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育成のプロ?!リアルVOICE『彼が教えた部下は、なぜ会社を辞めないのか』

N.YOSHIMOTO

育成のプロ?!リアルVOICE『彼が教えた部下は、なぜ会社を辞めないのか』
トラログ社員でつなぐ、取材のバトン!略して『トラバト』
トラコム七不思議のひとつ。ある一人の営業のもとで学んだ新入社員は会社を辞めない。…その営業の名は入社14年目の「新川健太」。一児のパパであり、大阪支社でリーダーとして活躍する彼の育成方法とは?誰もが気になるこの謎に、同期である吉本さんが迫ります。

【S】新川さん 取材者/【Y】吉本さん

4つの「新川ルール」

【Y】いきなり知りたいことから聞いていきましょう!ということで、早速ですが、新川さんが育成をする上で大切にしていることを教えて下さい。
【S】僕が育成をする上で大切にしていることは4つあります。

1つ目は『相談のしやすい先輩でいること』

【S】基本的には不満・愚痴を言ってきたとしても怒らないようにしています。というのも僕が新卒だった時、否定されたり、「今、忙しいから」と聞いてもらえなかったり…そういう時が辛かったので。だから、僕は絶対に後輩にそういった思いをさせないでおこうと思っていました。

2つ目は『質問に答える時は全員の前で』

【S】新入社員から質問された時は別室で答えるのではなく、チームメンバーがいる前で答えるようにしています。目的は2つ。1つは自分の言動にも気を付けたいから。もう1つは他のメンバーにも言い聞かせたいから。自分も気を付けようと思ってもらいたいし、「この人いつも言ってることぶれてへんな」っていうことも分かってもらえるので、あ、でも仕事に関する振り返りは別室でやりますよ。その時に悩みは聞くようにしています。

3つ目は『できなかった結果を責めない』

【S】結果だけを見て責めるのではなくて、途中経過から責めます(笑)。例えば、行動数の最終の着地だけを見るのではなく、途中の経過から逐一チェックする。「この分だと最終いけなさそうやけど大丈夫?なんでできてないの?」とか。ただあまり厳しくはしないです。うまくいじったりしながら、モチベーションは崩さないようにしています。

4つ目は『長話をしない』

【S】基本振り返りなどでこちらからアドバイスする時も、10~20分以内を意識しています。これも自分が新人だった時、それくらいの時間で話をまとめてくれた方が、話が入ってくると感じていたので。

「叱った後の対応」が叱る時には何よりも大切

【Y】実際私も悩むんですが、「叱る」って難しいですよね。それがきっかけで仕事が嫌いになったら…、退職してしまったら…とか思ってしまい、躊躇する時もあります。
【S】まわりから見たら僕のやり方は甘いと感じることもあるみたいですが、実際には叱った子みんなめちゃくちゃ泣いてますよ。

【Y】えっ!?…一体どういうことで叱ることが多いんですか?
【S】「人としてあかんやろ」ってことはがっつり注意します。先輩とどんなに仲良くても敬語で話すとか。トラコムは先輩・後輩の距離が近く、それはとても良いことなんですけど、そこは線引きちゃんとしないと。学生の時に野球をずっとやっていたので、僕が体育会気質な部分もあるんですけどね。

【Y】なるほど。ちなみにがっつり叱った後は、何かフォローするんですか?アメとムチみたいな。
【S】(定時である)18時になったら、叱ったことについては忘れて、普通に話しかけるようにしていますね。注意した内容に納得してくれてなくて、その日は口を利いてくれない子もいるけど(笑)

【Y】口を利いてくれないとか、ムスッとしている子とかに対しては何かするんですか?
【S】いや、また普通に話しかける!(笑)それをやり続けるだけです。

実際の事例を交えた、“タイプ別”育成手法

【Y】実際にどういう育成を行っていたのかを教えてもらっていいですか?
【S】基本は『新川ルール』をぶらさずにですが、もちろん個人ごとに変えている部分はありましたので、それを紹介したいと思います。

【Y】まずは、最年少でリーダーへと昇格した実績を持つY田さん。
【S】なんでもできる子だったので、それをそのまま伝えていました。「君はできる子だから!大丈夫大丈夫」って。ただ、人としてどうやねん?と思うことは叱るようにしていました。

【Y】続いて、今年マネージャーへ昇格したH山さん。
【S】すごく賢い子だったので、最初から対等な立場として接していました。まわりの新人には求めないようなことも求めたり。数字についての会話もシビアにしていましたね。

【Y】3人目はS藤さん。しっかり仕事をこなす印象があります。
【S】やってと言ったことはしっかりやってくれる子なんですが、仕事面でのモチベーションが下がり気味になることが多かったです。そこをそのまま指摘するのではなく、それもこの子の個性ととらえて、モチベーションの低さをいじって笑いに変えていました。

【Y】最後は今年千葉営業所へ異動し、新天地での活躍が期待されるS堀さん。
【S】とにかくモチベーションが高い。でも、そういう子って同年代の敵を作りやすいんです。営業スタンスは素晴らしいものだったので、この子の気持ちが折れないように絶対に自分は味方でいようと思いましたし、本人にもそれは伝えました。
あとは負けず嫌いだったので、わざと煽る言い方をして、「やり返したるねん!」と火をつけるようにはしていました。「全然アポとってないやん。アポとってくれたら一緒に同行して、絶対受注させられるのに~」みたいな(笑)

若手社員への接し方で気を付けていること

【Y】世代によって仕事への考え方や取り組み方が全然違うと感じるんですが、最近の子たちにはどう接するようにしていますか?
【S】良くも悪くも賢い子が増えてきたと思います。感情も抑え気味な感じで、モチベーションが高いのか低いのかも正直分かりにくかったり…。だからこそ、こちらも伝えることは要点を抑えて、ロジカルに話すことを心掛けています。

新川が考える「育成」とは何か

【Y】最後に新川さん、あなたにとって「育成」とは?
【S】ずばり『会社の未来をつくること』だと思っています。あとは、僕も一児の父親なんですけど、本当に子育てと同じだなって思いますね。実際に子育ての経験を育成に活かすこともあります。子どもに分かりやすいように話すのも、20代前半に話すのも本質的には変わらないのかも。だって、誰もが最初は何も分からないところからのスタートですから。

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この記事を書いた人

N.YOSHIMOTO

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京都の大学を卒業後、2007年4月に入社。
10年ほど京阪エリア(枚方寝屋川)や社員採用強化チームに所属後、
東大阪エリアの営業も経て、
2018年4月に京都営業所に配属。京都市内中心に営業。(派遣、社員中心)
2020年4月、大阪支社へ異動。現在は東大阪エリアサービスに所属。
2022年4月、京都営業所へ異動。

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