント手法、インサイドセールスを成功させるポイントなど、さまざまなノウハウを学び拠点展開を行いました。

アポイントや移動時間が無くなった分、有意義に時間を使えたと思います。

(大阪支社/Kさん)

外出自粛期間中、多くのWEBセミナーが開催されていました。 無料で参加できるものも多数。にも関わらず、自身の知識装着だけでなく、社外のお客様・社内のメンバーへ共有もできるため多くの価値を生み出せます。

今後も急なリモートワークの実施があり、会社で課題などを用意できない際には、WEBセミナーへの参加を課題にしてみても良いかもしれません。

まとめ

今回は新型コロナウイルスの影響で強制的にリモートワークを導入せざるを得なくなりました。ですが、各メンバーが自分で意識をし業務時間の中で何を行うかを考え取り組んでいたように思います。

もちろん、テキストでのコミュニケーションの取り方や、WEBだけでは対応しきれないシステムについて課題もありました。今まで対面でのコミュニケーションに頼り切りになっていたことも改めて感じます。

ですが、記事の中でも触れているように、ライフスタイルの変化に伴い従業員が働き方を変えなくてはならなくなった場合、休みを取得するだけではなくリモートワークを取り入れながら働くのを選択肢に入れることもできるでしょう。

そんな可能性のあるリモートワークですので、状況に合わせて導入することをおすすめします。事前に課題となる点については、当社の取り組みを参考にしていただけると幸いです。

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