そのお店ならではを活かした『個人店×採用』のポイント

チェーン店のほうが時給が高いし、うちは地元で常連さんメインにやってるお店だから応募の敷居が高いのか、なかなか募集集まらなくて。とお困りのお客様必見です。時給ではなく、個人店ならではのメリットで、応募を集めるポイントを私の経験をもとにお伝え致します。

「チェーン店よりも待遇が良くないから採用できない」これは間違いです

「うちは待遇良くないから難しいよね？」「時給低いから来ないでしょ？」
これらの言葉は、私の担当している個人店を経営するお客様から、よく聞いていたワードです。おそらく、この記事をお読み頂いているお客様も、同じように感じている方が多いのではないでしょうか。

では、そもそものお話ですが、お客様の考える「待遇」って具体的に何を指しているのでしょうか？「高時給」「勤務時間」「立地条件」？大体のお客様がこのあたりの待遇面を気にしており、募集集まらないからと採用に後ろ向きでした。

お店ならではの待遇があります

しかし、これは間違いです。チェーン店にはない、個人店ならではの「待遇」がたくさんあります。普段「当たり前」だと思っているような些細なことでも、求職者から見れば大きなメリットになりうるのです。次のパートでは、実際に私のお客様の原稿に記載させて頂いた「個人店ならではの待遇」をご紹介させて頂きます。

お店では「当たり前」のことがそのお店ならではの「待遇」になる

「当たり前」だと思っているようなことがメリットになります。具体的にご紹介します。

具体例①

極端な例ですが、例えば個人経営のイタリアンレストラン募集で「本場イタリアで修行したシェフの絶品まかない無料」なんて記載があったら、絶品まかないを食べてみたいと思いませんか？

具体例②

居酒屋さん募集で”席数20席、常連のお客様メインのお店。常連さんから「新人さん？頑張ってね！」なんて声を掛けられることも”と記載があれば、「店内をバタバタ走り回らなくてもよさそう！」「初めての居酒屋バイトだけど始めやすそう！」と思いませんか？

具体例③

また、より身近なところでお話すると「〇〇歳の若い店長と大学生のアルバイトのお店だから、いつもサークル感覚でワイワイ楽しくお仕事しています。」「ワイン好きの店主が選んだ、こだわりのお酒が自慢のお店」…どうでしょう？雰囲気のイメージがつきやすく、魅力的に感じませんか？

このように、そのお店の特色、つまり「個人店ならではの待遇」をしっかりと原稿に反映することで、チェーン店に負けない原稿にすることができます。これらは時給や勤務時間の自由度、立地条件よりもずっとずっと魅力的な「待遇」になると思いませんか？

「採用できて良かった」ではなく、これからしっかりと頑張ってもらうために

さて、無事に採用がうまくいっても「続けてくれるかな？」「最近の子はすぐ辞めちゃうことも多いよね」と採用後の不安も多いと思います。そこで、私のお客様が実際に取り組んで定着率につながった事例をご紹介します。

事例①

これは必ずしもそうとは言い切れないですが「年齢の近い同期」を作ること。つまり、同年代を複数名同時に採用することです。こちらを実践しているお客様のお話では、ベテランさんの中に新人さんが１人で入っていくよりも、年齢の近い同期がいたほうが安心感もあり、定着につながりやすいそうです。

事例②

その人の「個性」を活かしてあげること。これは当たり前のことかもしれませんが、「真面目だけれど人前が苦手」な人はキッチンや洗い場で接客なしのお仕事を。「元気いっぱい」な人はホールで接客をしていた方が「自分に合ってる仕事」になるので続けやすいですよね。

こちらを実践されたお客様は元々、キッチンもホールもどちらもやるスタイルのお店でしたが、その人の「個性」を活かして業務を分けたところ、以前よりも定着率が良くなったそうです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。「当たり前」だと思っているようなことが「個人店ならではの待遇」に。なんとなくでも伝わりましたでしょうか。ちょっとしたことを「魅力」と感じる求職者は必ずいます。この記事をお読みになったことでお客様の今後の採用活動の参考に、少しでもお役に立てて頂けますと幸いです。

ご掲載の依頼はもちろん、ご質問も受け付けております。どんなに些細なことでも構いませんので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

また、ご掲載の依頼でなくとも「アルバイトが定着しなくて」というようなご相談もいつでもお待ちしております。こちらもお気軽にどうぞ。微力ながら、お客様の採用活動のお力添えをさせて頂きます。宜しくお願い致します。

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