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たった3つで上達するプレゼンテーションスライド作成 第1回(全3回)

トラコム制作スタッフ

たった3つで上達するプレゼンテーションスライド作成 第1回(全3回)

パワーポイントなどによるスライド作成。 作成を任されたり、プレゼンなどで利用したりする機会は多いものの、実際には苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。

たった3回の記事で、あなたも見やすいスライドを作れるようになる(かもしれない!) 千里の道を3歩に縮めても、やはりはじめは一歩から。 結果を残せるスライド作成を一緒に身に着けていきましょう。

苦手意識を持っている人は意外と多い!

様々な場面でスライドを活用することが増えていると思います。

・お客様との商談で
・社内でのミーティングで
・商品の分析や説明で

などなど、弊社でもスライドは多くの場面で利用されています。筆者も上記のような場面でスライドを目にします。しかし中には、下記のような大変見にくいスライドも…。

・情報があふれていて、見る気が削がれるスライド
・スライドの内容を声に出して読むだけのスライド
・無駄なアニメーションが入ったスライド

この3つのいずれかに当てはまるスライドを作り続けているあなた! 今回の記事は、そんなあなたに向けて書いている記事です。効果的なスライド作成のポイントを、一緒に身に着けていきましょう。

余白がないスライドは顔が近い

突然ですが、顔を近づけて話しかけられたとしたら、あなたはどう感じますか?近さによりますか?普段の距離感にもよりますか?そうですね。図で見るほうがわかりやすいですよね。具体的にはこのくらいの近さです。

「いや、近い近い。近すぎるよ」と、笑ってこの画像を見ている人がたくさんいるんじゃないかと思います。

そうですよね。近すぎますよね。こんな寄られた状態で話なんて耳に入りませんよね。まずちょっと下がってくださいと言ってしまうでしょう。

でも…見づらいスライドは大体こんな感じで作られているんです。適切な余白(=距離)がないんです。「わかったから落ち着いてください、離れて」というスライドがとても多いのです。

具体的にはこのようなスライドです。

中に入っている文章や情報そのものは置いておいて、見たことがある、あるいは作ったことがあるという人は、ちょっと姿勢を正してくださいね。

このスライドは顔が近すぎるのと同じことです。そして、顔が近すぎる相手と商談したい!という方はそんなに多くないはずです。

でも、原因がわかったのならみなさん対応できるはず。顔が近すぎるなら離れて、適切な距離を保てばいいのです。スライドも同様に、見てくれるであろう人から少し離してあげましょう。

スライドの天地左右、1/10程度には何も入れない

余白のないスライドは、顔の距離が近すぎるとお話しました。スライドにも適切な距離、適切な余白が必要というのもご理解いただけたと思います。

では、スライドにおける適切な余白ってどのくらい?とした場合、「画面内に収まっているコンテンツにより、ケースバイケースです」というのが回答になるのですが、本記事を読んでいらっしゃる皆様がそんな回答をお求めでないというのもわかっています。

ズバリお答えしますと、『スライドの天地左右1/10を余白としてください』ということです。この1/10は窮屈でもなく、スカスカでもない、なんとなく丁度いいかな?と感じられる余白の量です。

スライドの余白は”お皿の縁”!

わかり易い例として、お料理を乗せるお皿を想像してください。リム(縁)のついたものがいいですね。大好きな料理を大盛りにしようとしても、リム(縁)にまで溢れてしまうような盛り付け方はなかなかしませんよね。スライドをつくるときも余白をもたせて、いっぱいまで情報を入れないことが一歩レベルアップするための秘訣なのです。

スライドの余白、1/10はお皿のリム(縁)と想像しながら作成していくだけで、情報との距離が適切になり、見てもらう人が受け取りやすい仕上がりになります。

実践しよう!1/10余白を確保した例

ここまでのお話で、きちんと余白をとったスライドがどのような仕上がりになるかをイメージできている方も多いと思います。それでもやはり、論より画像。
余白を取るだけで、ほぼ変わらないレイアウトでも少しスッキリ見えているはずです。

”全体を把握しやすい”は印象UPにつながる

情報の入れ方はどちらも同じ。主な違いは余白のあるなしです。なぜこんなに違って見えるのかというお話をすると、『全体像の把握しやすさが印象の違い』になっています。

人はパッとスライドを見た瞬間、無意識に「どのくらいの情報があるのか」「どういう情報が入っているのか」「どれが重要な情報なのか」をなんとなくでも掴もうとします。ある程度の全体像がわかっていると、何でも気持ちが楽になったりしますよね。”何時まで”あるいは”あと何分”と決めて勉強や仕事をしたり、完走まで”あと何キロ”みたいにゴールが見えていると物事に取り組みやすくなったりすることと一緒です。

誰かに見せるスライドも同じこと。「このスライドは何を伝えようとしているのか」そこを読み手に素早く認識させるために、余白はとても有効な手段なのです。

最後にもうひと工夫!余白をもっと活用しよう

情報の周りに余白を取るだけで随分見やすくなりました。これだけでも見てくれる人の印象は随分変わりますが、どうせならもうひと手間、もうひと工夫を覚えておきましょう。

そもそも余白って?

余白ってそもそも何でしょう?余白というくらいですから、余りや無駄と捉えている人もいるかも知れません。中には余白なんてもったいない!全部埋めなくては失礼だなんて言う人もいるでしょう。

今回のスライド講座に関して言えば、余白は「文字や装飾が入っていない部分」を指します。そして、文字や装飾の入っていない部分をうまく活用することで、情報量の多いスライドも読みやすく、理解しやすいものになるのです。

余白を追加するとこんなに変わる!

今回例に上げている一番はじめのスライドを、余白をうまく使ってもう一度作ってみましょう。少しの工夫で、見やすさが随分変わってきます。

大きく変わったのは、情報の並べ方と、線が少なくなったことです。

変更点①情報の並べ方・レイアウト

まずはレイアウト。A、B、C、と項目が連続する中で表示の仕方が変わるのは、あまり望ましいことではありません。説明する順番に沿って、スライドを見てくれる人が視線を動かしやすいように縦に項目が連続するというルールを見ただけでわかるようにしてあげる一工夫です。

このとき、項目の間に余白がしっかりあるので、
・項目ごとに情報が分かれていること
・情報がそれぞれひとかたまりになっていること
以上を視覚的に伝えることができます。

変更点②線が少なくなった

次に線が少なくなりました。ほぼありません。一番上のタイトルの下に引いてあるだけ。スライド上での線は、分けたり囲ったり強調したりと活躍の場が非常に多いです。それはつまり、主張が非常に強い存在ということなんです。

最初のスライドは、情報の分け目をはっきりさせようとするあまり、それぞれの項目を切り分ける境界線がありました。さらに情報をまとめようと囲い線を作っています。ただ、この作り方は製作者の意図こそ伝わるのですが、線の主張が強すぎ、見てくれる人へ最も伝えたいそれぞれの要素までたどり着くのに時間がかかってしまいます。

そこで余白の出番です。項目やそれぞれの情報をしっかり離して余白を作ると、
余白は緩やかな境界線になります。ABCはそれぞれ違う項目ですというのを、やんわりと伝えてくれる役割になるんです。

一番外側だけを意識した余白も、スライドの中身にまで意識を向けるともっとずっと読みやすいものに変わります。ほんの小さなことなのですが、ここを意識するだけで、スライドの完成度はググッと上がるんですよ。

まとめ

というわけで、たった3つで上達するスライド作成(全3回)第1回をお送りしました。

情報や熱意を伝えたいのにうまく伝わらない。プレゼンなどで多くの人が感じていることではないかと思います。けれど、普段のスライドからほんの少し工夫で伝わり方は大きく変化します。今回の記事が皆さんの想いを形にする助けとなったのであれば、私たちトラコムとしてもそれ以上の幸いはありません。是非参考にしていただければと思います。

次回の第2回では、スライドを使った説明で肝心のスライドをどう使うべきか、どういうまとめ方をすれば説明を深く聞いてもらえるかをお伝えしたいと思います。お楽しみに!

この記事を書いた人

トラコム制作スタッフ

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ライター5名、デザイナー8名、ライター&デザイナー1名の14名のチームで
お客様の原稿を担当します。
リクルートでの受賞歴があるベテランスタッフも在籍。

「女性向けの可愛らしいデザインが得意」「ストーリー調の原稿が得意」など、
各メンバーごと得意なスタイルを持っておりさまざまなご要望に対応可能!

ときには取材や写真撮影に伺うことも。
また求人原稿だけでなく、SNSのアイコンやチラシなども作ります。
お客様をよく理解している営業と連携し、会社の魅力を形にして届けます!

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