会社独自の採用プロセスで採用成功した事例

採用活動で、なかなか採用ができないことでお困りの企業様は多いのではないでしょうか。採用活動を上手く進めるうえで重要なことの一つ。それは採用フローです。このコンテンツでは、実際に行っている会社独自の採用フローで、採用成功した事例を4つ程紹介しております。今後の採用活動の参考になれば幸いです。

従来の採用手法および求人環境について

採用担当の方であればご存知だと思いますが、
従来の採用方法は、
①求人を出す
②求職者からの応募を待つ
③応募者から企業へ履歴書郵送(書類選考)or履歴書不要で即面接
④採用の合否を出す
という流れが一般的です。

しかし昨今は、有効求人倍率が上がっており、
また、少子高齢化等、外的要因により採用が難しくなっています。

応募があったからといって面接に来ない方もいれば、
面接はしたものの、求めた人物像ではないということも増えているのが現状です。

そこで、今後の参考になればと思い、独自の採用プロセスにより採用成功した例をご紹介致します。

他社の取り組み例

上記で述べたように採用が難しくなっている中、
本題の固定概念に囚われない採用とは何なのか、実際の例を基にお伝え致します。

【ケース①：有資格者の採用】

≪大手建築会社/建築施工管理技士採用の例≫

上記の職種は、東京オリンピックや再開発等もあり、どこの建築会社も欲しい職種の一つです。

当然、採用となると同業他社に負けない魅力(給与・待遇・裁量権・案件のスケール等)を
提示しないと採用は厳しいのが現状。
しかし採用活動において、同じように大切なのが採用フローです。

こちらの大手建築会社様で取り組んでいるのが【出張面接】です。

出張面接のメリット＆デメリット

メリット：①高確率で会うことができる(バックレ等の削減)
②求職者に好印象を与えることができる(そこまでして自分の事を想ってくれているのか)

デメリット：コストがかかる

当然、この取組みには上記のようにメリットとデメリットの両方があります。
しかし、人事担当者が実際に出張してまで面接をすることにより、
採用成功はもちろんのこと、その後の定着率も上がります。

【ケース②：地方から千葉へ呼び込んだ採用】

続いては、ケース①の逆で、地方から呼び寄せて採用成功した企業の例です。

≪建設業/現場作業員採用の例≫

有資格者採用が難しいのは周知の事実です。
しかし、資格を有さない採用も難しくなっております。

首都圏に会社を構えている企業様ではおそらく
「電車通勤・車通勤で支障が無いエリアからの採用」を考えている企業様が大半でしょう。

とある建築会社では従来通りの採用活動をしていましたが、なかなか採用できないどころか、応募もない状況。

そこで、その会社様は思い切って、
「埼玉・群馬・栃木」等の所謂、北関東エリアから人を呼び込む【地方採用】に舵を切りました。

地方の方に伝える上で大事な事は、
①その地で働くメリットは何か
②社員寮、もしくは住宅手当はどのくらい出るか
③採用フローはどうか(例：面接はスカイプ面接なのか、面接会場はどこか、交通費は出るか等)
④キャリアプランの提示

大枠でお伝えすると上記の内容でございます。

実際に上記の内容をしっかり伝え、地方に求人募集をしたことで
応募0件から応募4件→採用2名(群馬県在住/栃木県在住)に成功しました。

もし、採用方法に行き詰ってしまった時は、目線を変えることで可能性は広がるでしょう。

その他、様々な面白い取組みの紹介

【ケース③：飲食業/アルバイト採用】

≪悩み≫　　求人募集を出せば、毎回採用できるけど2、3日で辞めてしまう。
≪打ち手≫　選考段階に【数日間の職場体験】を追加。
職場体験の選考をする上で重要なのは、応募者と相談して決める(任意項目)こと。
≪結果≫　　選考の段階で双方見極めができるので、残った方に関しては定着してくれました。

【ケース④：サービス業/アルバイト採用】

≪悩み≫　　既存のスタッフとの人間関係で悩み、新しく入ってくれるスタッフが定着しない。
≪打ち手≫　既存のスタッフに協力頂き、選考段階において【10分程度の座談会】を実施。
重要なのは、応募者と近い年齢、属性の方に協力いただくこと。
採用したい方が主婦であれば、既存スタッフの主婦に、
採用したい方が学生であれば、既存スタッフの学生に協力いただき、
せきららに仕事内容、人間関係、働き方等を伝えていただきます。
≪結果≫　　求職者側からすれば事前に働くイメージが醸成できるため、定着率は上がりました。

最後に

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
参考になりましたでしょうか？

今回お伝えさせて頂いた採用手法が今後、御社の採用活動のお役に立てて頂ければ幸いです。
今回お伝えさせて頂いた内容以外にも面白い取組み等ありましたら、お伝えしていきたいと思います。

また、採用等で何かお困り事等ございましたらご連絡をお待ちしております。