【求職者が応募したくなるメリット】×【生の声】で応募数UP！

数ある求人広告の中から、求職者に自社を選んでもらう為には、求職者にとってのメリットを原稿内に打ち出すこと。また、その会社ならではのアピールポイントを明確に打ち出すことが大切です。【求職者の働くメリット】×【実際に働くスタッフの体験談】をミックスし原稿内に反映させることで、応募数をＵＰさせ、尚且つ定着率もＵＰさせていく秘訣。このコンテンツでは、雇用形態や勤務期間別に、働く上で重視するメリットをランキング形式でご紹介します。

雇用形態別：重視するメリット

アルバイト・パートの応募意欲が高まるメリット

第1位は「時間・曜日応相談」で、割合としては全体の53％。2位は「交通費支給」の48％。

注目したいのは３位の「シフト制勤務」(33％)と４位の「短時間勤務(４時間以内)」(32％)です。自分の都合のいい時間に効率良く働きたいという、アルバイト・パートの特徴が強く出た結果です。

今、アルバイトを探している求職者は、フリーターでがっつり働きたいという方は以前に比べて少なく、学生や主婦、ダブルワーカーなど、時間に制限がある求職者が多く、その中で自分のライフスタイルとマッチングするかの志向が強くなっています。

派遣社員の応募意欲が高まるメリット

第1位は「交通費支給」の55％。次いで「ボーナス有り」の45％、「昇給有り」の37％と、収入面でのメリットが上位を独占しています。

募集時のアピールポイントも、これら収入面が重要になります。ですので、具体的な給与欄の表現方法としては、月収例や毎月●万円以上稼げる！ということを明確に表記し、昇給の頻度や過程など、制度が整っているという詳細をしっかり原稿に書いてあげることが大事です。

また、「平日のみOK」(29％)や、「服装・髪型自由」(28％)が他の雇用形態より多くあげられた点も、特徴的でした。しっかり稼ぎながらも、自由で自分らしくありたい！という志向が強いようです。

契約社員の応募意欲が高まるメリット

収入面でのメリットが上位独占という点では派遣社員と同じですが、契約社員は交通費よりボーナスに魅力を感じているという違いが見られます。

また、「社員登用制度有り」が28％で、他の雇用形態より目立って高い点も注目したいところです。将来的には正社員として働きたい志向が強いため、正社員になれる過程を＜いつ＞・＜どんな人が＞・＜どのように＞の観点で、わかりやすく表記することができれば、募集時のアピールポイントとともに、離職防止の策として期待できます。

勤務期間：重視するメリット

短期希望

第1位は「交通費支給」の55％、次に「時間・曜日応相談」の46%、「短時間勤務(４時間以内)」の32％と続きます。これら上位の内容は、先のアルバイト・パートの結果とよく似ています。また、下位には「土日のみOK」(18％)、「日払い・週払いOK」(17％)といったメリットが長期希望と比較すると多く、制度としてあるものは強くアピールすることで、応募数UPや離職防止にもつながります。

長期希望

大きな特徴としては、平均値と各メリットがより近い数値となっており、全体平均とほぼ同じ結果になっているということです。短期希望と比較すると、収入面のメリットに関心が強いです。賃金面は、そう簡単には応募者の要求に合わせられないと思いますが、例えば、シフトにたくさん入ってくれる人には交通費全額支給、ボーナス付与など、収入面で何らかのメリットを打ち出すことで、応募効果は違ってきます。

実際に働くスタッフの声

上記のメリットを原稿内に打ち出すだけでなく、そのメリットのおかげで、実際に働いている人がどんな体験をしているかを原稿内に書いてあげると、説得力が出ます。

求職者の中には、自分の働き方のビジョンを持ってる方もいれば、ぼんやりしか持ってない方もいます。求人原稿を見たときに、前者には「私の働き方は、まさにこれ！こんな風に働きたい！」と感じてもらい、後者には「こんな働き方って理想だな。」と、自分の未来を後押ししてくれる、そんな求人広告にすることが、応募数UPにつながるきっかけになります。

まとめ

雇用形態と勤務期間別のメリットと、実際にそのメリットから得られた体験を明記し、求職者が働き始めてからの自分をイメージしやすい原稿にすることが、応募数ＵＰの秘訣です。また、自分が納得する働き方が出来るかが定着率ＵＰにもつながり、会社の組織を強くする基盤となってきます。