清掃業は応募が来ない？仕事内容の書き方一つで解決できます！

清掃業は一人親方やフリーランスが多いから、普通に募集広告を出してもなかなか応募は来ない。そう感じている採用者様、そんなことありません！具体的な仕事内容と魅力を伝えて、応募数を集められる方法をお伝えします。

応募数と採用数は、一概に比例しない

コロナの影響が予想以上に長引く中、ダブルワークを容認する企業も増えてきました。有効求人倍率も下がり、近年稀に見る「買い手市場」の今、求人を出せば、応募数は稼げるかもしれない。スタッフの頭数は増やせる。それは間違っていません。

ですが、求めている人材が来るかどうかは別の話です。確かに反応はあったけど、電話対応や面接に時間を使い、結局採用できなかった。面接にも来なかった。それでは意味がありません。誰でもいいから来てくれればいい、人材不足でそのような考えになっているかもしれませんが、本当にそれが正しいことでしょうか？ 絶対に「こんな人が居たらな」という理想とする人物像のイメージがあるはずです。ワクワクする様な応募者が来る工夫をしましょう！

どんな人に来て欲しいのか、ターゲットを絞って「知りたい」に応える

応募者は2パターンに分かれます。「経験者」と「未経験者」 今回、ターゲットにしたいのは「未経験者」です。 未経験者の場合、あなたが理想とする人物像に近いターゲットに向けて発信できる可能性が高く、またそこに共感する人が現れる可能性があります。

興味を持ってもらうポイントは、 相手が「欲しい情報」を明確に伝えて 具体的に仕事をしているイメージを持ってもらう事です。 では、未経験の人は清掃業のどんな事を知りたがっているのでしょうか？

求職者が求めている情報とは？

データによると、情報収集の段階で「欲しい情報が記載されていない」と回答した求職者は51%もいるそうです。逆に言えば、知りたい情報を満たす原稿があれば応募してくれる訳です。

①具体的な仕事内容について

最も多く不足を感じているとされているのが、【具体的な仕事内容について】。要するに仕事のイメージが湧かないんです。その状態では応募しないでしょうし、応募してくれたとしても志望度は低く、とりあえず応募だけしておこう、になり兼ねません。

これを解消する方法の一つとして、実際の掃除道具の写真を載せる方法があります。どんな道具を使うのかが解れば、仕事のイメージは湧きます。人の写真も雰囲気が伝わりますが、実際の道具の方が直結します。

老若男女問わず、「これならできるかも！」と思ってもらう事が重要です。面接時の会話は弾むでしょうし、手応えも感じるはずです。働くイメージが湧けば、次の疑問が生まれ、面接の際に前向きな質問に繋がりますよね。さらに言えば、留学生などの外国人からの応募も考えられます。実際、私がタウンワークで道具の写真を載せた際は、外国籍の方からの応募もありました。

②繁忙期・閑散期はいつ？

次に多いのが、【繁忙期・閑散期はいつ？】という質問です。この時期、ダブルワークで応募を考えている人は多く、メインの仕事以外で入れる時間が限られている為、どの程度働けるかも気になっています。例えば、「時間応相談」や「シフト応相談」の場合、具体的な相談内容などを記載することで、疑問を解消する事が出来ます。

他にも、今なら面接はどの様に実施するのか？WEB面接なのか対面なのか？など、業界について全くわからない方の目線にどれだけ合わせられるかで 伝わり方は全く異なり、イメージが出来て疑問や興味に繋がります。質の高い応募数も担保できるのではないでしょうか？

その他の工夫

リクルートでは、求職者が求人検索をする際のワードが定期的に集計されています。頻繁に検索されているトレンドワードを原稿に散りばめる事で、より発見され易くする工夫もします。面接時に何を見て応募してくれたのか、どこが気になってくれたのか、等を聞く事が出来れば 採用できなかった場合、次の改善策にもつなげる事が出来ます。

上記は一例ですが、未経験者の目線に立って様々な工夫をし、応募数の変化を検証していく事で 御社が欲しい人材に近づけていき、最終的には採用充足することがゴールとなります。

まとめ

今回は私の実体験とデータを掛け合わせて、「欲しい人材」に向けたメッセージの組み立て方をご紹介させて頂きました。他にも工夫の仕方は数多くありますので、「応募が来ない」「採用に至らない」といったお悩みがありましたら、是非一度ご相談ください！

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