お電話でのお問い合わせはこちら

0120-989-779

平日 10:00〜18:00

(祝日・年末年始を除く)

メルマガ登録で最新情報をゲット!

トラコムの活動

「産休・育休って大変!」ママ社員のために会社ができるサポートとは

M.UEHIRO

「産休・育休って大変!」ママ社員のために会社ができるサポートとは

近年、産前産後休業(産休)や育児休業(育休)について耳にする機会が増えています。厚生労働省によると2019年度の産休取得率は 女性が83.0%(前年度比0.8ポイント増)、男性が7.48%(同1.32ポイント増)と年々上昇傾向にあります。

しかし好調に伸びる取得率のウラで、取得した社員たちが大変な思いをしていることをご存知ですか? 今回は産休・育休を経て職場復帰した弊社社員にインタビューを行い、休業取得前から現在までの苦労や、会社のサポートのおかげで助かったことなどを聞きました。
この記事では、産休・育休を取得する社員が何を思い、会社としてどんなサポートができるかをお伝えします。

産休・育休は”休み”じゃない!やることがたくさん

インタビューしたのは、2019年秋から約1年間休業を取得し、2020年秋に職場復帰した女性営業スタッフ。まずは彼女が苦労した点からご紹介しましょう。

産休・育休の知識がほとんどなかった

「もちろん制度としては知っていましたが、いざ結婚し、妊娠・出産を迎えて休業を取得する身になると『必要な手続きは?』『手当はあるの?』『いつから取得できる?』など、知らないことがたくさん! 情報収集するのにとても時間が掛かりました」

社内業務の引継ぎ以外にもやることが山積み

「後任者へ業務を引継げば休みに入れる…というわけではありません。出産を迎えるまでに定期健診、入院準備、ベビー用品の購入、入院中の夫の生活の準備、保育園の見学、さらに私の場合は引っ越しも必要でした。体調管理のため定期的に有給休暇も取得していましたから、あっという間に時間が過ぎてしまいましたね」

Point

産前休業は出産予定日の6週前(42日前)から会社に申請し取得が可能。産後休業は出産後8週間(56日後)までです。ちなみに産後休業の取得は法律で義務付けられており、産前休業とは違い本人の意思に関係なく取得することになります。

育児休業は子どもの1歳の誕生日前日までが対象です。しかし、保育園に空きがなく入園の目途が立たないなどの場合は、最長で2年延長することが可能です。

また出産は健康保険が適用されないため、国から「出産育児一時金」として42万円が支給されます。さらに雇用保険から「育児休業給付金」として、月給の67%を休んだ月の分だけ受け取れます。産休・育休中は、企業による給与の支払いや社会保険料の納付は必要ありません。

会社に感謝!とても助かった会社のサポート

続いては、産休・育休期間中から職場復帰した現在までに「これは助かった」と感じた会社のサポートについてです。

管理部(人事)による申請手続きのフォロー

「ただでさえ忙しい出産前後。そのうえ産休・育休を申請するとなると、大量の書類提出と手続きが必要になります。そんなときに管理部(人事)が書類を準備してくださったり、提出期限を案内していただいたりしたことで、スムーズに申請を進められました」

状況に応じたリモートワーク体制

「産休・育休明けから出社しているものの、子どもの急な体調不良の際や通勤リスクを減らすために、状況に応じて在宅勤務を認めていただいています。弊社は2020年春から秋までリモートワークを実施していたため、自宅からでも円滑に業務を進められる体制が整っています。そのおかげで、より安心して働ける環境になったと思います」

ムリのない働き方とやりがいを両立

「以前のように営業として働きたいけど、育児・家事を疎かにはしたくない。そんな私の思いを受けて会社が提案してくださったのが、これまでとは別事業の営業職でした。仕事のやりがいはそのままに、残業のない働き方ができるポジションです。
もう少し仕事していきたいなと思うこともありますが、夕方に退勤して保育園に子どもを迎えに行ってからは、夕食、お風呂、寝かしつけと21時頃までノンストップ。1日で最も大変な時間が待っていますから、今はこの働き方が合っています」

まとめ ~当事者や後任者まかせはNG~

今回は産休・育休取得者の体験談を通して、苦労したことと、助かった会社のサポートをご紹介しました。「想像以上に大変なんだな」と感じた方も多いと思います。

休業を取得する当事者も、企業のご担当者も、いざという時に混乱しないよう事前に下調べや準備をしておくと良いでしょう。また仕事に家庭にと慌ただしい社員を支えるためには、業務を引き継ぐ後任者だけでなく、周囲のスタッフの協力、ひいては会社の理解・サポートが欠かせません。

ライフステージが変化しても安心して働ける環境・社風は、定着率UPに繋がるとともに、求職者にとっても大きな魅力です。現在活躍する社員のためにも、未来の社員のためにも、この機会に産休・育休に関するマニュアルを整備したり、職場復帰した社員やお知り合いからどんなサポートがあれば良かったかをヒアリングしたりしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

M.UEHIRO

この人の記事一覧を見る

2013年中途入社
大阪八尾エリアを担当し、
その後大手担当として総合企画営業部に配属。2016年度のリクルート採用決定MVP獲得。
2017年、東大阪エリアサービスのユニットリーダーを経験。
2018年、東京本社のリーダーとして港区を中心に育成と営業を行う。
2021年、総合企画グループにて大手のお客様の課題解決をメインに営業を行っております。

メルマガ登録

最新の採用事例やノウハウ、新着ブログ、セミナーなど
採用活動全般にプラスになる情報をお届けします。

ご登録いただく前にプライバシーポリシーをご一読ください

トラログはこんな記事を
書いています

  • 採用ノウハウ

    年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。

    記事一覧を見る
  • 求人媒体のノウハウ

    いつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!

    記事一覧を見る
  • 集客・販促ノウハウ

    今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。

    記事一覧を見る
  • セミナー情報

    媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。

    記事一覧を見る

お問い合わせ CONTACT

お電話でのお問い合わせはこちら

WEBでのお問い合わせはこちら

メルマガ登録

最新の採用事例やノウハウ、新着ブログ、セミナーなど採用活動全般にプラスになる情報をお届けします。

ご登録いただく前にプライバシーポリシーをご一読ください