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タウンワークネットやフロム・エー ナビで常に人気の検索軸であり、フリーワード検索ランキングでも上位にランクインする「短期」。採用が難しくなっている昨今では、年末年始や送迎会・歓迎会の時期に合わせて飲食業界でも短期の募集が増えています。短期募集は通常の募集よりも高時給であったり待遇が良いこともあり、Wワークや何かと出費の多い年末年始に向けて若年層を中心に人気の働き方となっています。
しかし、ただ人数を増やすだけでは円滑な店舗運営は実現できません。短期勤務と長期勤務とで仕事内容をきっぱり分けてしまった方が良いこともあります。このコンテンツでは、仕事の分業化によって円滑な店舗経営が可能となる理由をご説明します。
短期の仕事では勤務できる日数と時間に限りがあるため、通常のアルバイト・パートと同じ業務をお願いすることは難しく、負担になる場合もあります。
通常のアルバイト・パートと同じ業務となると、トレーニング・研修期間だけで勤務が終わってしまうことにもなりかねません。そうならないためには、分業化が必要となります。
①仕事を覚えるのに時間のかからない業務。
②必ず誰かがやらなければお店が回らない業務。
この2つに特化した仕事を任せることで、お店側としては非常に助かる存在で、且つ短期勤務者にとっても負担にならない働き方を実現できます。
飲食店のホールとキッチンで考えた場合、オーダーを取るにはメニューやハンディーを覚える必要がある為、短期勤務者向けの仕事ではありません。同様にキッチンの仕込みや本格的な調理も、「すぐに覚えられる仕事」とは言いにくいです。
居酒屋で想定される仕事であれば、「お料理をテーブルまで運ぶ」「空いてるお皿の片づけ」「お料理の簡単な盛り付け」「お皿や調理器具を洗う」といった仕事が、上記の①仕事を覚えるのに時間のかからない業務であり、②必ず誰かがやらなければお店が回らない業務と言えるでしょう。
また、これらの業務のどれか一つを集中的に行ってもらうのではなく、複数名で順番に回すことで、飽きないようする配慮もとても大切です。
短期勤務者に、「自分でもできる!」とやりがいをもって働ける仕事や環境が提供できると、その先の長期勤務へつながることも期待できます。また、色々な事情で長期勤務は難しい場合でも、次の繁忙期の際に声を掛け、再度短期で働いてもらえる可能性が高くなります。
「全ての仕事を覚えてほしい」と欲張ってしまいがちですが、どこのポジションで頑張ってもらうのかを明確にし、そのポジションに絞って研修を行うことで、円滑な店舗運営につながるだけでなく、短期勤務者にとっても通常のアルバイト・パートにとってもストレスのない環境を提供できます。
繁忙期のために採用した短期勤務者を長期勤務者に。これまで短期募集をしたことのない企業様も、採用手法や採用計画からご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
N.HIRAYAMA
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2013年に新卒入社し、2015年に総合企画(大手担当部署)に異動。
5年目ではリクルートのクラストップ表彰、通期優秀賞、
6年目ではリーダーとして大手・派遣など出稿が多いクライアントの採用充足やCVR改善に取り組み、
リクルートの通期MVPの表彰を受ける。
採用お役立ち情報の"トラログ"の運営・編集も行っている。
2020年4月総合企画グループのマネージャーとして従事。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
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