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効果的な求人広告を作るコツ。ターゲットの目を引く表記やポイントとは?

効果的な求人広告を作るコツ。ターゲットの目を引く表記やポイントとは?

同じ媒体や同じ枠、同じプランの求人広告を掲載する場合でも、打ち出す内容が変わると効果も変わってきます。せっかくコストをかけて掲載するなら、効果につながる原稿を掲載したいですよね。

本記事では、効果的な求人広告の掲載をおこなうためのポイントや、具体的な表記・画像やデザインの作り方のコツなどを解説します。長年求人広告代理店として多くの求人広告原稿の作成に携わってきたノウハウをもとにご紹介。これから求人広告を作成予定の方や、採用活動を行われる予定の方はぜひご覧くださいませ。

求人広告は原稿の中身・出し方で効果が変わる

世の中には非常にたくさんの求人広告があふれています。その中から求職者に見つけてもらい、応募してらもうためには工夫が欠かせません。

会社や仕事の魅力をどう伝えるか、待遇や福利厚生のメリットをどう伝えるか、事業の安定性や将来性をどう伝えるかなど、「求人広告の中身・出し方」で、応募数と応募者の質は大きく変わります。

求職者の印象に残る求人広告原稿のポイント

求職者の印象に残る求人広告を作るためには、3つのポイントに気を付ける必要があります。

ぱっと見た際に印象に残るか

求職者は日々多くの求人広告を目にしています。その中から、他の求人広告より長く閲覧してもらったり、「おっ!」と興味を持ってもらったりするためには、求職者の印象に残ることが大切です。

求人サイトで仕事を探すとき、最初から特定の企業名で検索するケースは稀です。多くの場合、求職者はまず「営業」や「東京23区」など、業界・職種・地域などで絞り込み、その結果から興味のある応募先を絞っていきます。ずらっと並んだ求人広告から求職者の目に留まるには、強い印象を残すことが重要なのです。

オリジナリティのある原稿であるか

次に大切なことは、他社や他社の同職種と『差別化できているか』です。「とはいっても、例えば事務や営業はどこの会社でも似たようなものでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。どんな会社・どんな仕事にも、必ず独自の魅力があります。そのオリジナル部分を求人広告でしっかり伝えることができれば、「とにかく事務がしたい」という求職者にも訴求が可能!「この会社の事務の仕事、魅力的だな」と感じてもらえるため、求職者の印象に残すことができます。

求職者が「自分に向けられている原稿だ」と感じられるか

複数の求人広告の中から応募先を探すとき、求職者が気にするのは「自分はこの会社で働けるかな?」という点です。

例えば、「黙々・コツコツとできる事務の仕事」を探しているAさんと、「PCの前で黙って作業するより、チームでワイワイ働ける事務の仕事」を探しているBさんがいるとします。給与や福利厚生、仕事内容、勤務地が魅力的でAさん・Bさんの希望を満たしていても、「社員同士の中が良く、仕事中も雑談に花が咲く環境です」という職場だと書いてあれば、恐らくAさんは応募には至らないでしょう。逆に、Bさんにとっては「自分に向いている職場だ」と感じられるため、応募に繋がる可能性は高いと言えます。

つまり、求職者の印象に残るためには「この仕事は自分にピッタリだな」と感じてもらうことも重要なのです。

求人広告の効果を高める原稿作成のコツ

先ほどご紹介したポイントを抑えた求人原稿を作成するために、具体的にどのように改善したらいいのかコツをご紹介していきます。

応募条件が分かるように記載

まず気を付けたいのは、パッと見てすぐに応募条件が分かるように求人広告を作成することです。求職者が知りたい情報をストレスなく伝えることで、応募に対するハードルを下げることができます。

仕事内容に見合った給与に

仕事探しで求職者が重視するポイントとして外せないのは「給与」です。求職者にとって、福利厚生や勤務地などの他の要素も仕事を選ぶうえでの判断材料になりますが、給与を全く見ないという求職者はほとんどいません。まずは給与で候補から外れてしまうことがないよう、可能ならば思い切って給与をアップすることをおすすめします。

しかし、月給20万円だったものを単に月給25万円にしたとしても、応募数は思うほどは上がらないかもしれません。ポイントは「職種別平均相場」より高くすること。むやみに他社と比べるのではなく、実際に採用成功している企業の募集内容や、近隣で近しい業界の募集をしている企業に近づけることが重要です。

検索軸をフル活用する

検索軸の設定も大切です。求職者が自分にあった求人を探す際に、検索軸を使って絞り込みをかけます。求人内容と関連している検索軸を設定しておくことで、自分に合った求人として閲覧してもらいやすくなります。

「職種」「勤務地」「働き方の特徴」「会社の特徴」「沿線」など、求人サイトによってさまざまな検索軸が用意されています。例えば、未経験OKの営業を募集するとき、検索軸の「営業」だけではなく、「未経験OK」にもチェックを入れることで、より多くのユーザーに求人広告を届けることが可能になります。

採用ターゲットを絞って掲載

上記でもお伝えした通り、求職者の印象に残る広告を作り、応募数アップにつなげるためには「この求人広告は自分に向けられている原稿だ」と求職者に感じてもらうことが重要です。

そのために企業側で行わなければならないのが『採用ターゲットを絞る』こと。そして、ターゲットを絞るためには『ペルソナ』を設定し、人事担当者と現場の間で認識を共有させておくことです。「どんな人に応募してほしいのか」「会社や仕事の魅力を伝えたい相手は””誰””なのか」を明確にすることが欠かせません。

1原稿には1ターゲットで掲載

採用ターゲットに確実にメッセージを届けるため、1つの原稿ではある特定のターゲットに向けたメッセージを記載することがポイントです。

学校終わりに働きたい大学生に向けた原稿を作るのであれば、「19時からの勤務もOK」「テスト期間は考慮します」などのメッセージは魅力的に思ってもらえるでしょう。しかし、この原稿の中で「ランチタイムに働く主婦も応募してもらえるように呼び掛けたい」と思うとどうでしょうか。それぞれに伝えるべきメリットが異なるため、結局のところどちらのターゲットからも「自分には向けられていなさそう」と思われてしまうかもしれません。

よく求人広告はラブレターに例えられますが、まさにその通り!””みんな””ではなく、””誰か””に対して届けるつもりで掲載しましょう。

自社が伝えたいことではなく、求職者が知りたい情報を記載する

原稿の中には、求職者が知りたいことを記載する点を意識しましょう。あくまでも自社が伝えたいことではないことに注意が必要です。

求人広告を閲覧している求職者がまず知りたいのは、「入社後、どんな仕事をすることになるのか」「転職後の生活は今とどう変わるのか」「入社後のステップアップはどうなるのか」といった情報などです。自社の沿革を詳しく伝えたとしても、それは求職者にとって意味のない情報になってしまう可能性も。「その企業で働く自分がイメージできる情報が求人広告に記載されているか」が重要なのです。

自社の魅力をアピールすることも大切ですが、求職者側に立った視点も交えることを意識しましょう!

職種名をアレンジする

求人広告を閲覧するとき、まず最初に求職者の目に入るのは職種名です。広告の最も目立つ位置に表示される職種名1つで、求人広告が求職者に与える印象はもちろん、応募数も大きく変わります。

例えば飲食店の求人の場合、職種名に「ホールスタッフ」と書くケースと「カフェのホールスタッフ」と書くのでは、後者の方がよりどのような仕事をするのかイメージが湧きますよね。

また、事務職を募集する場合、「経理事務」と書くより「一般事務(経理)」と書いた方が、応募数が2~10倍ほど多くなる傾向があります。その理由は、多くの求職者が「経理事務」よりも「一般事務」というキーワードになじみがあり、検索キーワードになりやすいからです。

仕事の魅力を伝えるための職種名のアレンジは、ぜひ取り組んでみてください。

企業の特色を生かし働きやすさをアピールする

企業の特色を伝えることで働きやすさを伝えることもポイントです。

過去に、企業の特色として伝え効果的だった内容をあげると
・子育てしながらも働き続ける社員が多い、子供の学校行事には全て参加している社員も多い
→ライフスタイルの変化がある中でも長く働き続けられる環境がある
・誕生日休暇がある、パートナーや家族の誕生日休暇がある
→社員や社員の周りの人まで大切にしてくれる会社
・繁忙期に特別手当が支給された
→現場の社員にも還元する風潮がある会社
など、このような内容がありました。

また、コロナ禍で職場環境や職場の雰囲気を重視する方も増えてきており、きれいなオフィスの写真や外観などを入れてあげることもメリットになりえます。どんな特色が魅力になりえるのかはぜひご相談ください。

効果の高い原稿を作成するコツはこちらの記事でもご紹介しております。あわせてご覧くださいませ。

求職者に選ばれる求人原稿の書き方とは

求人広告の効果を高めるデザインのコツ

色使いに注意する

求人広告の出し方も重要だとお伝えしましたが、その要素の1つとして色も重要なポイントです。求職者に与えたい印象やイメージ、目立たせたいキーワードなどによっても色を使い分けることで、求人広告の効果を最大化させることも可能なのです。

色ごとの印象や使い方についてはこちらの記事でもご紹介しています。あわせてご覧ください。

『目を引く』求人広告をつくるために必要な、色の使い方。

採用ターゲットに合わせて見やすいデザインにする

例えば、「元気で明るい対応ができる人が欲しい」というときは、オレンジや黄色を使ったりポップなフォントをを使って楽しい雰囲気を出すことがセオリーです。黒や濃い青、灰色などを使い、筆ペンで書いたようなフォントで楽しい雰囲気を伝えようとすると、どうしてもチグハグな印象になってしまいます。

つまり、色やデザインが持つイメージを理解した上で、何をどう伝えたいかを考えながら色を選ぶことが大切なのです。また、地域や年齢、性別などによっても好まれる色やデザインは変わります。

例えば、最近増えてきているシニア向けの求人広告では、シニア男女問わず好まれるといわれている緑を使っているものが多い傾向があります。詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。

【シニア採用】ターゲットに合わせたデザインを知ろう

求人広告の効果を高める写真撮影・選定のコツ

求人広告の中でも重要な「写真」。より魅力的な写真を撮影するための方法やコツ、シーン別の撮影ポイントなど、少し気を付けるだけで写真は劇的に変化します。

また、撮影した複数の写真からどんなものを選べば求職者にとって、より良い印象を持ってもらえるのか・伝えたい情報を正しく伝えることができるのかなど、撮影後の選定のコツもご紹介!詳しくはぜひこちらの記事をご覧ください。

知識がない方も簡単にできる!プロが教える「求人写真」撮影のポイント

求人広告作成時の注意点

法律に触れるNGワードを使っていないか

労働者保護の観点から、求人広告には法律で規制されている表現や必須で記載しなければならない情報、禁止されている事項などがあります。例えば、給与・労働時間・休暇は特に正確さが求められているので注意が必要です。

まず、労働時間については「原則として1日に8時間・1週間に40時間を超えて労働させてはいけない」と労働基準法で定められています。現場の実態で越えていないことはもちろんですが、しっかりと求人広告にも明記しなければなりません。休暇についても同様に、「少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければならない」と定められています。事実に即して、週休2日や完全週休2日など、どんな休暇条件に当てはまるのかを正しく書くようにしましょう。

この他にも、留意すべき点がいくつもありますので、求人広告を掲載するたびにしっかり確認することが大切です。

年齢制限の表記に注意する

2007年10月の雇用対策法改正以来、求人における年齢制限の禁止が義務化されました。例えば「若手が欲しいから応募は20歳から30歳までにしたい」と年齢制限をした上で求人広告を掲載することはできないのです。

ただし、「法令 例外事由3号のイ(長期勤続によるキャリア形成を図る観点から年齢制限をつけるというもの)」と「法令 例外事由3号の二(2023年3月31日までの期間的措置。年齢は固定で35歳以上55歳未満)」を用いた上での制限は可能です。しかしながら、それぞれ掲載条件が定められていますので注意が必要です。

詳しくはこちらの記事で確認ください。

求人募集広告内で年齢制限をするには。「35歳以下」の記載もできる2つの方法

給与に関わる表現に注意する

給与の表記で最も重要なのは、「最低下限給与」を明記することです。最低下限給与とは、入社した人が必ずもらえる金額のことをさします。最低賃金を下回っていないか、事前に必ず確認してください。

また、固定給与に「みなし残業代」や「一律手当」などが含まれている場合は、それぞれ以下の記載が必要です。
・月給20万円(●時間、●円分のみなし残業代含む、超過分は別途支給)
・月給20万円(一律手当●円分を含む)

性別に関する表現に注意する

1972年に施行された男女雇用機会均等法により、募集・採用時に「性別」を限定することは禁止されています。求人広告内で「女性限定」「男性限定」「体力のない女性に向いた仕事」など性別の制限が該当します。また、性別で募集人数の内訳を設けたり、男女で採用条件を違うものにすることも禁じられています。他にも、「看護婦」や「生保レディ」「営業マン」「カメラマン」など、言葉そのものが男女いずれかの性別を指す表現もNGです。

男女の活躍機会の格差を解消するための措置「ポジティブ・アクション」が理由であれば「女性歓迎」という表現を使用できます。男女平等を目的とする措置なので、法に触れることはありません。ただ、ポジティブ・アクションの適用には条件がありますので、注意が必要です。

求人広告の書き方の例

ここでは求人広告の書き方の例をご紹介します。募集職種やどのような人材を求めるかによって、内容は異なるかと思います。各項目に対応する書き方を参考にしながら、自社に合った求人広告の書き方を見つけてみてください。

アルバイト募集の例

職種名:常連が多いカフェのホールスタッフ
雇用形態:アルバイトパート
会社名:〇〇店(〇〇株式会社)
勤務地:〇〇市〇〇区〇〇〇
給与:時給〇〇円~※〇〇により昇給あり
勤務時間:〇時~〇時まで(1日〇h、週〇日~勤務可)※残業ほぼなし
仕事内容:注文、料理の提供、テーブル片付けなど。常連さんが多いお店なので少しの失敗は大丈夫!丁寧に仕事を覚えていけます。
待遇:交通費全額支給、昇給、まかない補助(メニューが半額で食べられます)
応募資格:学生、主婦、フリーターさん活躍中
採用予定人数:〇名以上
応募後の流れ:応募→弊社から面接日程のご連絡→面接→内定 応募から〇日以内にご連絡差し上げます!

社員募集の例

職種名:(誰)に(何)を提供する会社の〇〇職
雇用形態:正社員
会社名:〇〇株式会社
勤務地:〇〇市〇〇区〇〇〇
給与:月給〇〇万円~ 年収例:〇〇円=月給〇万円+一律手当〇円
勤務時間:〇時~〇時まで ※残業月〇h程度
仕事内容:当社の〇〇部門にて、〇〇職の業務を行っていただきます。
(採用背景なども簡単に記載 例:業務拡大による増員募集です)
(業務内容を詳細に記載)
入社後2か月はしっかり導入研修を行い、知識装着をしたうえで現場に参加します。7割以上が未経験スタートで、安心して仕事を覚えられます。
待遇:社会保険完備、交通費全額支給、車通勤応相談、昇給、賞与
応募資格・求めるスキル:学歴不問、業界未経験や第二新卒も大歓迎!
採用予定人数:〇名以上
応募後の流れ:応募→書類選考→弊社から面接日程のご連絡→面接(3回を予定)→内定

目を引く求人広告の作成・掲載はトラコムにお任せください

高い効果を発揮する求人広告を掲載するためには、原稿の工夫や作成が必要です。「どのような求人広告を作ったらいいかわからない」「今の求人原稿をよりよくするアドバイスが欲しい」など、お悩みがご相談がございましたらお気軽にトラコムまでお問い合わせください。

弊社は、リクルート代理店(リクルートトップパートナー)、Indeed代理店(Indeedシルバーパートナー)として、年間で数十万以上の求人原稿の掲載に携わっております。多くのご支援で培ったノウハウをもとに、効果につながる原稿作成をご提案いたします。お気軽にご相談くださいませ。

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