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退職・離職防止の事例に。入社4年目でも私が仕事を続ける理由

M.SAITO

退職・離職防止の事例に。入社4年目でも私が仕事を続ける理由

学生から社会人になる際に、多くの人が「まずは3年」は頑張ろうと思うのではないでしょうか。もしくは「まずは3年」頑張ってみよう!と言われることもあるかと思います。「3年」の壁ですね。入社後3年以内に退職する人と、4年目以降も同じ職場で働く人の違いとは?入社4年目である社員が、職場の「居心地の良さ」についてお伝えします。

入社3年目までの離職率の実態

厚生労働省の雇用動向調査結果によると、近年、離職する上での多くの要因は、下記4点と言われています。

  1. 職場の人間関係
  2. 労働時間等の労働条件
  3. 評価や給与
  4. 仕事のやりがい

その他には、男女別・業界別で理由は様々です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/index.html

1.の職場の人間関係に関しては、働く環境で自分の個性を出すことができ、居心地が良いと思える環境かどうか。ここが、入社4年目以降も同じ職場で続けたいと思うことに繋がります。その人の経験や役職により求められることも変わっていきますが、「自分の意見を言える風通しの良い職場環境であるか」が重要です。

入社4年目以上のリアルボイス

居心地の良い職場とは

私はトラコムに新卒で入社して現在4年目になります。入社して丸3年過ごしてきて、会社を続ける理由として感じていることに変化がありました。

1年目は、共に戦う同期や上司との人間関係を良くすることが、居心地の良い職場に繋がり、それが会社を続ける理由になると思っていました。

3年の壁を越えた現在は、たとえ同期や仲の良い人が退職したとしても、「自分はこの会社に残る」と強い気持ちを持って働けるかどうか、そう感じられる環境かどうかが、会社を続ける上で重要だと感じています。

私は入社時に同期がいたからこそ、今も辛いことを乗り越えて在籍していますが、正直、仲の良い同期の退職が決まった際は、会社に居続けることを一瞬悩みました。ですが、残った同期が今でも私を支えてくれて、キャリアアップのビジョンについて真剣に向き合ってくれている上司もいるからこそ、続けていられるのが本音です。

コロナ禍である今、在宅勤務やWeb会議など、働き方は変化してきています。以前よりも仕事上のやりにくい部分や社員同士のコミュニケーションが取りづらい部分がでてきている中、「居心地の良さ」をつくる方法を考え、工夫していかなければなりません。時代の変化に合わせて取り組む柔軟性が、「居心地の良さ」に繋がると思います。

コミュニケーションをとる機会が自然と多い環境作り

自分がやってもらったことを受け継いでいく

私がトラコムに入社してから、拠点の異動や産休・育休取得の人を含め、同じ職場で働く社員の入れ替わりは少々ありますが、たとえ組織のメンバーが変わったとしても、職場の風通しの良さ、居心地の良さは、職場の雰囲気は大きく変わっていません。会社は人で成り立っているので、人が変われば職場の雰囲気も変わりそうですが、なぜなのでしょう。

その答えは、多くの社員が共感し、自分自身が入社当時に先輩や上司からしてもらったことを次の世代へ繋いでいく。そういう考え方で弊社の居心地の良さ、職場の雰囲気は受け継がれているのだと思います。自分がしてもらって嬉しかったから自分も後輩にする。このように考える社員が多いからこそ、自然と業務のことも業務外のことも、社員が今どんな心境なのか、上司のみではなく、同じ組織の人々、同期、先輩後輩、関係なくそれができるようになっています。
新年度の組織編成で色んな変化があっても、職場の雰囲気や居心地の良さが変わらないのは凄いことだと感じています。

居心地の良い職場を作るためにできること

業務外の「報告・連絡・相談」

ある日突然、社員から「辞めます」という報告を受けたこと、全く予想しておらず焦って対応したことはありませんか?

日頃から上司と部下とのコミュニケーションを円滑にしておくことで、「辞めます」の1つ手前の相談である「辞めようと思っています」が聞けると、状況はまた変わってきます。もしくは、「辞めようと思っています」と言われる前に、「最近、元気ないけどどう?」と、心境の変化に気が付き、声をかけるだけでも、予想もしていなかった突然の報告を防ぐことができます。

現場をまとめている上司が、業務だけではなく、社員のモチベーションやメンタル管理を少しでも意識することで、「気にかけてくれる人がいる」「話してみてもいいんだ」という、居心地の良さを作ることができます。

中には頑なに本音を打ち明けない人もいるかと思いますが、声の掛け方ひとつで状況は大きく変わります。注意しなければならないのは、「この子はきっと大丈夫」と思っている人に限って、深く悩みを抱えてるケースがあることです。どれだけ本人から現状を聞き出せるか、あるいは見抜けるかどうかが肝になります。

最後に

こういった声掛けや、「自分のことを気にかけてくれている人がいる」ということは、働く上での安心に繋がります。また、その人の記憶に残り、今度は自分が声をかける側になる。受け継いでいくことに繋がります。働き方が変わる中、会社が大事にしていることや、大事にしていきたいことは、変わらず受け継いでいきたいですね。それが、きっと「3年」の壁をも乗り越えるものになると思います。

この記事を書いた人

M.SAITO

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2018年に新卒入社。
千葉支社に配属後、中央区を担当。
飲食・医療介護・販売等幅広い分野を担当しています。
時代に合った提案をさせて頂きます!
2022年からは東京本社へ異動し、都内を中心に担当中。

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