女性マネージャー／リアルVOICE　～人の良いところを見つけたい！～

管理職への一歩

マネージャーを目指すきっかけやタイミングはありましたか？

【K】「絶対にマネージャーになる！」みたいなすごく強い意志があったわけではないんだよね。正直、絶対無理！って思った。(笑)

【H】意外ですね…金澤さんは向上心の塊のような人と思っていました！

【K】うん、そう見えるよね。分かってる。(笑)
8年間営業としてお客様と向き合っている中で自分のできないこととか不完全な部分がたくさんあって、何かを成し遂げる時とか頑張れる時はいつでも誰かの助けがあったように思うんだ。
だから、自分1人ではできないことも誰かが支えてくれたり手を指し伸ばしてくれるだけで解決できるようなことがたくさんあると思う。
“人の良いところをもっと見つけたい。見つけたうえでアドバイスできるような人になりたい”そんな風な考えからマネージャーの仕事を前向き考えられるようになったかな。

役割と分担を明確にすることが大切

どんなところに難しさを感じますか？

【K】どこまでの仕事を任せてどこまでの仕事を巻き取るべきか悩むことが多いね。

【H】メンバーに対しての仕事の範囲もですけど、「マネージャーがやる仕事か」「リーダーがやる仕事か」の線引きも難しそうですよね。

【K】そうそう、メンバーに対して任せる仕事は決まってて、誰がどこまで何を助言するかみたいな…

【H】なにか打開策？みたいなものはありましたか？

【K】基本的には誰もが同じ感覚で分かる数字とか指標で動くことかな。それが時間だったり、売り上げだったり日付だったり。。「仕事を巻き取る」時も、「しんどそうだから」という感覚的なものじゃなくて「○○までにできなかったら私がやるね」とか何かを要求する時も「いつまでに」は伝えれるように意識して頑張ってるところだね。

女性だからこそできること

まだまだうちの会社も男性管理職が多いですが　女性管理職としての「影響」や「責任」は感じますか？

【K】まずは女性が働き続けられる道を作りたいね。
うちは育休とか産休があって既にかなり整備されている状況だと思うんだけど、やっぱり結婚とか出産っていう場面で遠慮しちゃうよね。
特に子供ができた時に、「ごめんなさい」って言わなくて良い環境を作りたい。

【H】それ、すごく分かります。私も、もし子どもを産むことになったら「ごめんなさい」って思ってしまう気が…

【K】仕事だけで捉えると優秀な人材が抜けてしまうのは残念だけどそんなことを抜きにして一緒に喜びたいよね。…でも、たぶん言いだしにくいんだよね。
プライベートな部分も気負うことなく話せる、この仕事のことだけじゃなく、将来のことも気軽に話せるような環境にしたい。

【H】女性同士だからこそ共感できる部分とか話しやすい部分は絶対にありますよね。

これからのこと

次のステップは考えていますか？

【K】ステップアップというよりは今やりたいことはたくさんあるよ。
スキルアップできるような外部研修の導入とか、育成とか教育の分野に興味があるからキャリアの浅い子たちに私から研修も積極的にやっていきたいな。
これは営業時代から変わらないんだけど「痒い所に手が届く」みたいな存在になりたい。みんなが頑張ってやってる時に、ちょっと違う方面からアシストするイメージかな。

もしこんな会社からスカウトがきたら転職を考えるかも！みたいな業種や職種はありますか？

【K】人でも物でも場所でも、良いところを伝える仕事は興味あるかな。
広報とか宣伝とか？上手く伝えれる会社？昔は研修会社とかコンサルとか興味あったけど、今はもっとライフスタイル重視な、場所や時間に縛られずにできる仕事はおもしろいと思う。

【H】なんですかね…ユーチューバーとか？ERIKOチャンネル？(笑)

【K】ユーチューバーもいいね(笑)
実際なんだろね…今の環境でできることもたくさんあるからね…
うん、今は1つでも多くメンバーの良いところを見つけられるようになりたい。
メンバーが自分で将来どうなりたいか　話せるようになってほしい。というか私が聞きたい。その子の将来が必ずしもうちの会社でのキャリアアップじゃなくても良いと思ってる。将来を案じたいし想いたいんだよね。（真剣）

【H】なるほど…すごく簡単に言うと、おせっかいですね！

【K】おせっかいだね。関わろうとしちゃう(笑)

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