
あなたの採用活動を応援!
「Indeedで地方採用はできるの?」と疑問をお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。結論からお伝えしますとIndeed(インディード)は地方採用にも強いです。
本記事では、Indeedが地方採用におすすめの理由と採用を成功させるのためのポイント・採用事例についてまとめています。Indeedを使用した地方採用をご検討中の企業様はぜひ参考にしてください。
Indeedは世界No.1(※参考:Comscore, 総訪問数, 2024年3月 )の求人サイトです。Indeed連携ATS等に求人情報を掲載するほかに、直接Indeed内で原稿を作って掲載することもできます。
また、アルバイト、パート、社員(中途)、新卒、派遣、業務委託など、雇用形態にこだわらずさまざまな募集を行えることも特徴です。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
Indeed(インディード)に求人掲載する2つの方法|無料・有料の違いも解説!
Indeedでの地方採用についてご説明する前に、まずは地方採用の採用市場について紐解いてみましょう。
地方での労働人口が不足する要因に、地方から都市部への転出が進んでいることがあります。 下記図では、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・大阪府・福岡県への転入が多くみられ、地方の人口数減少に影響を与えています。 そのため、地方採用は年々難しくなっていると言えます。
※出典:住民基本台帳人口移動報告 2023年(令和5年)結果/総務省統計局
※参考記事:地方採用を成功させるには?ポイント・採用事例をご紹介
地方で求人募集をした際に、地方の総人口の減少や労働人口の減少に伴い、都市部に比べて1社に集まる応募件数自体が少なくなってしまいます。
また令和6年7月における有効求人倍率は1.24倍で、コロナ禍以降、大きな変動はありませんが求職者の売り手市場が続いています。
そのため地方採用は都市部と比較しても採用難易度が高くなっているのです。
※出典:一般職業紹介状況(令和6年7月分)について/厚生労働省
ここからはIndeedが地方採用におすすめの理由をご説明します。
地方での求人掲載の課題として、掲載エリアが限られていることが挙げられます。また、求人を掲載することができても、エリア・駅設定などが都市部でしか設定することができないなど、求人を掲載しても応募につながらないといったケースが多くみられます。
しかし、Indeedであれば全国どのエリアであっても求人を掲載することができ、地元にお住まいの求職者や地方で働きたいと思っている求職者へ向けて訴求することができます。
Indeedの掲載エリアごとの採用傾向・特性についてはこちらの記事からご確認いただけます。
Indeed(インディード)の掲載エリアは?主要エリアごとの採用傾向・特性を解説
最近では求職者が仕事を探す際に、GoogleやYahoo!といった検索エンジンに「〇〇(エリア) 求人」と入力し、検索するような流れに変化しています。またIndeedの多くの求人はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示されており、地方の場合ですと、都市部と比べて検索結果に表示される求人数が少ないことから地元で働きたいと考えている求職者に求人を見てもらいやすくなります。
Indeedは一覧画面で勤務地の市町村区までを表示させることができ、地元で働きたい求職者へ向けてアピールすることができます。
またIndeedは勤務地エリアごとに分けて求人を掲載することができます。そのため県内で複数の勤務地で募集したい/県外に勤務地があるなど、募集エリアが異なる場合に、地域ごとの特色を原稿に記載することができます。Indeedの料金体系については下記でご説明しますが、掲載エリアが異なる求人原稿を掲載する場合に追加の費用はかかりません。
Indeedは有料掲載と無料掲載*の2パターンがあり、有料掲載の場合はクリック課金型となります。多くの求人メディアの場合、掲載課金型の料金体系で、求人が全く閲覧されていない場合や応募が0件だったとしても一定の掲載費用が発生してしまいます。
*利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用されます。
その点、クリック課金型のIndeedは求人がクリック(閲覧)されるまで費用はかかりません。地方採用の場合、都市部と比較してクリック回数が少ないことから、掲載課金型よりもコストを抑えて採用できるケースがあります。
Indeedの料金体系についてはこちらの記事からご確認いただけます。
Indeed掲載の費用は?クリック単価や課金・チャージの仕組みについて解説
Indeedでは、掲載する求人数や予算などに決まったプランはありません。例えば、掲載スタート時は5店舗で募集を行い、途中で採用が充足した店舗の求人を下げることも可能です。極論、すべての案件が充足してしまったから一度募集を止めるということもできます。このようにIndeedの掲載プランはお客様の採用状況に合わせて設定することができます。
自社に合ったIndeedの掲載プランを知りたい方は下記よりお問い合わせください。
企業様の中にはITの知識がないことを懸念され、Indeedを運用しきれるか心配されるお客様もいらっしゃいますが、お客様がシステムを利用するのは応募の対応時のみです(※Indeedの運用を代理店に依頼した場合)。
求人原稿の作成や予算設定などは代理店に依頼することができます。Indeedの運用に難しい作業はなく、スマホさえあれば簡単に操作ができますのでご安心ください。
Indeed代理店の選び方については下記記事よりご確認いただけます。
Indeed認定パートナーとは?依頼できる業務内容やメリット・選び方
ではIndeedで地方採用を成功させるためにはどうすればよいか、確認していきましょう。
地方で働きたいと思う求職者はどんな人か、採用ペルソナ設計を立てることが重要です。採用ペルソナとは、企業が求める人材を具体的に描いたもののことで、採用のマッチング力をアップさせる効果が期待できます。
地方で働きたいと考えるペルソナの転職理由には、「地方の実家で暮らすため」や「子どものために地方での生活を選ぶ」といった内容が考えられます。Indeedでの地方採用を成功させるには、そういった考えを持つ人物像を思い描き、求人原稿でペルソナに向けて訴求する必要があります。
参考記事:採用ペルソナとは?失敗しない作り方やテンプレートを紹介
次に求職者が地方で働くメリットについても求人原稿で触れるようにしましょう。求職者が地方で働くメリットには、以下のようなものが挙げられます。
せっかく良い原稿ができても、求職者に求人原稿を見てもらえないようでは意味がありません。 ターゲットとなる求職者が検索しそうな職種名や仕事内容・人気のキーワードを原稿内に記載することが重要です。
参考記事:求人キーワードを原稿に記載することで採用率アップにつながる/人気の検索ワードを解説
「Indeedの一覧画面で詳細な市町村区を表示できる」でもご説明したとおり、 Indeedの求人原稿には具体的な市町村区までを記載するようにしましょう。勤務地情報を一覧画面で表示させることで地元で働きたいと考える求職者に訴求することができます。
Indeedをご掲載いただいた方にだけ利用できる機能に「採用市場レポート(労働市場分析)」があります。Indeedの採用市場レポート機能では、「職種」×「都道府県」の月ごとの市場調査を行うことができ、Indeedに掲載している企業がどれくらいか、どれくらいの求職者がいるのか、給与相場はどれくらいかなどの市場感を知ることが可能です。
Indeedの採用市場レポートを活用することで、掲載エリアの採用難易度を知ることができ、自社の求人情報の応募効果を高めることができます。
Indeedの採用市場レポートについてはこちらの記事からご確認いただけます。
Indeedの採用市場レポート(労働市場分析)とは?機能の活用方法を解説
Indeedの掲載では予算を自由に設定することができますが、採用人数や採用難易度に合わせて予算を設定しないと、応募獲得につながらず採用コストが無駄にかかってしまう場合があります。
Indeedの予算は、必要な採用・応募人数を想定し、応募率やクリック単価を用いて逆算で求めることができます。Indeedの予算設定はシミュレーションを行うことができるので、気軽にお問い合わせください。
都市部の求職者が地方企業との転職活動をスムーズに進めることができるように、Web面接の導入がおすすめです。
さらに、Web面接ツールは、時間や場所の制約を受けずに面接を実施できるため、採用活動の効率化やコスト削減に効果的です。面接官と応募者が物理的に同じ場所に集まる必要がなくなり、移動時間や交通費を節約できます。
代表的なWeb面接ツールは以下の2つです。
Indeedを活用した地方採用の成功事例について解説します。
千葉県の安房地域でホテルや高級旅館を複数運営される企業様。中途・アルバイト・パート募集を年間で行っており、全3勤務地での募集を実施。各店舗ごとに、接客スタッフ、調理、清掃などを1職種ごとに原稿を作成しIndeed直接投稿にて掲載を行いました。
従来の求人メディアの利用時より、大幅に応募単価を下げることができました。今までは応募可能性のある母集団形成に苦戦していましたが、Indeed掲載後に応募があったのは近隣に住む方がほとんど。現実的に働ける可能性のある方に、効果的に原稿を届けることができました。
勤務地を明記することで、採用ターゲットになりうる方だけが求人を検索し、流入してくれるので、効率よく応募につながりました。
また、店舗Aの「接客係」は充足したため原稿を一度休止させ、店舗Bの「接客係」へ予算を配分するといったような、案件ごとの予算の振り分けが功を奏しました。
関東圏に100店舗以上のディスカウントストアを展開される企業様。千葉県柏市、成田市、松戸市、富里市、八千代市エリアの5店舗で募集を実施。今までは掲載課金型の求人媒体を利用しており、1回あたりの応募は2~3件、 応募単価は1万~1万5000円程度。店舗により応募のバラつきがあることが課題でした。
1ヶ月間で5店舗の求人を掲載し、応募を33件獲得。応募単価は5分の1程度にまで下げることに成功しました。採用ターゲットである主婦、シニアからの応募を集めることができ、若者世代以外の方もインターネットを使って仕事を探していることが分かり、企業様の採用手法も変化を与えることになりました。
求人メディアへ掲載すると、基本的にはメディアを見ている求職者にしか情報を届けることができません。しかし、Indeedへ掲載すればそれ以上に多くの求職者に原稿を届けることが可能です。
店舗ごとに応募が集まりにくいという課題へは、掲載中に効果を見ながら運用方法を変更しました。具体的には、応募の集まりが悪いエリアのみ原稿の露出を増やし、クリック単価も引き上げることで、流入を増加させました。
本社が東京にある機械メーカー様。東京+全国4拠点で営業職の募集を実施。リクナビNEXTなど全国規模の転職サイトにて50万円程の金額をかけて原稿を掲載するも、東京にばかり応募が偏り、地方拠点の応募が少ないことが課題でした。
1ヶ月のIndeed出稿額を20万円に設定し掲載。4拠点ごとに原稿を分け、各拠点の特色をしっかり記載した結果、合計20応募を獲得し5名の採用が決定しました。採用単価は4万円と大幅に改善することができました。
低コストの運用ながらも拠点別に原稿の訴求を変えることで、地元で働きたい求職者へアピールすることができました。また、生まれ育った地元に貢献したいなど、志望動機もしっかりしている方が多く採用マッチング力をアップさせることができました。
弊社トラコムはIndeedプラチナムパートナーに認定されており、全国各地でのIndeed運用実績が豊富にあります。また、千葉・東京・名古屋・京都・大阪・福岡の6拠点に営業所を持つことから、地域密着型のサポートを得意としています。「地方採用がうまくいかない」「Indeedで地方採用に取り組んでみたい」など、お困りごとがありましたらぜひトラコムにご相談ください。
労働人口不足が続く昨今では、地方採用は難しい現状となっています。そのため、採用母集団の形成や採用マッチング力をアップさせることは地方採用において欠かせません。弊社トラコムは人事・採用のプロとして企業様ごとの採用課題に合わせたご提案・サポートを行っています。採用に関するお悩みはトラコムにお任せください。
年間1万社以上の取引と採用実績から採用課題の解決につながる、現場のリアルな事例やお役立ち情報を発信しております。
記事一覧を見るいつもご利用されている求人採用を見直してみませんか?悩み、ぜひ教えてください!御社の魅力を一緒に考えさせてください!
記事一覧を見る今注目されているGoogleマップやSNS(インスタ等)を活用した集客、インバウンド対策、オウンドメディア企画・運用など最新の集客トレンドやノウハウを発信していきます。
記事一覧を見る媒体活用の採用支援や人材育成に関わるセミナーから研修や集客方法をご紹介するワークショップまで、さまざまな自社開催のセミナー情報をお届けします。
記事一覧を見る