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派遣で働く人のホンネ

C.TADA

派遣で働く人のホンネ

派遣として働く人口がそこまで多くない中で有効求人倍率は上がり、自社雇用だけでは人をまかないきれない企業が増え、派遣社員の依頼は増えているという現状。派遣という働き方を選ぶ方々の現状と思考を知り、効果的な採用方法を探っていきます。

派遣のマーケット事情

労働者の1/3を占める有期雇用労働者。有期雇用労働者=派遣と捉えられることもありますが、契約社員・パートタイマーがその中のほとんどで、派遣社員は2.3%程度です。
一般社団法人日本人材派遣協会によると現状では、全国で約120万人と言われています。地域別に見てみると、福岡県では約8万人で、九州では最も派遣労働者数が多くなっています。

1986年に派遣法が施行されてから、労働市場や経済情勢によって派遣労働者数が増えてきました。さらに2004年の製造派遣解禁で増加、2009年度には製造派遣労働者だけで約56万人にまで到達しました。2008年のリーマンショック時には300万人近くまで増加し、そこから景気が回復して無期雇用労働者数が増えていったため、派遣労働者数が減少。

リーマンショックで雇用が安定しない時期を経験した人々が、無期雇用の安定性を求め、派遣を選ぶ人が減ってしまったということが考えられます。

派遣にはどんな職種があるのか

・事務職…35.3%
・製造関連…24.4%
・清掃・軽作業系…13.4%
・技術職…7.6%
・サービス職…7.6%
・販売職…5.9
・ドライバー…2.5%
・その他…3.4%

最も多いのは事務職、次いで製造関連の仕事です。実際に派遣での仕事探しをしている人の中でも、事務職が最も多いです。リクルートの派遣専門求人サイト「リクナビ派遣」にも、掲載案件が最も多く、また読者側(会員登録をしている人)も現職が事務職という人の割合が最も多いです。

なぜ「派遣」という働き方を選ぶのか

派遣として働くメリット

◆勤務時間がきっちりしている、残業が少ない
 正社員だと、業務が多岐に渡り残業が発生するケースも多いですが、派遣だと業務内容がきっちり決まっており、残業が少ない傾向にあります。
 派遣先の企業は、時給が高いのであまり残業はしなくて済むように調整しているところも多いです。

◆仕事内容が明確
 先述の通り、派遣社員に求める業務内容はある程度細分化していることが多く、何をいつまでに、どうやってやるかが決まっているので、働く前に不安に思うことが少ないです。

◆転勤の心配がない
 仕事を探す際に勤務地を選べます。既婚者・お子さんがいる方などには好都合です。

◆採用されやすい
 自分でイチから探して面接に行く、という手間を省くことができます。希望を伝えてコーディネーターの方が自分に合った仕事を探してくれるので、自分だけでは見つからなかったような仕事に出会える可能性もあります。

◆仕事とプライベートをきっちり分けられる
 人間関係での面倒がないという意見も多いです。仕事とプライベートをきっちり分けたい人には好まれます。

◆責任の所在が明確
 派遣契約をする際に、業務の説明を受けて書面を交わすため、そこに記載されている内容以外の責任を負う必要はありません。不測の事態が少ないです。

◆専門スキルが身につく、活かせる
 専門的な仕事が多いです。語学やITスキルなどを活かしたい場合はそれに応じて紹介してもらえるので、やりたい仕事をスグにできる可能性があります。
 正社員で入社すると、違う部署の仕事を経験しなければならないケースがありますが、その可能性は回避できます。

◆心強い味方がいる(派遣元、登録先)
 仕事を探す段階や面接、就業後に至るまで、全て派遣元のコーディネーターや営業担当の方が関与してくれるので安心です。
 定期的にフォローとして派遣先に来てくれることもありがたいと思うスタッフが多いです。

◆ゆくゆくは正社員として働くこともできる
 正社員募集だとなかなか大手への就職が難しいですが、派遣としてであれば就業できることもあります。
 その後正社員への誘いを受けることもあるほか、最初から紹介予定派遣を選ぶこともできます。

依頼に応えられるように、登録者を増やす

派遣として働く方々の声を聞いたところで、次は実際に派遣の登録者を増やすステップにいきましょう。派遣労働者の人口は近年増加しているわけではありません。ですが、派遣として働く人の中に正社員就業経験者が8割いるように、今は正社員で働いているが、何らかの理由で派遣に変更する人が増える可能性は大いにあります。

そこで、派遣として働くことの良さを理解してもらえる求人広告を世に出していくことが重要になります。

求人広告を出す際のポイント

仕事内容・勤務時間は明確に
どんな仕事をどんなペースで行うか、何のスキルが必要かを明記しましょう。
1日の流れを記載するのも効果的です。

★専門職であれば、「自分のやりたい仕事だけできる」という表現に
専門職の場合、派遣で働くメリットとして「その仕事がしたい」という思いが強いので、他の部署の仕事をやする可能性がないことや、スキルアップができるようなこともメリットとして捉えられやすいです。

★派遣会社側のフォロー体制を明記
仕事探しのフローや、派遣会社側で研が修あればどんなことを行っているのか、あとは就業後もどのぐらいのペースで面談をするかなど、スタッフに寄り添ったフォロー体制があることがわかると、安心して応募したくなります。

まとめ

有効求人倍率は近年上昇傾向です。企業の採用も困難な状況で、派遣スタッフを求めるところも増えています。そんな中、依頼が多く嬉しい状況と言いたくても、スタッフを紹介できないという派遣企業様は多いと思います。

もっともっと派遣業界を盛り上げていくために、労働者の働き方やライフスタイルなどの動向を知った上で、上手く採用活動を行っていきたいですよね。そんな企業様のお役に立てたら嬉しいです!労働者と企業がお互いに納得のいく就業環境を提供できたら、というのが私の理想です。

この記事を書いた人

C.TADA

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2011年に新卒で大阪支社へ入社。東大阪エリア2年、大手チェーン系のお客様を1年半担当。2014年リーダーへ昇格、福岡営業所立ち上げ時の拠点長を務める。現地採用と顧客開拓を行い、立ち上げ2年で黒字化。2018年マネージャーへ昇格、2019年千葉支社へ配属。

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