特定の店舗だけ応募がこないのはなぜ？採用難易度の高い店舗募集のお悩み解決方法！

全国展開している企業様ではよくあるお悩みの1つ、「なぜこの店舗だけ応募が来ないの問題」について。他の店舗では応募が来た原稿で掲載しても、なぜかここの店舗では応募が来ない…。本記事では、色々試してもここの店舗だけは応募が来ないといったお悩みを解決する方法をご紹介させていただきます。

なぜ応募が来ないのか。原因を究明するには…

「いつもこの店舗だけ、求人を出しても応募が来ない。お客さんはたくさん来るのに、なぜ求人は応募は来ないの？」と思ったことはありませんか？
担当営業に相談しても、「このエリアはいつも苦戦しますよね。でも他の企業も応募を獲得しづらくて、採用が難しいエリアなので、気長にやっていきましょう」と、このようなことを言われたことはありませんか？

正直に申し上げると、長期に渡り苦戦している店舗であれば、本当に採用難易度が高いエリアの可能性があり、採用まで時間がかかることはあると思います。

しかし私は、「採用難易度が高いエリア」と一括りにして、ただひたすら応募を待つのではなく、「なぜ難しいエリアなのか」と、原因を知る必要があると思っています。その為にはまず、採用できないエリアの特性と、そのエリアに出ている求人情報を把握する事が大切です。

エリア特性について

まず、応募が来ない店舗の周辺は、どんなエリア特性があるかを調査する事をお勧めします。 「都会or田舎」「駅から近いor遠い」はもちろん大事ですが、私は「就業可能人口が多いor少ない」を一番重要視しています。

例えば【東京の永田町駅から徒歩3分】のお店は、採用が難しそうだなと判断します。
その理由は、永田町駅の利用者は、既に違う仕事に就業されている方がターミナル駅として乗り換えで利用することが多く、駅利用者全体で考えると、改札を出ない方が大半ではないかと考えられます。この場合、通学で永田町駅を通る学生やフットワークの軽い条件重視のフリーターを狙うのをお勧めします。

他にも、近隣にターミナル駅がある各駅停車の電車しか止まらない駅が最寄りの店舗や高所得者が住んでいるエリアでは、採用ターゲットや駅導線の工夫が必要です。そのため、まずは一般的に公表されている駅の乗降者数と実際の求人サイトに掲載されている求人数はどうなのかを把握することがポイントです。

同業他社の効果はどうなのか

「こんなに応募が来ないのはうちだけなのかな…」と思ったことはありませんか？給与が低いことが原因だと思い、周辺給与調査を担当営業に依頼した経験のある方も多いと思います。しかし、給与を安易に変更するのは危険ですし、簡単にできることではありませんよね。また自社の給与が平均給与よりも高い場合、応募が来るまで出し続けるという選択肢しかないのでしょうか。

私達リクルートのトップパートナーの営業は、ご出稿頂いた様々な企業様の求人広告のデータベースを閲覧することができます。同エリア・同業種でタウンワークネットのPV数や応募数と比べ、お困りの店舗はどうなのかを比較することができます。これを活用すれば、例えば同業他社の出稿が少ない・多いエリアなのかが判断できたり、同時期に短期の募集が出ていれば、やはり短期募集の方が人気が高いので、効果が一時的に出なかったのではと推測できます。

また、原稿内容で他社との差別化を図ることも大切です。他社にはない待遇や働き方をアピールしたり、アクセス方法を駅から徒歩〇分だけでなく、丁寧に表記しわかりやすくすることで、応募数UPの可能性が高まります。
※原稿内容については担当営業が考えさせていただきます。ぜひお任せください。

他求人サイトに掲載された場合を考える

タウンワークで掲載したからといっても、リクルートの求人メディアのデータだけでは、時に原因を判断できないこともあります。そうした場合は、掲載した求人メディア以外で掲載しているデータも、併せて確認することが大事です。

求職者は複数の求人メディアで仕事を探しているケースが多くなっており、昨今は求人サイトであるIndeedや、求人ボックスやスタンバイなどのアグリゲーションサイトに転載されることも多いです。

例えばタウンワークに掲載された求人の中では自社の募集条件が高時給・好条件だったとしても、他サイトでは結果が異なるケースもあります。複数メディアのデータも併せて比較し、応募が来ない原因を把握した上で、採用戦略を立てましょう。

まとめ

新しい求人サイトが増え、採用手法やサービスもどんどん変化していきますが、本記事でお話させていただいたように、まずエリア特性について、募集条件や効果を周辺と比較し、原因を探ることは必要不可欠です。私も日々上記のような調査をしていますが、正直手間と時間は正直かかります。一度担当営業に聞いたり、依頼・ご相談いただくことをお勧めします。

複数店舗を管轄している方や、全国展開されている企業の採用担当の方は、一度はぶつかる壁だと思います。もしうまくいっていない店舗や、長期に渡り改善策が見出せていない課題店舗がございましたら、是非ご連絡いただければと思います。