大阪市鶴見区・城東区の特色と採用のポイント

はじめまして！鶴見区・城東区をメインで担当させていただいている河嵜と申します。今回は、人口流入データや営業活動の中で感じることも踏まえ、鶴見区・城東区での採用のポイントをお伝えします。

「あまり求人を出した経験がない」「エリアの採用の特徴を知りたい」そんな、鶴見区と城東区に会社を構える人事・採用担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。

鶴見区・城東区の概要

鶴見区

大阪市鶴見区は、大阪市の最東部に位置し、城東区、旭区、守口市、門真市、大東市、東大阪市と隣接する地域です。昭和49年7月22日、旧城東区から分区して誕生。区の北部には大阪府で最大クラスの規模を誇る、花博記念公園鶴見緑地があります。

西部には住宅地があり、中央部には工場と商業施設が混在しています。交通の便においては、地下鉄長堀鶴見緑地線とJR学研都市線（片町線）が東西に走っています。

城東区

大阪市城東区は、大阪城の東に位置し、中央区、鶴見区、東成区、東大阪市に隣接する地域です。東西に寝屋川と第二寝屋川が流れており、城北川や平野川といった河川が多いのが特徴です。

交通の便においては、地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線・今里筋線・中央線、JR学研都市線、京阪電鉄が区内を走っています。

また、平成31年3月にはJRおおさか東線が開通し、公共交通機関が充実しており、利便性の高い地域と言えます。

※参照：鶴見区について／大阪市HPより
　　　　城東区について／大阪市HPより

鶴見区・城東区の人口流入と特徴

大阪市鶴見区への地域別の人口流入データは下記となります。
人口総数は111,182人で区内で10位の人数です。

1位：大阪市城東区（16%）
2位：東大阪市（11%）
3位：大東市（7%）
4位：守口市（6%）
5位：門真市（6%）

鶴見区について／大阪市HPより　 https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000180/180790/11-2-18.pdf

大阪市城東区への地域別の人口流入データは下記となります。
人口総数は168,854人で区内で4位の人数です。

1位：大阪市鶴見区（11%）
2位：東大阪市（8%）
3位：枚方市（6%）
4位：大阪市旭区（6%）
5位：寝屋川市（5%）

城東区について／大阪市HPより
https://www.city.osaka.lg.jp/joto/page/0000000833.html

両地域とも近隣の大阪市内や京阪沿線からの流入が多くなっています。京橋へのアクセスも良く、特に城東区はファミリー層からの人気の高いエリアです。

鶴見区・城東区の産業

鶴見区

大阪市鶴見区の産業は、「卸売業、小売業」「製造業」「不動産、物品賃貸業」の順に多く、この3つの産業で全体の5割を占めています。
従業者数は、「卸売業、小売業」「製造業」「医療、福祉」の順に多く、この3つの産業で全体の5割を超えています。
民営事業所について比較すると、事業所数は減少、従業者数は増加しており、事業所数・従業者数ともに「医療、福祉」が最も増加しています。

※参考：鶴見区について／大阪市HPより

城東区

大阪市城東区の産業は、「卸売業、小売業」「製造業」「宿泊業、飲食サービス業」の順に多く、この3つの産業で全体の5割を占めています。
従業者数は、「卸売業、小売業」「医療、福祉」「製造業」の順に多く、この3つの産業で全体の6割近くとなっています。
また、城東区は「電気・ガス・熱供給・水道業」の従業者数が大阪市で5位となっており、インフラに関わる産業が多いのも特徴です。

実際に私が採用においてお手伝いさせていただくことが多い業種も、上記「製造業」や「医療福祉業」のお客様が多いです。

※参考：城東区について／大阪市HPより

鶴見区・城東区でうまく人を採用するポイント

各地域からのアクセスの良さをしっかりと打ち出す

鶴見区においては、地下鉄長堀鶴見緑地線、南部をJR学研都市線（片町線）が走っており、城東区においては、地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線・今里筋線・中央線、JR学研都市線、京阪電鉄が走っています。
両地域ともJRおおさか東線の開通により従来では採用ターゲットにならなかった吹田市や新大阪などの北摂地域、淀川区近辺や東大阪南部の求職者も取り込みやすくなったと言えます。
また、求職者が求人をネットで検索する際、「職種」や「キーワード」の他に、「京橋」「吹田」「東大阪」など、自分が働きたいと思う地域名も入れて検索するため、原稿内に複数地域の文言を入れておくだけでも、簡単かつ効率的に採用（応募）ターゲットを広げることが可能です。

会社ならではの良さをしっかりと打ち出す

製造業においては、「その会社でどのようなものを製造でき、どこの誰に、どう貢献できるか」、医療・福祉業においては、「職場の人間関係の実態」「シフトの融通（主婦ターゲットの場合）」などが訴求ポイントとして挙げられます。
求人数（競合他社）が多いぶん、その会社の良さをしっかりと打ち出すことが差別化のポイントです。

まとめ

鶴見区・城東区の特徴やデータを踏まえ、採用のポイントをお伝えしました。
今回は、製造業や医療・福祉業といった割合の多い産業をピックアップしてポイントをご紹介しましたが、業種・職種問わず、採用に関してお困り事がございましたら、お気軽にご相談ください。

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