ネット重視の今、フリーペーパー1Pに載せるべき理由

物流会社が新センターをオープンさせる（正確には移転し、リニューアルオープン）にあたり、既存スタッフがほぼ全員退職してしまうという事例を担当させていただきました。

新しい場所で新しい人を、オープンまでに採用する為に、何をどうすることが一番ベストか？そのための提案をご紹介します。

募集の開始時期と終了時期の設定

今回のリニューアルオープンの話は、オープン日の約4ヶ月前から相談を受けていました。そのため、「いつまでに、何人、どんな人を」採用するのか、その為の予算はどれ位確保出来るのかを事前に打ち合わせし、計画をしていました。

選考のスケジュールなどを逆算し、 最初の掲載はオープンの約2ヶ月前からとスタート日を設定。約1ヶ月間を募集期間とすることを事前に決めました。また、募集をかける期間を設定するにあたり、1回の募集で採用10名程度、1ヶ月で採用目標40名を目指すことも決定しました。

予算決めとプラン決め

今回は、「1ヶ月の募集にあたり100万～120万の予算内で採用を決めたい」と相談を受け、どの媒体をメインで使うのか、どう打ち出すのか、を決めました。アルバイト・パート採用の為、メインはタウンワークを活用しWEBからの流入を増やす為の手法を取り入れていくことにしました。

特にオープニングを大々的に出し、且つ新規センター設立のPRに繋げたい意図もあったため、タウンワークの1ページを活用したプランを数パターン用意。
その中で、「タウンワーク1ページ（フリーで作成できる画像付き）」に、タウンワークネット内の表示回数を増やす「サーチローテーション」、Indeedなどの外部サイトからの流入を増やす「アイプラス」「オウンドパック案件ブースト5」を追加したプラン×3回で決定しました。

「大きな原稿＝情報をたくさん入れる」ではありません！

サイズが1Pと大きいので、情報はたくさん入れることは出来ますが、あれもこれも入れて内容が複雑になってしまっては意味がありません。
それよりも、

①インパクトをつける
②打ち出したいメリットと募集内容を記載
③派手な原稿よりもシンプルでスタイリッシュに

の3点に絞り、その中で表現方法を変化していくやり方に決まりました。

オープン日に合わせて細かな情報には変化を！

原稿のコンセプトは決めているので、掲載の途中に原稿の見せ方を大きく変えることはしません。ただし、必ず伝えないといけない情報は更新していきます。例えば最初は「●月下旬オープン」だったところを、後半は「●月●日オープン」とするなど、新たに決まった情報についてはリアルタイムに反映しました。日程が決まれば、求職者は予定が読みやすくなり、より応募数・採用数UPが見込めるためです。

総応募数120名以上、採用数30名(プラス紹介、異動で10名確保)

結果

1ヶ月間の募集期間で、総応募数は120名以上、タウンワークからの採用決定はなんと30名！（この先、面接予定も数名あり）内、オウンドパックからの応募だけで21名と、WEBをきちんと装着したことも大きな効果がありました。

今の時代、紙よりもネット志向が強くなっておりますが、タウンワークの場合本誌だけではなく、タウンワークネットに転載されますし、付随したインターネットのオプションがあります。原稿はあくまでキッカケで、そのキッカケを作る為の導線をどのように張っていくかが重要だと思います。

プラスαの効果

また、1ページというサイズは募集だけではなく、その企業を周囲の方や他の企業に知ってもらう為の広告としても活用できます。そこで会社規模や業務内容を知ってもらうことが、新しい仕事にも繋がる可能性があります。

こんな状況下だからこそ正確な企業情報を！

現在、世界中でコロナが蔓延しており、終息の目処がたっていない状況です。この影響により、国内でも転職を余儀なくされる方が増えております。そんな中、次に転職する際に求職者が期待するひとつの条件に、「こんな状況でも安定している会社」「将来性のある会社」であることが入っています。

今回、お手伝いをさせて頂いた企業様もアルバイト募集でしたが、「2019年度の社員登用実績数、中途社員採用数」など将来性のある具体的な数値を入れました。よりリアルな数字を具体的に表記するだけで、求職者にとっては転職の決め手にも繋がると思います。

まとめ

業種・職種によって応募は集まるが採用が出来ない、そもそも応募が担保できないなど様々な課題はあると思いますが、
・考え方
・やり方
・事前準備
を計画的に進めることで、成功させる手法はいくつもあります。

今後、もし大量募集、またはオープニング募集、期限付き募集などをお考えの際は是非一度ご相談くださいませ。

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