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【元有名居酒屋店長が語る】ウィズコロナで変化した飲食店の採用とこれから

R.UEYAMA

【元有名居酒屋店長が語る】ウィズコロナで変化した飲食店の採用とこれから

現在、新型コロナウイルスの影響で、飲食業で求人を掲載する企業が大幅に減少しています。ウィズコロナで変化した飲食店の採用のこれまでとこれからについて、トラコムに入社する前は某有名居酒屋で店長をしていた営業がお伝えします。

コロナ禍における飲食業界の現状

コロナ禍で、外出の自粛や飲食店の営業時間短縮などが要請されていますが、その影響を採用担当の方々に聞くと、アルバイト・パートの勤務は「通常通り」との回答が約半数。「時間や日数を減らしている」が約3割、「勤務を停止している」は約2割でした。

私自身、飲食業のお客様を数多く担当させていただいており、コロナウイルスが蔓延してきた頃から、たくさんお話を聞いてきました。あるお客様とのお話の中で、2020年の第一回緊急事態宣言時は「国に従うしかない。夏まで頑張れば希望は復活する」と仰っていました。しかしその期待通りにはいかず、その後も何度も緊急事態宣言が延長され、経営状態はより悪化していったそうです。

そのお客様のお店では、普段は従業員と3人でお店を回していたのですが、人件費削減のこともあり、店長1人で回しているみたいです。国から助成金が出ると言えども、一律支給でお店の規模によっては損をするところが多いようです。反対に、趣味程度に個人でお店を開いているお店なんかは、お店をオープンしてるよりも助成金で儲かる「コロナバブル」が起きています。

中には飲食店1本でこの先経営を続けていくのは難しいと判断し、大手居酒屋チェーン店が寿司専門店や焼肉屋に業務転換するなど、様々な動きが出ています。

コロナ前から変わった採用状況について

コロナ禍になる以前の採用は、募集している企業やお店が多く求職者が有利な状態で「本当は週5日シフトに入ってほしいけど、週1日でもOKにする」など、お店側が条件を譲歩することが普通でした。現在は、求職者とお店側の立場が逆転しており、「なるべく家から近い人、且つシフトの融通が利く人」など、お店側の条件に当てはまる人を採用している傾向にあります。

店長時代に採用で困っていたこと

これから、私がトラコムに入社する前に居酒屋で店長をしていた時のことをお伝えします。まず、店長をしていた時に困っていたことが主に下記4つです。

  • 面接時に提示した日数と実際雇用してからの勤務日数が違う。「週5日で入れます」と言っていたが、実際に働いてみると週1日か2日
  • 歓送迎会の時期やお盆、年末年始といった繁忙期にシフトに入ってくれない
  • 面接にこない
  • 連絡がつかない

面接で心掛けていたこと

私が店長をしていた時、よく面接もしていました。面接で注意して見ていた点は、「その人の普段通りの会話をし、その人の人柄を知る」ということです。不器用でもいいので、嘘をつかず、まっすぐ頑張ってくれる人と働きたいと思っていたからです。

これは私自身が面接を受ける際に経験したことですが、すごく緊張しながらお店に入り、面接がスタートするとすぐに「志望理由は?」と聞かれ、とても嫌な気持ちになったことがあります。志望理由を聞くこと自体は悪くないと思いますが、自分自身について知ろうとしてくれていない気がして、「採用するなら誰でもいいのかな?」と思ったことがあります。

例えば、「あなたは採用です」と言われるよりも、「あなたはとても優しくてまじめで一生懸命なところが素晴らしいから、ぜひ一緒に働きたい」と具体的に言われた方が気分が良いですよね。

だからこそ、志望理由はもちろんですが、自分自身の過去の経験を活かし、面接ではまず世間話から初め、その人の今はまっている事や人となりを聞くようにしていました。「居酒屋ってどんなイメージもってる?」「お酒の種類多いから全部覚えたら友達に自慢できるよ◎」など、ポジティブな内容も伝え、ここで働きたいと思ってもらえたらなと思っていました。

また、自分と年齢が近い人と働きたい、もしくは働けると安心する方が多いと思うので、面接時には、求職者と同い年のスタッフを紹介し、安心感を与えるように心掛けていました。

求職者が求めていること

勤務初日の新人は、誰でも緊張しています。まずは従業員全員に自己紹介をする時間を設けた後、年齢が近い人を指導係にしたほうが良いです。喜ばれる職場としては、みんなが新人を歓迎するムードがある職場です。「最初は間違って当然だし、フォローするから勇気だして行っておいで」というように、フォロー体制が整っていると、安心して勤務ができます。

みんなと打ち解けることができ、そのお店が自分自身の居場所になれば、短期離職はなくなり、長期間働いてくれます。

元店長から今アドバイスできること

企業やお店が欲しい人物と、求職者が求めている事が必ず合致するとは限りません。今は採用においては企業側が有利な状態かと思われますが、実際はそうではないと思います。採用する際に、勤務日数や家からの近さなど、条件に合うかが判断材料になるのは当然ですが、その人の性格や人となりを見て、お店の雰囲気に合うかを1番に考えることが大切だと思います。
「うちのお店に合う求職者が求めてることを知りたい」「長期で働いてくれるにはどうしたらいいのかな?」など、些細なお悩みでも、ご相談いただけたら幸いです。

この記事を書いた人

R.UEYAMA

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2015年に中途入社し、京阪エリアサービスに配属。
枚方市・京阪エリアを中心にアルバイト・社員領域をメインに担当。
2016年、2017年リクルートクラストップ賞受賞
2018年からユニットリーダーに就任。
2020年リクルートFM部門クラスMVP受賞

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