
トラコム社員がお届け!
求人に人気のキーワードを記載することで、求人サイト内で上位に表示され、多くの求職者に求人情報を見てもらうことができます。
今回は「求人で検索されやすいキーワードを知りたい」「人材確保に有効なキーワードの選定方法がわからない」そんな人事担当者さまへ向けて人気の求人キーワードや求人キーワードの選定方法について解説します。
初めて求人原稿を作成する方にも参考になる内容ですので、ぜひご確認ください。
求人キーワードとは、求職者が求人サイトや検索エンジンで仕事を探す際に用いる検索語句のことをいいます。
具体的には「短期」「WワークOK」「未経験歓迎」などがあります。求職者から検索されやすいキーワードを求人に記載することで、原稿が上位表示され、表示回数が増え、応募獲得につながる可能性があります。また、採用ターゲットに合わせた求人キーワードを記載することで、応募者とのミスマッチを防ぐことが期待できます。
求人サイトによっては、予め用意されたキーワードに求職者がチェックを入れて検索をかけることもできます。
そのため、求人サイトに掲載する際は、採用ターゲットが検索しそうなキーワードを設定しておくことも応募を獲得するうえで重要なポイントです。
ここからは、弊社トラコムの営業がおすすめする検索回数が多い『人気キーワード』をご紹介します。
雇用形態によって人気の求人キーワードは異なるため、正社員、アルバイト、パート、派遣社員の4つの雇用形態別に解説します。
「未経験」「事務」「フルリモート・在宅勤務」といったキーワードの検索件数が多いです。そのほかにも、「完全週休2日制」「土日祝休み」「賞与あり」など勤務条件や給与に関するキーワードも正社員の募集では有効的となります。
正社員募集の場合、人気の求人キーワードを知りたい場合は転職サイトを参考にすることもおすすめです。
「高校生OK」「シフト自由」「WワークOK」「カフェ」といったような学生向けのキーワードの検索件数が多いです。
アルバイト採用のターゲット層の特徴として、「アルバイトと両立すべき生活のメインとなる活動」がある人のため、プライベートや学業・副業などと両立できるキーワードを記載することがおすすめです。
「パート=主婦・主夫やシニア層がするもの」というイメージを持つ人が多いことから、「扶養内OK」「ブランク応援」「主婦・主夫」「シニア」といったキーワードの検索件数が多いです。
子育て中の方がターゲットであれば「平日のみ」「週2・3日~OK」「時短OK」などは積極的に入れたいキーワードといえます。
アルバイト・パート採用の違いについてはこちらからご確認ください。
アルバイト採用とパート採用はどう違う?
「日払い・週払いOK」「夜勤」「オープニング」といったキーワードの検索件数が多いです。派遣社員の特徴として、アルバイト・パートよりも時給が高く、短期間で稼げることをアピールできる「短期」「単発」のキーワードも人気があります。またオフィス案件では「駅チカ」、製造・軽作業案件では「空調完備」などの記載も効果的です。
派遣社員の採用効果を高める原稿作成のコツはこちらからご確認いただけます。
派遣社員×ターゲット別の採用効果を高める原稿作成のコツ
主婦(夫)・学生・フリーター・正社員とでは、同じ時期でも仕事探しの動向が異なります。今回は12月の求職者の動向を例に、検索されやすい求人キーワードを属性ごとにご紹介します。
■主婦(夫)
12月は年明けからの勤務開始に向けて情報収集を行うため、「年明け入社」など柔軟に勤務スタートできる求人キーワードがおすすめです。
■学生
冬休みのアルバイト探しが本格化するため、「クリスマスバイト」や「年末年始イベント求人」など、季節に合わせた求人キーワードが有効です。
■フリーター・正社員
冬季賞与支給後の転職を見据えて転職活動を開始する人が増えるため、「具体的な年収例」や「新年度入社」などの求人キーワードが訴求につながります。
1月~12月の年間の求職者の動き方や企業動向についてはこちらの記事をご覧ください。
いつ採用活動すべき?年間の求職者の動き方や企業動向を解説
ここからは人気の求人キーワードを原稿内に記載することのメリットを2つご紹介します。
掲載する求人サイトにもよりますが、求人原稿に人気の求人キーワードを盛り込むことで、関連性の高い求人と判断され上位表示されやすくなります。また、採用ターゲットとなる求職者の検索結果に自社の求人広告が表示されるためマッチ度が高まり、応募獲得が期待できます。
応募者とのミスマッチを減らすことも期待ができるため、「狙っている採用ターゲット層からの応募が来ない」とお悩みの方はぜひキーワードを追加してみてください。
人気の求人キーワードを原稿内に記載すると、求人キーワードを記載しない場合と比べて表示回数(PV数)が増え、クリック数や応募数の増加に繋がる可能性があります。求人原稿の効果にお悩みの人事担当者様は、適切な求人キーワードが原稿内に記載されているか、一度見直しを行いましょう。求人キーワードを追加する前と追加した後で効果がどう変わったかを記録しておくと、今後の効果改善の打ち手に活かすこともできます。
求人キーワードを選定する前に、採用ターゲット・採用ペルソナを設定することが重要です。採用ターゲット・採用ペルソナについては下記で解説します。
採用ターゲットは、採用活動において対象とする求職者のグループ、主に年齢や性別、職種、学歴などの属性で区分されます。採用ターゲットは募集したい職種にあった資格や経験も定めておくとミスマッチを減らすことが期待できます。他にも、備わっていればより良い採用条件を定めておくと、求める採用ターゲットが更に具体的なものになります。
採用ペルソナは、その採用ターゲットの中でも、特に採用したい理想の人物像を具体的にイメージした架空の人物を指します。
採用ペルソナには、採用ターゲットよりも詳しい情報が必要です。つまり、採用ターゲットが大きな枠を示すのに対し、採用ペルソナはその中のより具体的なイメージを表しているものです。
こちらの記事では、採用ターゲット・採用ペルソナ設定について詳しく解説しています。
採用ペルソナとは?失敗しない作り方やテンプレートを紹介
「採用ターゲット」を決める上で大切な3つのポイント
ここからは求人キーワードの選定方法をご紹介します。採用ターゲット・採用ペルソナ設定を踏まえて選定することが重要です。
求人キーワードの選定では、採用ターゲット・採用ペルソナ設定を踏まえ、記載すべき求人キーワードをピックアップします。
求人キーワードの選定ポイントとして、設定した採用ペルソナが仕事を探すときに、「検索するであろう求人キーワードは何か」を考えたうえで求人キーワードを選ぶことが重要です。たとえば家庭と仕事の両立を目指している採用ペルソナに向けた求人キーワードには、「残業なし」「土日祝休み」「有給取得率○%」などが挙げられます。
求人原稿には大まかに下記の5項目があり、それぞれに合わせた求人キーワードを選ぶことが重要です。
職種名 | ・レジなど仕事内容を表す求人キーワードを入れる ・スーパーなど業界や扱う商材を記載する |
交通アクセス(会社情報) | ・最寄り駅や近隣の主要駅があれば記載する ・車通勤OKなどの交通手段を記載する |
応募資格 | ・無資格OK、フォークリフト免許必須など、応募資格を明記する ・高校生OK、学生歓迎などのターゲット情報を入れる |
待遇 | ・交通費支給、賞与あり、社割ありなどの情報を入れる ・資格取得支援制度やまかないなど、働く方にとってメリットになる内容があれば記載する |
勤務条件(働き方) | ・正社員、アルバイト、パート、派遣社員といった雇用形態を明記する ・残業なし、短期、時短など働き方に関する求人キーワードを入れる |
サジェストキーワード機能は、検索エンジンや求人サイトの検索窓でキーワードを検索する際に自動的に表示される検索候補のことです。例えば求人を掲載したい求人サイト・媒体で検索窓に「事務」と入力した際に、「事務 未経験」「事務 正社員 土日祝休み」などの検索候補が出てくることがあります。これらの検索候補は、検索意図に関連するキーワードやフレーズが表示される仕組みとなっているため、採用ターゲットとミスマッチでない限り、なるべく記載することがおすすめです。
ここまで人気キーワードを求人原稿内に記載するメリットや求人キーワードの選定ポイントについてお伝えしてきましたが、求人キーワードを記載する際には、いくつかの点に注意しなければなりません。
求人原稿の質を下げてしまう可能性もあるため、以下の3つの注意点を正しく認識して、求人の効果を高めましょう。
キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)はGoogleをはじめとする検索エンジンで重大なペナルティが課せられてしまいます。
一部の運用型求人広告ではキーワードを羅列することで質の低い原稿とみなされ、上位表示がされないだけでなく、掲載停止などのリスクもあります。
#短期#未経験OK#高時給といったような、キーワードを並べるのではなく、「未経験OKの短期のお仕事!高時給で稼げる」のように、自然なかたちで文章にキーワードを盛り込むようにしましょう。
応募を獲得したいがために、嘘や誇張表現を行うことは求職者とのトラブルにつながる可能性があるため避けましょう。
誇張表現により応募が増えたとしても、SNSや口コミサイトで会社の悪評が広がってしまい、今後の採用やブランディングに大きく影響がでてしまうリスクもあります。
また求人サイトによっては読者クレームにより、求人停止や掲載ができなくなる場合もあるため、キーワードの記載を正しく行うようにしましょう。
求人原稿を作成するうえで表記できないキーワードや表現があります。表記規定に反する場合、応募者とトラブルになることや、掲載不可となってしまうリスクもあるため注意が必要です。
たとえば求める人物像について記載する際に、性別・年齢・国籍・出身・居住・信仰、その方の生活状況やプライバシー、性格などに触れてしまう部分を応募条件とすることはできません。このような表記規定を把握したうえで求人原稿を作成することが重要です。
求人原稿の書き方・表記規定はこちらからご確認いただけます。
求人広告の書き方・表記規定をまとめて解説!効果を上げる原稿作成のコツもご紹介
人気の求人キーワードを用いて作成したキャッチコピーのサンプルをご紹介します。ぜひ自社の求人広告でご活用ください。
こちらの記事では求人広告のキャッチコピーや見出しの決め方を解説しています。
求人広告で効果的なキャッチコピーや見出しの決め方のコツやポイントをご紹介
今回は人気の求人キーワードや求人キーワードの選定方法についてご紹介しました。
弊社トラコムでは、長年の求人広告代理店として培ってきたノウハウにもとづき、採用ターゲットに合わせた求人キーワードの選定はもちろんのこと、効果につながる求人原稿にの作成を行っております。「求めるターゲット層からの応募を集めたい」「他社との差別化を図りたい」等ございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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