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物流業界の採用手引き/ドライバー・倉庫スタッフ・配車営業編

R.UEYAMA

物流業界の採用手引き/ドライバー・倉庫スタッフ・配車営業編

一言で物流業界の採用と言っても、職種は様々。ここでは、物流業界の3職種の採用のポイントをご紹介します。働く環境と特徴をしっかり記載することが採用成功に繋がります!

<今回ご紹介する職種>
・ドライバー(小口配送と大型ドライバー)
・倉庫スタッフ(フォークリフトオペレーター)
・配車・営業職種

その1:ドライバー採用

物流業界の中でも多くを占める「ドライバー」ですが、そのドライバーの中にも様々な種類があります。ネット通販の配送をメイン(小口配送)とした軽自動車や2トン車、工場や倉庫などの拠点を繋ぐ大型10トン車、20トン以上を運ぶトレーラー車など。車の大きさや種類によって必要な免許も変わりますし、採用難易度も変化します。

それぞれの特徴を掴んだ広告が採用のカギ

小口配送のドライバーの場合

例えば、小口配送のドライバーであれば、配送先は一般住宅がほとんど。1日どれくらいの件数を回るのか、1件当たり何円の成果報酬なのか、時間給なのか。などが求職者の知りたいポイントです。

大型ドライバーの場合

また、大型車であれば、地場(関西圏内のみなど)なのか、中長距離(関西~関東など)なのか。中長距離の場合は、その日のうちに帰宅できるのか、泊まりが発生するのかなど。求職者が気にするポイントはそれぞれ異なります。

物流業界は会社ごとに差別化が難しい業界でもあるため、”稼ぎたい人向け”や”プライベートを大切にしたいに向け”など、出来るだけターゲットを絞って、ピンポイントに刺さる広告を打つことが、採用成功をグっと引き寄せる秘訣です。

その2:倉庫スタッフ採用

「倉庫スタッフ」も物流業界に含まれる職種の一つ。その中でも募集が多いのが「フォークリフトオペレーター」です。倉庫によって使用するフォークリフトも様々であり、リーチタイプ、カウンタータイプ、その他、リフトの爪(先の部分)が4本になっている特徴的なものなど、使用するフォークリフトによって採用難易度が変わってきます。

働く環境で求職者の気になるポイント

また、倉庫の種類も様々。屋内であれば、大きく分けて、ドライ倉庫(常温倉庫)、チルド倉庫(冷蔵倉庫)、フローズン倉庫(冷凍倉庫)の3つに分かれます。
また、最近ではあまり見かけませんが、屋根の無い屋外倉庫などであれば、夏場と冬場の寒暖差も大きく、環境によって働きやすさも大きく変わります。

求職者にとって極端にマイナスなポイントで無ければ、しっかりと倉庫環境の特徴を記載して、採用後のミスマッチを無くすことも大切です。

また他にも、アルバイトとして募集の多い「ピッキングスタッフ」「検品スタッフ」の採用も同様に、倉庫環境をしっかり記載してあげることで、応募意欲の向上に繋がります。

その3:配車・営業採用

その他、物流業界では「配車」や「営業」などの職種があります。しかし、物流業界のこういった職種は、実際の運送や倉庫の現場を知らなければ、なかなか活躍するのが難しい職種でもあります。(イチから教育できる環境があれば別ですが…。)

そのため、広告の打ち出し方としては、現在ドライバーや倉庫スタッフとして働いている求職者に対して、”現場を離れて新しい環境で経験を活かせる”といったアピールをすることで、良い人材を確保できる可能性が高まります。

迫りくる物流業界の採用課題

職種別の採用についてご紹介してきましたが、そんな採用環境を今後大きく変える出来事が。それが、2024年4月1日から適用される「960時間」の壁です。

これまでトラックドライバーの場合、36協定のような時間外労働の延長に基準の適用がありませんでしたが、2024年4月より、労働時間の上限が「法定労働時間+年間960時間まで」となります。(参考資料:トラック運送業界の働き方改革 実現に向けたアクションプラン(解説書) 【概要版】 /全日本トラック協会

また、将来的には一般的な「年720時間」の適用を目指す旨の規定が設けられています。今は大丈夫かもしれませんが、これから数年後を見越し、長時間の拘束を必要としない人員体制を構築していく必要があります。

採用の工夫の他にも、近年普及しつつある、勤怠管理システムを導入するなど、スタッフの労働時間・休憩時間を「見える化」し、できる限り長時間労働規制に取り組むことが大切です。

まとめ

物流業界で働く環境やそれぞれの特徴をしっかり記載してあげることが採用成功に繋がります。「給与」「時間」しか求職者の人は見ていないと思っている方も多いですが、実際同じような待遇で募集している企業はたくさんあります。その中でどれだけ同業他社との差別化を図れるかが大切です。これは求職者の方だけではなく、改めて自社の魅力について考える機会にもなります。

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この記事を書いた人

R.UEYAMA

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2015年に中途入社し、京阪エリアサービスに配属。
枚方市・京阪エリアを中心にアルバイト・社員領域をメインに担当。
2016年、2017年リクルートクラストップ賞受賞
2018年からユニットリーダーに就任。
2020年リクルートFM部門クラスMVP受賞

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