【東京編／2021年1月】月間掲載件数レポート・採用動向まとめ

当社トラコムでは、企業が抱える経営課題を採用面から解決するリクルーティング事業を展開しています。年間1万社以上の取引実績のある当社が、独自に採用動向を調査。月に1度レポートをまとめております。

『業界・エリアごとの掲載件数』『採用活動の動向・傾向』の情報として、参考にしていただけますと幸いです。

全体掲載件数動向

先月よりも44,364件のマイナスとなりました。緊急事態宣言の影響もあり、1月2週目から掲載件数は減少傾向にあります。

〈エリア別〉掲載件数動向

23区エリア

まずは23区内から見ていきます。先月比37,666件のマイナスです。全体として減少傾向の中、渋谷区や板橋区では増加に転じています。

プラス：渋谷区、板橋区
マイナス：杉並区、中央区

その他エリア

23区外でも6,710件の減少です。エリア別にみると、武蔵野市や立川市では1500件ほどの減少となっています。

プラス：国立市、日野市
マイナス：武蔵野市、立川市、町田市

〈業種別〉掲載件数動向

続いては業種別の掲載件数となります。件数では、医療・福祉関連職が最も増加。マーケットシェアでも同様に、 販売・接客・サービス関連職が最も増加する結果となりました。

件数比較

プラス：医療・医薬・福祉
マイナス：映像・イベント・芸能・キャンペーン

マーケットシェア比較

プラス：販売・接客・サービス
マイナス： 飲食・フード

〈業界別〉平均給与相場

平均月給

平均時給

掲載傾向・採用動向

1月の求人数は12月から約4万件のダウン。やはり緊急事態宣言の影響は大きく、中でも「販売・接客・サービス」先月比86％、「飲食・フード」83％、「映像・イベント・芸能・キャンペーン」64％と、大きく件数を落としました。一方で「医療・医薬・福祉」は先月比117％で増加。特に介護関連の求人需要は依然高い状態が続いております。

例年であれば、春の入れ替わりや来期に向けたアルバイト・パートの募集が増える時期ですが、今回の緊急事態宣言を受けて中心の声も多く聞かれました。一方で物流業や飲食業のお客様でも、逆にチャンスと捉えてオリンピック等の来年以降やその先を踏まえて攻めの採用転じる企業様も多くいらっしゃいました。

2月に向けた採用活動

2回目の緊急事態宣言という事もあり、全体の動きは1回目と比べてもややゆるやかな印象を受けています。そして求人件数が下がっている事からも。人材確保のチャンスという事は変わりません。営業担当に相談しながら採用案件や採用時期を決めて動くのがベストだと思います。

データのダウンロードが可能です

さらに詳細なエリア×職種での掲載件数データをお出ししております。今月は『世田谷区×医療福祉』のリストをご用意しました。 より多くのデータ、カスタマイズしたデータをご要望のお客様は、お気軽に下記ボタンより問い合わせください。（ダウンロードは無料です。）

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